ボジョレーヌーボーを毎年楽しむ方。今年はじめて買ってみた方。誰とどんな風に飲もうかと計画を立てているのではないでしょうか?
でも どうせ飲むなら、できるだけ美味しく飲みたいですよね。
ここでは あえて、ボジョレーヌーボーの残念な飲み方を紹介したいと思います。
ボジョレーヌーボーのおいしくない飲み方
ボジョレーヌーボーの「ボジョレー」はフランスのボジョレー地区のこと。「ヌーボー」は「新しい」という意味です。
ボジョレーヌーボーは、本来その年のブドウの出来具合を見るための味見用のワインです。短期間で発酵させるために本来のワインとは製造法が少し違います。
そのため、ボジョレーヌーボーの仕上がりは、とても軽くてフルーティーな飲みやすいワインになっています。
ボジョレーヌーボーのおいしくない飲み方
普通のワインは、冷やすと渋みが出てしまいますので室温でいただきますが、ボジョレーヌーボーは、むしろ冷やしたほうが美味しくいただけます。と言っても、キンキンに冷やしては味がわかりませんので、野菜室で冷やす位がちょうど飲み頃です。
ボジョレーヌーボーは、もともと試飲用のワインですので、出来上がったらすぐ飲むのが正解です。ずっと保管していても熟成はせず、時間とともに、味は落ちていきます。年末年始くらいまでに飲んでしまうようにしてくださいね。
もちろんマスコミが煽ったせいもあるでしょうが、もともと日本人は昔から新しもの好き。新茶・新米・初鰹・初物食い。季節の最初に食べたり飲んだりするものに対してはこだわりがあって、そこで四季の移ろいを感じでいました。
また、ボジョレーヌーボーは、アクやクセの無い、手頃な値段のワインです。日頃 馴染みのない人でも飲みやすいワインなので、日本でこんなに受け入れられたのではないでしょうか。
ボジョレーヌーボーを飲むグラスは?
ボジョレーヌーボーに合わないグラスから紹介しますね。
◆グラス本体のワインを入れる部分(ボウル)が大きいグラス・・・ワインが空気に触れる部分が広くなりすぎて、香りが広がってしまいます。(逆に濃厚なワインの場合は、空気に触れる面を広くして、グラスの中の香りを楽しみます)
もし、新たにグラスを購入するなら、ボジョレーヌーボーの淡い香りを楽しむために、深さがあり、飲み口がすぼまった感じの「キャンティ」と呼ばれるようなグラスを用意してください。
キャンティは、軽い赤ワインや白ワインにも使われます。
ボジョレーヌーボーに合う料理
ワインに料理を合わせるときには、よく「相性」ということが言われます。こちらも まず「ボジョレーヌーボーに合わないもの」から紹介しますね。
・アクの強いもの
合うのは、あまり手間暇かけずに、パパっと作ってサッと出せるようなもの。基本的にカジュアルな料理です。味付けもシンプルに。塩だけのものやクリーム系のものがよく合います。
塩コショーで味付けた焼き鳥、タン塩、サンドイッチや、グラタン、あっさり系のパスタ、…
肉を使う場合は、豚肉や牛肉ではなく淡白な鶏肉がおすすめです。ソテーしたものに塩コショーをしたものや、クリーム煮をあわせてみてください。
素揚げした秋の野菜(れんこん、イモ類、カボチャ、きのこなど)をポン酢に漬け込んだものも美味しいです。
と言っても、基本 そんなにこだわることはないと思いますので、普段の食事に添える感じで楽しんでみてください。
クリーム系のディップ・・・野菜スティックやフランスパンで
パテ・・・レバーパテをフランスパンやクラッカーで
チーズ・・・クセのない白カビ系がおすすめ
生ハムやソーセージ
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個人的には亀田製菓の「堅ぶつ(かたぶつ)」やシンプルなガーリックトーストと一緒にいただくのが至福です(いや単に固いもや塩味系が好きなだけなんですが…)
ボジョレーヌーボーは、料理に時間をさくよりも、むしろシチュエーションに凝って、楽しい時間を過ごせるのが好き!という人が飲むのみピッタリのお酒だと思います。
まとめ
お料理やおつまみはいつもと一緒でも器にこだわると雰囲気がガラリと変わります。
ランチョンマットやコースターを敷いたり、照明を変えてみたりして、目にもご馳走を。
きっとワインも料理もワンランクアップします。
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