秋芳洞の入り口の違いと所要時間。秋芳洞を歩くときに注意すること。

秋芳洞入口
山口県美祢市秋吉台にある秋芳洞は、日本最大規模の鍾乳洞だと言われています。

観光コースは、1キロもありますが、鍾乳石や石筍の醸す雰囲気も様々で飽きること無く散策できます。

現世を忘れてしまいそうな神秘的な空間です。

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秋芳洞の入り口の違いは?

先日、家族で山口県をドライブしました。いつもの行き当たりばったりのドライブですが、夫の提案で美祢市の秋芳洞に寄ってみました。

秋芳洞の入り口は3ヶ所あります。
 

◆秋芳洞正面入口
美祢市から行くと秋芳洞正面入口側に着きます。駐車場に車を停めて、お土産物屋さんがズラリと並ぶ「商店街」を歩いて行きます。

お土産物屋さんには、石の加工品や民芸品が並んでいます。特産品のごぼうを使ったうどんもあります。

(トンボ玉を見つけて、フラフラと近づこうする私は、娘にガッシと捕獲されてしまいました。トンボ玉好きなのに~(T_T))

 

結構長い商店街を抜けると、正面入口案内所に着きます。

ここで料金を払います。料金は大人と高校生1200円。中学生950円。小学生600円です。
※2015年8月現在

当日限り有効で券を提示したら再入場できます。

料金所を抜けると急に空気が変わる感じです。しっとりと冷たく澄んだ空気で、吸い込むと浄化されるような感じ。

そこから、又少し歩いて、鍾乳洞の入り口に着きます。

 

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橋を渡って入っていきます。

 

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指輪物語の世界ですね。濡れたスロープや階段を登っていきます。

 

はいってすぐの場所には「冒険コース」が用意されています。チャレンジしたい人は、コース内で300円払って、懐中電灯を借りて、穴をくぐったり、はしごを登ったりします。

そこからさらに、階段をのぼったり、平坦な場所を歩いての繰り返しです。

 

◆エレベーター入口
コースの真ん中ほどに「エレベーター」があり、地上に出られるようになっています。こちらから地上に出て5分ほど歩くとカルスト台地の展望台に着きます。

最後のマリア観音まで行くと、その先はトンネルになっています。「3億年のタイムトンネル」という名前です。左右の壁にはジブリ風のイラストが並んでいます。

こちらもずっと上り坂のスロープです。上り坂のせいか結構長く感じます。

 

◆秋芳洞黒谷入口
スロープを5分ほど歩いて、トンネルを抜けると黒谷入り口です。こちら側にはお店が一軒だけです。椅子がありますのでソフトクリームを食べながら休憩ができます。

 

秋芳洞の見学所要時間は?

観光コースは、およそ一キロです。写真撮影をしながらのんびり歩いて行くと、40分ほどかかりました。

我が家はエレベーターを利用せず、ひたすら歩きました。エンエン続く上り坂でちょっと息があがりました。(私の体力がないからです。娘と夫は全然平気でした。)

さて、

出口には我が家の車はありませんので、出発地点まで戻らないといけません。

黒谷入り口から正面入口までは、バスもありますが、15:25の最終のバスが行ってしまったあとでした。

案内書のお姉さんが、車の場所に戻る方法は

・鍾乳洞の中をもう一度戻る(往路40分だったけど復路は下り坂だし、写真も撮らないから25~30分でしょうか)

・地上を歩いて戻る(2キロほどあるそうです)

・タクシーで戻る(1000円くらいと言ってました)

のみっつです、と教えてくれました。

もう歩く気力はなかったので、タクシーを使って元の場所まで戻りましたが

「黒谷入り口から正面入口まで歩いて、タクシーで戻った方が、下り坂を歩くだけだから楽だったな~」とか、「最後の『3億年のタイムトンネル』は見なくていいから、マリア観音で引き返すという方法もあったな~」とか、超短時間家庭内反省会を思わず開催してしまいました。

秋芳洞を歩くときの注意は?

とにかく、足元が濡れていることと、結構な距離を歩きますので、歩きやすい靴で行ってくださいね。←若い人は気にするレベルではないとは思います。

秋芳洞は、一年を通して、温度は17度です。暑い季節はひんやりと気持ちよく、寒い季節なら、暖かく感じます。なので、服装にはあまり気を使わなくていいと思います。

観光地に行くときの不安のひとつに、小さな子供は退屈しないだろうか、というのがあると思いますが、私達が見た限りでは、小さな子供も充分楽しんでいたようです。

暗くて、階段や坂があって、ちょっとした探検家気分でしょうか?ママを置いてドンドンいってしまう子どもをなん人か見かけました。

また、車いすの場合は、正面入口からしばらくの距離がスロープになっていて、そこまでなら行けるようになっていました。

トイレは、鍾乳洞の中にはありません。各入り口や駐車場にありました。すべて車いすでも使えるようになっていました。

秋芳洞の読み方は?

秋吉台は、山口県美祢市(みねし)にあるカルスト台地のこと。カルスト台地と言うのは、石灰岩などで形成されている台地のことです。

秋吉台のカルスト台地は、地表に石灰岩がたくさん点在していて、特別天然記念物と国定公園に指定されています。

その秋吉台の真下にある鍾乳洞(しょうにゅうどう)が「秋芳洞」です。

読み方は「あきよしどう」です。「しゅうほうどう」ではありません。

「秋吉台」の一部にあたり「秋芳洞」も特別天然記念物に指定されています。

 
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まとめ

秋吉台には、大きな木がありませんので、紅葉とは関係がなさそうですが、秋になるとススキやチガヤが、黄金色に色づき、見事な「草紅葉」を見せてくれます。

カルスト台地の岩が点々と見える秋吉台は、秋のドライブコースとしても素敵ですよ。

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コメント

  1. 竹野内浴衣 より:

    すごく参考になりました。1kmの秋芳洞を抜けた後に元の駐車場へ戻る方法が観光案内を見てもはっきり分かりませんでした。ありがとうございます。

    • yayoi より:

      竹野内浴衣様。こちらこそコメントありがとうございます。

      このブログが誰かの役にたったんだな、と実感できるコメントって本当にうれしいです。テンションが上がります。

      楽しい観光ができましたでしょうか。秋芳洞 素敵なところですよね。

  2. 加納 より:

    こん今週末夕方埼玉から車で向かい、ひと休み出来るか出来ないかで(汗)開場と同時に入るつもりです。
    睡眠不足のなかの観光なので、無難なコースを選んで挑みたいと思いますo(^o^)o

    とても参考になりました♪
    ありがとうございました(*^^*)

    • yayoi より:

      加納様 コメントありがとうございます。

      埼玉からですか!?睡眠不足とのこと。気を付けていらしてくださいね。

      山口は今週末はお天気もよさそうです。楽しい観光ができますように。

  3. 吉村 より:

    車椅子の入場はできますか?

    • yayoi より:

      吉村様コメントありがとうございます。私が行ったときは車いすでの入場はできました。正面入り口(商店街がある方)から入れるようになっていました。正面入り口から入ると商店街を観光したり橋を渡るまでの雰囲気を感じることができます。入口から入って車いすで行くことができるのは最初の5分くらいのところまで(このあたりは はっきりしません。すいません)で、そこから引き返す感じでしたが100枚岩という有名な場所が見れます。

  4. yayoi より:

    追記です。秋芳洞に行った時に実際に車いすで観光されているかたをみかけました。

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