豆まきの由来を絵本で。子供向きの簡単なお話と鬼の意味を説明した本も。

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季節の行事を小さい子供に説明するのは、とても難しいですよね。

なぜかというと、それが今とは違う生活の中で培われたものだからではないでしょうか。

こんな時に便利なのが絵本ではないかと思います。

節分に関する絵本を何冊かピックアップしてみました。

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豆まきの由来を絵本で読み聞かせ

保育園や幼稚園の子どもに読み聞かせる感じの絵本を選んでみました。(横に書いている数字は読み聞かせ時間の目安です)

まず、節分の由来を説明した絵本2冊からいってみたいと思います。

せつぶんだ まめまきだ 教育画劇 桜井信夫作 赤坂三好絵 8:30

なぜ節分で豆をまくのか、わかりやすく解説した絵本です。

「鬼は病気や天災・人災の象徴で、無事に一年を過ごせるようにと豆をまいて鬼を追い出す」ことを丁寧に説明している絵本です。絵本ですが 小さな子どもには少し難しいかも…

おなかのなかにおにがいる ひさかたチャイルド 小沢孝子作 西村達馬絵 5:00

どんな子どもの中にも「悪い鬼」がいて、豆まきをすることでそれを追い出すというストーリー。

子どもにもわかりやすい豆まきですね。

でも、もともと「鬼」が病気や天災・人災の象徴で、それを追い出して幸せな一年を送れますようにというのが節分の豆まきなら、この話は、とてもそれに近いのではないかと思います。

鬼の顔もユーモラスです。節分の後も、おなか中の鬼の話が広がりそうだし。とてもおすすめの絵本です。

豆まきの由来を小さい子のために簡単にお話しするなら

由来というよりも「なぜ豆をまくのか?」に重点を置いて、「鬼を退治するために豆をまくんだよ」という答えに行きつくような絵本です。

小さな子供に説明するにはこちらのほうがいいかもしれません。

なきむしおにのオニタン ひさかたチャイルド 上野与志作 藤本四郎絵   6:30
鬼なのに泣き虫のオニタンは、「豆をぶつけられると泣き虫が治る」とお父さんに言われて、豆をたくさんぶつけてもらうために人間の国へ行くことにする。

豆まきで「鬼は外」って言っても罪悪感を感じないで済みますね

まめまきこびとのおはなし 童心社 まついのりこさく 4:30

かわいらしいこびとさんが、豆まき用の豆を炒ってお友達の動物さんに分けてあげます。

鬼は出てきますが、絵もストーリーもかわいらしく、簡単に退治できるので、こわいのが嫌いな子どもや寝る前の読み聞かせに使っても大丈夫な感じです。

まゆとおに 福音館 富安陽子文 降矢なな絵 10:00

鬼が食べようとした小さな女の子「まゆ」は やまんばの娘。大きな鬼も抱えて運んでしまうくらいの力持ち。

元気な「まゆ」に振り回された鬼と「まゆ」は、最後は友達になります。

パワフルな女の子の楽しいお話です。「まゆ」みたいにパワフルな豆まきができるかも。

まめのかぞえうた すずき出版 西内ミナミ作 和歌山静子絵 2:30

まめを蒔いて、芽が出て、花が咲いて、実を収穫して、炒って、節分に撒いて、年の数だけ食べる、を数え歌にしています。

短時間で読めるし、わかりやすいです。まめ視点(?)の節分というのが面白いと思います。裏表紙の鬼さんもいい感じです。


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節分の鬼の意味をきちんとお話したいなら

鬼が出た 福音館 大西廣文 梶山俊夫ほか絵 28:30

「鬼」は、もともとなんだったのか。日本にはどんな「鬼」がいるのか。日本人の生活の中で「鬼」はどう位置づけられていたのか。「鬼」についてのさまざまな知識が盛り込まれています。国宝の木彫や屏風絵など、日頃見慣れない写真が豊富にのせられています。小学校高学年の子供が夏休みの自由研究にしてもいいくらいの内容の本かもしれません。

鬼が出てくるお話

節分のお話ではありませんが、鬼が出てくるお話もいくつか挙げておきますね

だいくとおにろく 福音館 松居直再話 赤羽末吉画 6:00
何度 橋をかけても流れてしまう川に橋をかけることになった大工が、困って川を見ていると、鬼が出てきて、橋をかける代わりに大工の目玉を要求するが、鬼の名前を当てることができたら許してもらえることになった。大工は、森をさまよっているうちに鬼の名前を知ることができます。

こわいけれど愛嬌のある鬼が出てきます。鬼の怖さとそれに対峙する勇気が伝わって節分に読むにはちょうどいい物語だと思います。

鬼の首引き 福音館 岩城範枝文 井上洋介絵 7:30
鬼に捕まえられた若者は、鬼の娘に食べられることになります。人間を食べるのが初めての鬼の娘(箱入り)に、なんとか人間を食べさせようとする鬼(親ばかっぽい)。そして、力と知恵でそれをかわそうとする若者。読んでいて楽しいお話です。上手な人が読んだらめちゃくちゃに盛り上がりそうな気がします。

人間を食べる鬼なので、怖いはずですが、何となくユーモラス。豆を投げたらキャーキャー逃げてくれそうな鬼です。楽しい節分を演出するにおすすめです。

せつぶん 講談社 もとしたいづみ文 野村かたあき絵 7:30
狂言を絵本にしたものです。怖くてずうずうしい鬼が途中で泣き出したり、弱々しい女の人が途中からしたたかになったりします。ちょっと色っぽい部分もありますので、下読みしてから読み聞かせすることをおすすめします。

最後のほうで女の人がむやみやたらに「おにはそと」を連呼して鬼を追い出します。豆まきの前に読んだらテンションがあがるかも、の一冊です。

まとめ

鬼が出てくる絵本と言えば、「おにたのぼうし」や「泣いたあかおに」がすぐ出てくるところです。私も大好きな話ですが、この手の絵本を読んだ後に「鬼は外!」は、ちょっとツライので、省きました。

でも、そのほかの本でも、鬼はそれほど悪くは描かれてはいないですよね。(あまり怖いと子どもが泣いちゃうし…)

どのお話も こわくないけど、退治してもいい感じの鬼に仕上がっている。絵本ってすごいですね 。

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