だるまの目を書く順番を間違えた。合格祈願の場合はどうしたらいい?

だるま
大学受験期間って 気持ちの持ちようとかモチベーションがとても大事。そして普段よりも 占いやおみくじの結果や、縁起などが気になったりもします。

そんなときに うっかり だるまさんの目を反対から書いてしまったら ショックですよね。

だるまの目の入れ方を間違えた場合はどうしたらいいのでしょうか。

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だるまの目を書く順番は?

最初にだるまの起源を簡単に説明しますね。

だるまのモデルは達磨大師。インドから中国に禅宗を広めた人です。達磨大師は9年間座禅を続けて手足が腐り落ちてしまったという伝説があります。もちろんこれは「伝説」です。実際は「壁のようにゆるぎない境地で真理を観ずる禅」をしていたということです。

置物やお守りとして売られているだるまには、黒目のあるものがほとんどですが

願掛け用のだるまは 目が描き込まれていない状態で売られています。

こういう目のない「願掛けだるま」は 選挙、受験、試合などで よく使われます。

願かけをするときには 片方の目を書き入れ、願いが叶ったら もう片方の目を書き入れます。

だるまに目を入れることを「開眼」とも言いますが、

願い事をしっかりと決めて
向かって右側(だるまにとっては左目)の目を入れる

願いがかなったら
向かって左側(だるまにとっては右目)の目を入れる

という順番で目を書くのが一般的です。

※余談ですが 選挙の時は、地域によって右だったり、左だったりします⇒選挙当選のだるまの目入れ画像

だるまの目を書く順番を間違えたらどうしたらいいの!?

さて ここからが本題です。

だるまさんの目を、向かって左側(だるまから見て右)から書いてしまった場合ですが

はっきり言って

気にしなくて大丈夫です

なぜなのか、という理由をお話ししますね。

まず「向かって右側の目から描く」理由ですが、いくつかの説があります。

向かって右が上手(かみて)だから
舞台などで向かって右側を「上手(かみて)」「上座(かみざ)」などと言いますね。ものごとは上から下へ(向かって右から左へ)流れるのが自然だという説です

陰陽五行説
だるまは赤いことが多いです。陰陽五行(古代中国の世界観)では、赤は火をあらわし、火は南の方位を示します。なのでだるまは南向きに置きます。そうするとだるまの左目が東、右目が西の方向になります。東は「始まりの場所」で西は「終わりの場所」なので、最初にだるまの左目(むかって右)⇒願いがかなったらだるまの右目(向かって左)という風に目を入れるという説です

「阿吽(あ・うん)」説
神社で見かける獅子のような生き物の像。これを狛犬(こまいぬ)と言います。狛犬は、建物の左右に置かれていて、片方は口を開け、片方は口を閉じています。仁王像も同じですね。

向かって右側が口を開けた阿形(あぎょう)、向かって左が口を閉じた吽形(うんぎょう)です。それぞれ 「始まり」と「終わり」を表す意味があります。

「阿吽(あ・うん)」には 息を合わせること(阿吽の呼吸)・人生の始まりと終わり・宇宙・涅槃(ねはん)などの意味もあります。

なんだか ものすごくスケールの大きな話になってきましたね。

だるまを扱っているお寺や製造元ではどうなっているかというと、

日本一のだるまの生産地として有名なのは高崎市です。シェアは全国の80%と言われています。高崎市のホームページでは、

向かって右から入れる、となっています。

日本三大だるま市(毘沙門天祭だるま市・深大寺だるま市・高崎だるま市)の中のひとつ深大寺だるま市の深大寺(じんだいじ・東京都調布市)では

願掛けをする場合は 深大寺の僧侶に目入れをしてもらいます。

まず向かって右に「阿(あ)」の字を入れて開眼し、願いがかなえば 向かって左に「吽(うん)」の字を入れて お寺に納めます。

合格だるまは、最初から両目を入れておく

というお寺もありますし

はっきりとした決まりはありませんが、一般的には 向かって右の目を最初に入れます

というだるま製造業者さんもあります。

最初のほうで「だるまの起源」を説明しましたが、禅宗を広めた達磨大師。もちろん 後世に自分の姿をした置物が大量に出回って、願掛けをするときに目を入れることになるなんて、微塵も思っていなかったでしょうね。

で。

結局

「右」か「左」か

これについては、いろんな地域のいろんな説・考え方があります。

月日の流れの中で自然とそうなったのかもしれません。

何らかのポリシーに基づいて誰かが決めたのかもしれません。

どちらにせよ

絶対にこれ!というはっきりした理由もわからないし、全国的な決め事はないです。

なので どっちに目を書いてもホントに大丈夫。

最初に片方に目を書き入れたら、合格したときにもう片方に目を書き入れてください。

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おすすめ!合格祈願だるまの目の書き方

私的には、もうひとつおすすめの方法があります。

それは 間違ってかいてしまったなら、もう一つの目も書いてしまう。

要するに 両方の目を最初から入れておくという方法です。

実は、目が描かれていないだるまさんが販売されている理由として、もうひとつの説があります。

昔 だるまを売るときに
・だるまの目の形が悪いとお客さんから文句を言われる
・キレイに目が描かれていないだるまが売れ残ってしまう
なので、最初から目を入れずにだるまを売るようになった、という説です。

(要するに ホントは 昔はだるまには全部最初から目が入っていたということになります)

なんだか こちらの理由の方が現実味があるような気がしませんか?

実際に上にも書いていますように合格だるまは最初から両方に目を入れるとしているところもありますし

だるまをお守りや魔除けとして飾る場合も最初から目が入っています。

なので もういっそのこと両方の目をしっかりと書いて、
いつも目の前にだるまを置いて
気合を入れて受験勉強をする!

目の前のだるまさんが 大きな目で いつも見てくれていると 頑張ろうって気持ちも増すのではないでしょうか。
必勝だるま

受験祈願の時の目を書くときの筆記具は油性のマジックがおすすめです。
(使い慣れない筆ペンはラインが曲がるかもしれないし、毛筆で書くと液だれするかもしれないので)

しっかりとした力のこもった目玉を描いてくださいね。

おわりに

「運気」で考えると だるまさんは両目が開いている状態(開眼している)ものの方が運気がアップするという説もあります。

また、部屋をキレイに片づけて、いつも身近に置いて、家族のように接したり、頭を優しくなでてあげると幸運を運んできてくれるそうです。

受験勉強の合間に だるまさんをなでて癒されるのもいいかもしれませんね。

今回は だるまの目の書き方についての記事でした。

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