きのこを料理する時、洗わなくていいっていうけど本当?冷凍保存するときにはどうしたらいいの?冷凍したきのこの利用方法は?
そして、しめじ・本しめじ・ぶなしめじの違いやしいたけ・どんこ・香信の違い。きのこの「?」に答えます。
きのこは料理の時洗わないでいいの?
「きのこは洗わないでいいって聞くけど本当?」
きのこを洗わない理由はなぜでしょうか?
スーパーで売られているきのこは基本的に無菌の状態で栽培されています。また、きのこは栽培する時に土を使いませんので、洗わなくて大丈夫です。また、きのこは、洗うと風味が落ちますので、普通洗わずに調理します。
もし気になる汚れがあったら、水に濡らして固く絞った布巾やキッチンペーパーで拭きとってください。しいたけの内側のひだに黒い木くずのようなものが入っていたら 傘の上から軽くはじいてみてください。
きのこの冷凍保存の方法
きのこが沢山でまわる季節なら、イロイロな種類のきのこをたくさん買って、冷凍しておくことをおすすめします。
しいたけ、しめじ、えのきは、石づきを取ってください。
しいたけは、薄くスライス。
しめじ、えのき、舞茸、エリンギは、適当にほぐします。
そのままフリーザーパックに入れて冷凍します。
また、同じように処理したものをオリーブオイルでソテーして、塩コショーで軽く味付けして冷凍したものも、使い勝手が良くて おすすめです。凍らせるときは、できるだけ薄く伸ばしてくださいね。ベーコンやほうれん草と一緒にソテーしてお弁当のおかずにしたり、きのこのパスタに使ったりします。
本しめじとぶなしめじの違いがわからない
しめじと本しめじ、椎茸・どんこ・香信の違いについて説明しますね。
本しめじとぶなしめじの違いは?
店頭でみかける「しめじ」と「本しめじ」。さらに「ブナシメジ」。違いは何?というかそもそも同じものなの?違うものなの?って混乱してしまいますよね。
まず、こちらが「本しめじ」。
シメジ科シメジ属です。
以前は 天然物しかなくて、一般には販売されていない超高級食材でした。10年ほど前から人工栽培がされるようになり、店頭でも見かけることが多くなってきました。価格は「ぶなしめじ」より高く今でもちょっと高級なきのこです。独特のふくふくと丸い傘と丸い軸で、きのこの中でも特に美味しいと言われています。
そして、こちらが「ぶなしめじ」。
シメジ科シロタモギタケ属です。「本しめじ」とは別の「しめじ」です。
スーパーなどでみかける普通の「しめじ」ですね。以前「ぶなしめじ」を「本しめじ」という名称で販売していた時期があり、「しめじ」的にちょっと混乱しているようです。手頃な価格の使いやすいきのこです。
しいたけ、どんこ、香信の違いは?
次に椎茸・どんこ・香信についてですが、こちらは「しめじ」と違い、しいたけも、冬菇(どんこ)も、香信(こうしん)も、全部「しいたけ」です。
冬菇(どんこ)は、傘が開いていない状態で収穫されたもので、傘に厚みがあり、鍋物や煮物に使われます。丸のまま 含め煮にして、おせち料理に使ったりもしますね。
香信(こうしん)は、傘が開いた状態で収穫されます。傘に厚みはありません。スライスしてお料理に使ったり、干ししいたけにしたりします。
オマケのヒトコト(^^♪
きのこは、ローカロリーで食物繊維が豊富なことから、ダイエット中の人が利用するケースも多いですね。ミネラルも豊富ですので、ぜひたくさん食べてくださいね。
ただ、きのこ類は、あまり日持ちがしませんので、食べきれないと思ったら、早めに冷凍することをおすすめします。
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