クリスマスにサンタが来るのはなぜ?サンタクロースとプレゼントの由来


「どうしてクリスマスにサンタさんが来るの?」

サンタさんのことを子どもに説明するのって難しいですよね。

・クリスマスの由来
・サンタクロースの起源
・サンタクロースが子供たちにプレゼントを持ってくる理由を

小さな子どもにも わかりやすい言葉にしてみました。

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クリスマスにサンタが来るのはなぜ?

クリスマスの由来を子どもに話すときは、できるだけ優しい言葉を使って、クリスマスの持つ意味合いを壊さずに説明したいですね。

説明の中に「キリスト」を入れるものと入れないものの二つを考えてみました。

キリストを含めて説明する場合

クリスマスは「イエスキリスト」という人の お誕生日です

イエスキリストは、ずっとずっと昔の人で「おうちの人やお友達を大好きだと思ったり、困っている人にやさしくすることが大事ですよ」という事を世界中に教えた人です。

なので クリスマスにはイエスキリストのお誕生日をお祝いして お部屋を飾ったり、ご馳走やケーキを食べたりします。

大好きな人にはプレゼントを贈ったりもします。

小さな子供のところにはサンタさんがプレゼントを届けてくれます。

キリストを含めないで説明する場合

外国のクリスマスはもうすぐ新しい年になるお祝いです。

お部屋を飾ったり、ご馳走を食べたりします。

大人たちは お互いにプレゼントを交換したりします。

小さな子どもにはサンタさんがプレゼントを持ってきてくれます。

サンタさんは 「みんな良い子にしているかな」「悲しかったり、さみしかったりしていないかな」って いつも遠くから みんなのことを見守ってくれています

サンタクロースの由来

サンタクロースには 実はモデルになる人物がいます。

サンタクロースのモデルは?
サンタクロースは4世紀に実在したニコラウス司教がモデルになっているといわれています。「セント・ニコラウス」が「サンタクロース」に変化したという事です。

「ニコラウス司教は貧しくて困っている人の家に金貨を投げ入れ、その時暖炉に下げていた靴下に金貨が入った」という話が プレゼントを靴下に入れる起源になっています。

サンタクロースの赤い服の由来は?
赤い服・赤いナイトキャップ・白いひげ、という現在のサンタクロースのイメージデザインは1931年のコカコーラ社がキャンペーンで使ったものです。コカコーラのポスターやCMが世界に行きわたるのと一緒に大きな体の陽気で優しいサンタさんのイメージも世界に広がっていきました
1957年に「国際サンタクロース協会」がグリーンランドに設立されました。そこの試験に通ると「公認サンタクロース」になれます。「公認サンタクロース」は長老サンタのお手伝いをして、福祉施設や病院を訪問する活動をします。日本にも「公認サンタ」さんがひとりいます。

もし 子供にサンタクロースの由来を説明するなら

サンタのモデルは 昔 教会でみんなにお話しをしたり 困っている人を助けたりしていた「セント ニコラウス」という人です。
靴下にプレゼントを入れるのは その人が 困っている人の家に お金を投げ入れたら たまたま暖炉のそばに干していた靴下に入ったからです

という感じの説明になるでしょうか。

クリスマスになぜプレゼントをするの?

12月25日はイエスキリストの誕生日
それがクリスマスです。

その前日はキリストの誕生日の前日。
クリスマスイブと言われます。

キリスト教の教会ではクリスマスのミサをします。ちなみにカトリックの教会でミサの時にサンタクロースの話をすることはありません。12月25日はイエスキリストが生まれた日という意味合いしかないです。

クリスマスには 実はいろんな説があって、宗派によって「キリスト誕生の日の解釈」や「祝う日の定義」が違います。イエスキリストが生まれたのは実際には春か秋ではないかという説もあります。国によってもクリスマスの祝い方は違い、クリスマス前夜とクリスマスだけを祝う国、12月25日~1月6日をクリスマス週間として過ごす国もあります。アメリカなど多民族、他宗教が供に暮らすことの多い国では あえて宗教色を出さないようにするために「クリスマスツリー」という言葉を使わずに「ホリディ―ツリー」という呼び方をしたりもします。

つまり歴史の流れの中で新しい年を迎える期間キリスト生誕の話の融合が行われ、そこに商業的な後押しが加わって「サンタクロース」がクローズアップされてきたのが今のクリスマスだといわれています。
 

一般的には多くの国では

クリスマスとかクリスマスウィークというのは年末年始の期間のことを言います。

12月24日ごろから学校も仕事も休みに入って

家の飾り付けをして

家族でご馳走を食べたりプレゼントの交換をして過ごすことが多いです。
 

日本のお正月と同じ感じですね。

クリスマスツリーは門松
クリスマスリースはしめ縄飾り
クリスマスのご馳走はおせち料理
そして
クリスマスプレゼントはお年玉

もともとお正月を祝う習慣がある日本でクリスマスをすると、だぶって年末年始をお祝いしてしまうような感じになってしまいますね。

大物の寄せ植えも2倍
玄関の飾り付けも2倍
ご馳走を作るのも2倍
そして
プレゼントやお年玉にかかる金額も2倍

「お正月があるんだからクリスマスは必要ない」というのも正論なんですが

でも 喜ぶわが子の顔が見れるなら。。。とサンタさんは毎年やってくるわけですね。

喜ぶ顔が見れる回数は 多い方がいいに決まってますよね(*^_^*)

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おわりに

クリスマスとサンタクロースについての記事でした。

年末年始のウキウキ感は子どもの楽しみ。プレゼントだけではなく いつも忙しいパパやママと過ごせる時間は特別なものです。素敵なひと時をお過ごしください。

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