試験当日の朝ごはんで絶対にしてはいけないこと。昼食と試験前日の食事で注意すること。

試験当日の朝ごはん
今まで頑張ってきた受験生が、いよいよ迎える試験当日。

美味しいものを食べさせて送り出してあげたいのが親心ですよね。

受験生の朝ごはんには、どんなものがいいのでしょうか。

またお昼ごはんにはどんなものを用意してあげたらいいのでしょうか。

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試験当日の朝ごはんで絶対にしてはいけないこと

試験当日の朝ごはん

試験日の食事には、納豆がいいとか、ビタミンBと野菜をとると頭の働きがよくなるから豚汁がいいとか、パンよりもご飯だとか。

色々な情報がありますが、試験直前にいきなり食べても、突然結果が変わることは ないような気がします。

それよりも 絶対にしてはイケナイことは

子どものペースを乱すことです。

いつも食べないものがいきなり出てきたり、あまり好きでもないものを強要されても、子どもも困ってしまうのではないでしょうか。

試験当日の朝食は、いつもと同じものを同じように食べるのが一番です。

 

食後は、消化のために胃に血液が集中しますので、少しぼーっとして眠くなります。この時間が、およそ2時間と言われています。

試験に集中させるためには、

例えば 試験が9時半開始なら7時半までには朝食を終えておくと、消化も終わって試験に集中できる状態になっています。

少しお腹が減っているほうが、集中力がアップしますので、食事の量はいつもより控えめにしてください。

脂っこいものは、消化に時間がかかりますので避けてくださいね。

テストの日の朝ごはんに食べるといいもの
農林水産省のホームページには

脳の唯一のエネルギー源はブドウ糖で
朝食を抜くと脳のエネルギーが不足して集中力や記憶力が低下する

と書かれています。

いつもは時間に追われて食事が不規則になりがちな受験生のお子さんも入試当日の朝ごはんだけは きちんと食べさせるようにしてください。

「脳の唯一のエネルギー源」のブドウ糖が含まれている食品としては
砂糖・果物などの甘いもの・ご飯・パン・麺類・いもなどのでんぷんを含むものなどがあります。

ぜひ デザートに果物や蜂蜜を加えたバナナなどを添えてあげてください。

水分も脳の働きと とても深い関係があります。試験前に水分を取ると集中力が増したり成績がアップするという研究成果もあります。ただし理由については 「体内の水分が増えると脳の血液の循環も量も増えるから」とか「水分が不足するとホルモンのバランスが崩れるせいだ」とか言われていますが はっきりした仕組みはまだわかっていないようです。( 水分を十分に補給することで認知症になりにくくなるということも 最近頻繁に話題になっていますね)

特にセンター試験や二次試験があるのは寒さの厳しい時期です。暖かい具入りのスープやお味噌汁なども テストの日の朝食メニューに加えてみてください。

くどいようですが おなかが一杯で眠くなった、なんてことにならないように量は控えめにしてくださいね

二次試験の時の朝ごはん

二次試験の場合は、前日から大学近くのホテルに宿泊して受験するケースが多いと思います。

その場合、朝食がバイキングになっていると、食べる量の調節がしにくいかもしれません。本人が食べれるだけでいいのですが、環境が違うと…

あまり食事がのどを通らなかったり(普通です。食べれないくらいでちょうどいいです)

逆につい食べ過ぎてしまうかもしれません(試験の日の朝からたくさん食べれるなんて精神的に安定している証拠です。素晴らしい!!)

基本的には、こちらもいつもと同じくらいか、少な目がいいので、前もって「試験前の食事は少し控えめに食べるように」アドバイスしておくといいかもしれません。

くどくならないように軽くサラッと伝えてくださいね。

余談ですが、入試の前泊に親が同行するかどうかについてちょっと触れておきますね。

最近は入試が行われている間の親御さんの控室の用意をしたり説明会をする大学もあります。また、子どもが試験を受けている間、親は不動産関係の資料を見たり大学生協や食堂などを見ておくこともできます。ちょっと大学周辺の様子を見て歩くのもいいかもしれません。

もちろん一人で受験会場に来ている子どももたくさんいます。
受験する子供のストレスをできるだけ少なくするように本人と相談して決めてくださいね。

試験当日の昼食で集中力を持続させるには

さて、受験生のお昼ごはんですが、何度も模試を受けていると、子どもも自分のペースができてきますので、子どもの注文にこたえる形で準備してあげれば十分です。

もし、お弁当を作る場合は

・食べなれたもの

・食べやすいもの

・消化のいいもの

にしてください。

大学受験の昼食は栄養のことは考えなくていいです。

パクパク食べれて、カロリーと水分の補給ができれば十分です。特に午後は、食べ過ぎると集中力が途切れますので、量は控えめに。
おにぎりだけ。菓子パン一個だけ。カロリーメイトだけ。なんて子どももいるようです。

学校のバスなどでセンター試験を受けに行く場合はバスの中で食事をするケースがあります。その場合二段重ねのお弁当箱はちょっと食べにくいので、一段だけのお弁当にしてあげたほうが食べやすいです。

疲れているときは甘いものが食べたくなりますので、チョコレートや飴を少しだけ持たせておくのもいいですね。

大学入試の昼食メニューはなんでもいいんですが、メッセージ入りのお菓子をつけるとか、ご飯の上に一言「ファイト!」なんて海苔でデコレートするとかはうれしいみたいです。モチベーションって大事ですよね。実力以上のものが発揮できたりしますから♪

「応援してるよ!」の気持ちをうまく伝えてくださいね(*^_^*)


試験前日の食事にトンカツがダメな理由

「ビフテキにトンカツ」で「テキにカツ(敵に勝つ)」は、スポーツの試合の前によく言われることです。

もちろん、本人がお肉大好きで、日頃からいつもお肉!なら別にかまわないと思います。

「今晩何食べたい?」(何でも作ってあげたい親心)

「肉がいい!」(よっしゃ!今日も肉が食える!という元気な胃袋の持ち主の心の声)

本人が好きなものを食べてテンションが上がるならそれが一番です。
ただし

食あたりの心配があるので、なま物は絶対に避けてください。

また、試験直前は、胃腸の働きが悪くなっている子どももいます。日頃は大丈夫でも試験前日に揚げ物を食べたら、もたれてしまって眠れなかったということもあるようです。

試験の前日のメニューに迷っているなら、

「食べなれたもの」「食べやすいもの」「消化のいいもの」にしてください。

…上に同じことを書いてますね。

 

理想は、脂身の少ない肉や魚・野菜の煮物・味噌汁・ご飯ですが、そういうメニューが嫌いなら、無理に食べる必要はないので。好きなものを食べさせてあげてください。

そして、特別なごちそうは試験が終わってから みんなでゆっくりと食べるようにしたらいいと思います。

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まとめ

ちなみに我が家の娘に聞いたところ「試験の日の朝ごはんや昼ごはんの記憶なんてない!」ということです。

なんでもいいのでサッサと食べて「心を落ちるかせる」とか「暗記する」とか、その子なりの試験に備える時間が多く取れるようにしてあげた方がいいような気がします。
 

でも もしも、朝食を食べ過ぎたかも、とか、夕べ油っぽいものを食べさせてしまった、なんてときも、あまり気にしないでくださいね。

大きな試験で緊張している子どもは、少々油っぽくても、食べ過ぎても、影響ないくらい試験に集中してるはずです。

親がくよくよすると雰囲気が伝わってしまいますので、終わったことは気にしないで 若い力を信じてあげてくださいね。
 

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