受験生の親が絶対に言ってはいけない3つの言葉と親の心得

受験生親言ってはいけない
大学受験を控えて、子どもも親もピリピリしてくると、普段何気なく口にしていた言葉も ココロに突き刺さる刃物になることがあります。

傷つけるつもりもないのに、傷いてしまった我が子の顔を見ることは、とてもツライものです。

まして、「うるさい」と言われたり、喧嘩になったりして、親子の関係がぎくしゃくするのも、できるだけ避けたいものです。

あまり神経質になる必要はありませんが、ちょっとだけ気に留めておいてくださいね。
 

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受験生の親が絶対に言ってはいけない3つのこと

よく学校の先生は受験生の親に、「試験がおわって帰宅した子供には、その結果を聞かないでください」と言います。

「試験どうだった?」ってやつですね。

結果が気になって、つい聞いてみたくなりますが、試験が終わって、全力を使い果たして、クタクタになっている子どもは、もう試験のことなんか考えたくもないですよね。それに正直なところ、どうだったのかは自己採点してみるまではわからないんです。せめて、試験が終わった日の夜くらい、色々忘れてのんびりしたいのではないでしょうか?

受験生の親御さんは、きっと何度も言われると思いますが、再度受験の禁句として覚えておいてくださいね

試験が終わったあとに「どうだった?」と聞かない

さて、それでは本題の受験勉強中の子ども、「受験生」に絶対言ってはいけない3つの言葉にいきたいと思います。

1.「大丈夫?」と聞く

「大丈夫だよ」という返事をもらうことで、親のほうが安心したいのではないでしょうか?(私もそんなときがあります)優しい子なら「大丈夫だよ」って答えてくれるかもしれませんが そんなのわかるわけないです。

心配なのは誰よりも受験生本人です

2.「頑張って!」

「頑張って!」は、とってもよく使う言葉ですが、使い方の難しい言葉のひとつだと思います。

睡眠不足と闘いながら限界まで頑張っている受験生に、さらに「頑張って!」と言っても本人ツライだけです。プレッシャーもかかってきますので、かえって逆効果です。

「こんなに頑張っているのに気がついてくれてないの?」って気持ちになる子もいます。

この時期はもう少し違う言葉ではげましてみませんか?

でも、本人が元気で前向きに「ガンガン行こうぜ」状態の時なら、明るく「頑張って!」と応援して、追い風を送ってあげてください。

3.「もし落ちたら…」「ダメだったら…」

最後の追い込みをしている受験生の「やる気」を根こそぎ持って行ってしまうような言葉です。

受験期間は、誰よりも親御さんが、受験生の力を信じて、あげてください。

もちろん、本人の希望と違う方向の期待は、くれぐれもしないでくださいね。

(受験生に対する言葉かけが気になるような親御さんなら、まず心配無いですよね)

受験生の親はどんな言葉をかけたらいい?

では、どんな言葉をかけてあげたらいいのでしょうか

それとなく褒める

頑張っている所、伸びているところに気づいてあげる。

そして、それとなく(ここ大事!試験に出ますよ!そ・れ・と・な・く・です。「アカラサマに」とか「わざとらしく」はダメです)褒めることです。頑張っていることを認められるとうれしいし、もっと頑張ろうって「やる気」が出ます。

態度でしめす

栄養を考えたお弁当を作ってくれた。いつも美味しくて消化のいい夜食を用意してくれていた。夜遅く帰宅すると、すぐ食べれるように温かい食事が用意されていた。手作りのお菓子をよく作ってくれた。…食べ物の記憶は、なぜか鮮明に残ります。

また、毎朝早くから付き合ってくれたとか、 黙って毎日送り迎えしてくれたとかとか、自分の為にしてくれるさりげない気遣いが、嬉しくて心が暖かくなって、ストレスが和らいだりするようです。

頑張っているのは自分だけじゃない

親が、こどもの為に働いている姿、何かにひたむきに頑張っている姿は、素晴らしいお手本です。お弁当を作れなくても、送り迎えが出来なくても、頑張っている親の姿を見たら、子どもは頑張ろう!って思うものです。

受験生の親の心得は?

受験生の親御さんの心得として他にどんなものがあるでしょうか?NG集をまとめてみました。

「言われて嫌なことは言わないで!」

・「試験まであと●●日ね」は禁句。学校でさんざん言われています。

・成績の下がっている部分をわざわざ指摘するのもほどほどに。本人は、痛いほどわかってます。

・理由を聞いたり責めたりするのもダメです。「どうしてこんな点を取ったの?」なんて聞かれても答えようがないです。

「勉強の邪魔をしないで!」

勉強している時に、やたら話しかけるのはNG。大騒ぎで遊んだり、話したりも できたら控えてくださいね。

「指図しないで!」

「勉強しなさい」とか「遊んでていいの?」(パソコン・ライン・漫画)とかもちろんNG(かえって勉強するのがイヤになります)。息抜きは必要です。

もし言いたいときは「勉強につかれた頃にお夜食を持って行くけど何時頃がいい?」とか、遠回しに。

「昔の知識しかないのに、色々言わないで!」

昔と今では、状況が違います。何かをアドバイスしたいなら、まず今の状況をきちんと調べてからにしてください

「とにかくそういうの全部イヤ!」

・恩着せがましくお金の話をしたり

・志望校の悪口を言ったり、他の学校を褒めたり

・友人や兄弟と比べたり

・家族の悪口を言ったり(特に夫婦の仲が悪いと子どものストレスは半端無いです)

なんだかキリが無いですが、要は家庭の中が気持ちのいい状況なら、何も問題はありません。

ご両親が笑顔でいられるようなご家庭なら、あえて気にすることは何もないと思います。

 
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まとめ

我が家の長女は小心者の心配性なので、受験生だった頃は、「大丈夫大丈夫」とぎゅっと抱きしめてあげたことが何度もあります。何かしてあげたい気持ちがあっても、してあげれることなんて、あんまり無いものだなってつくづく思ったものです。

試験の結果は聞いたらダメと書きましたが、子どもが、自分から話すようでしたら、その時は真剣に話を聞いてあげてくださいね。そして そういう時は ひたすら「聞き役」に徹してください。

どんな時でも 悩みや心配は、誰かに話すことで減らすことが出来ますから、ほんの少しでいいので、親子で話せる時間も持てたらいいですね。
 

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コメント

  1. 匿名 より:

    こういうことを考えてくれる親がいる子がすごい羨ましいです。
    私は今受験生ですが、ほとんどの項目に私の親は引っ掛かっていました。

    ほんとすごいストレスとプレッシャーなので、このサイトを見ている保護者の方だけでも子供を優しく見守っていてあげてください。

    • yayoi より:

      匿名さん こんにちは。

      何か気の利いた返事ができたらいいんだけど 何も思いつきませんでした。ここの管理人はポンコツです。でも匿名さんを応援してます!

      最近寒くなってきたので暖かくして温かい飲み物飲んでちょっとだけでもゆっくりしてくださいね。

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