「今さら人に聞けないんだけど着物の衿ってどっちが上だったっけ」とか、「そもそも着物を選ぶときの大きさってどうしたらいいの?」とか。
ほんのちょっとした子どもの浴衣の「?」についてまとめました。
夏は お祭や盆踊りで子供が浴衣を着ることがありますね。いつもと違う格好をするだけで「夏の思い出」のひとつになって子どもも大喜びですよね。親もわが子の浴衣姿のかわいさに思わずポーズをとらせてスマホを構えて(*^_^*)
浴衣姿のかわいい写真たくさん撮ってくださいね♪
子供の浴衣のサイズは大きめ?
浴衣は年に数回しか着ませんので、できるだけ長く着れるものを選びたい。「少し大きめでもいいかしら」と思ってしまいそうですが、できたら「今のサイズ」の浴衣を選んでください。
たいていの子供の浴衣は縫い上げがしてあります。縫い上げには呼び名があって
・肩の縫いあげている部分を肩上げ
腰上げをほどくと少し長くなりますので、来年大きくなりましたら それで着せてあげてください。子供の浴衣の調節は、「くるぶしが出るくらいの長さ」。その長さが一番カワイイです。
袖が短くて肩上げをほどく場合も同様です。
ただし、
小さい子供の浴衣は肩上げがないと可愛くありませんので、ほんの少しでいいので必ず肩上げは、残してあげてくださいね。
子供の浴衣の着付けでエリはどっちが上?
小さな子供の浴衣の場合は、浴衣に付け紐(最初から浴衣に縫い付けてある白い紐)がありますので、悩むことはなかったはずの浴衣の着付け。付け紐のない浴衣を着るようになると、浴衣の着付けってどっちが前だったっけと思ってしまう人もいるようです。
よく「右前」とか「左前」とかいいますけど
聞きたいことは
「どっちが前か」ではなくて
「どっちが上か」なんだけど!!!
なんて思ったことはありませんか?
洋服は男性と女性とでは、ボタンの位置が違います。男性は自分から見て右側、女性は左側ですね。
着物の場合は、
男女とも、大人も子供も「右前」です。
で、この「右前」ですが、
次に 左のエリを持ってくる
つまり
右が前で、左があと ということに由来していますが
覚えにくいですよね。
一般に右利きの人が多いので、右手で懐(ふところ)の物を取り出しやすいように「右前」となっていると覚えてもいいかもしれません。
浴衣の着付けは、こちらの動画が、とてもわかりやすいです。
◆浴衣の手入れとたたみ方の記事は >>> こちらです
子供の浴衣の帯の結び方を教えて!
子供のゆかたに付いているフワフワした帯のことを兵児帯(へこおび)と言います。
結び方に決まりはありませんが、可愛くふわっと蝶々結びにするのが普通です。
アレンジする方法もたくさんありますので、毎年楽しみながら、イロイロと変化をつけてみるのもいいと思います。
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まとめ
子供は毎年大きくなりますので、我が家では 浴衣は消耗品と考えて、上の子から下の子へ、最後は「寝間着」や、お人形の服の材料にと、気がつけば全然手元に残っていません。
もちろん写真は残っていますが、小さな頃の甚平くらい記念に残しておけば良かったなんて今になって思います。
一日中お祭りに付き合わされてクタクタになった頃が懐かしいです(^^)
コメント
たまたま拝見しただけなのにすみません。
右前左前の事も書いていらっしゃってるんですが…一番上の写真の女の子の浴衣が襟が逆です…
ゆき様。
おっしゃるとおり 襟が逆の写真を使用していました。
ご迷惑をかけた方がいるかもしれないと本当に申し訳なく思います。
間違いを教えてくれたゆき様の思いやりの心と やさしい言葉に感謝です。
写真は差し替えました。
ご指摘本当にありがとうございました。