お子さんの七五三は、ご両親だけではなく、おじいちゃんやおばあちゃんもとても楽しみにしているのではないでしょうか。
でも、「満」でするつもりだったのに「数え」でするように言われて困っているママもいるようです。
こんな時、どうしたらいいのでしょうか?
七五三の年齢3歳のときは数え年それとも満?
いきなり実家から七五三の催促の電話がかかってきたり、写真館から案内状がきたりして驚いたことはありませんか?
七五三は来年だとばかり思っていたのに…
自分の周囲もみんな来年って言ってたような気がするし
うちの子 まだ3歳になっていないんだけど
数え年と満年齢ってどっちが正しいの?
どうしたらいいのかわからなくなってしまいますよね。
もちろん家庭の都合や子どもに合わせて無理のないように時期を決めたほうがいいので、あまり「数え」や「満年齢」にこだわる必要はないと思います。それぞれのご家庭で、都合のいい時期に七五三をなさってください。
ただし、地域やご家庭によっては、数えでする習慣があるかもしれません。
もし数えですることに抵抗がある場合は
などの理由をやんわりと言って、ようすを伺ってみてはどうでしょうか
それでもどうしても数えでしたいと周囲が言うなら、そこは周囲に合わせておきましょう。
七五三の年齢の数え方は?
数えと満年齢の数え方の違いを説明しますね。
上でも書きましたが満年齢は普通使う方法。お誕生日が来たらひとつずつ年齢が増えていきます。
数えは、日本をはじめアジアの地域で昔から使われていた方法で、生まれた時を1歳と考えます。
たとえば
1月1日生まれなら、生まれたその日から1歳。年が開けたら2歳。(2歳になる時には、ちょうど1歳のお誕生日ですね)
12月31日生まれでも 生まれたその日から1歳。年が開けたら2歳。(実際は生まれてまだ2日しか経っていませんが…)
2017年生まれの子どもは全員2019年のお正月には「数えで3歳」
2015年生まれの子どもは全員2019年のお正月には「数えで5歳」
2013年生まれの子どもは全員2018年のお正月には「数えで7歳」
ということになります。
七五三を1歳11ヶ月で祝うケースも
例えば 2019年の11月に3歳の七五三を「数え」でしようとすると、
2017年12月生まれの子どもなら1歳11ヶ月で、まだ2歳にもなっていません
これは、子どもが小さい時ほど、大きな差になりますね。実際 あまり小さすぎると、子どもがかわいそうだと感じるパパやママもいるようです。
七五三を数えでするときのメリットとデメリット
数えで七五三をするメリットとデメリットをあげておきますので参考にしてくださいね。
まず 数えでの七五三で困ったことは?
数えの七五三は こんなことが大変でした
・説明してもわからない …満3歳になると子どももキレイな着物を楽しんで、いい思い出になりますが、数えだと、言ってもわからなくて親も子どもも疲れるだけ
・2歳反抗期なので笑顔を作ってくれない …記念に残る写真なのでカワイイ笑顔を残したい気持ちわかります
・2歳反抗期なのでいうことを聞いてくれない …ずーっとイヤイヤ状態。着付けや髪を作るのが大変。親子ともヘトヘトになる可能性も大です。
もちろん、その子の性格にもよりますが それでもできるだけかわいい写真を残してあげたいのが親心ですよね(^^)
心配な場合は、前もって、写真館や神社に下見に行って、他の子の着物を見せたりしておくと、気持ちのハードルが低くなるようです。
それでは 数えの七五三でよかったことは?
数えの七五三にして正解でした!
・かわいかった♪ …「数え」で七五三をした人は、ほとんどがこれをおっしゃいます。まだ保育園や幼稚園に行く前の半分赤ちゃんみたいな可愛さは、この時だけです。中には、べそをかいてしまう子や上手に笑顔が作れない子もいますが、小さいから、それもかわいい♪
ほっぺもぷくぷくだし、手もまだ少しモミジみたいだし。笑顔もあどけない。この時期なら少々大柄な子でも、七五三の被布(ひふ)が とっても良く似合って本当にかわいらしいです。
・まだオムツだからトイレの心配をしなくていい♪ …個人差はありますが、これから先ちょうど微妙な時期ですよね。時々失敗したりとか、行ったり戻ったりとか、そろそろ本格的にとか。(もちろん完全にトイレトレーニングが終わっている子もいますが)。万が一があったら困るので、この時だけは、オムツを使うなんてことができるのも「数え」ならではですね。
写真館の人は慣れているので、手際よくしてくれるし、被布なので、思ったほど苦しくなさそうだったという感想も聞きます。大喜びで写真に写る子どもさんもいるようです
まとめ
ちなみに、我が家の娘は、満3歳のときでも、べそかいてました。
写真館のお姉さんが汗びっしょりで盛り上げてくれて申し訳なかったです。
イロイロと思うように行かないのが子育ての常ですね。
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