会社や学校で 一度使われて消印を押された切手を集めているところがあります。この使い済みの切手、どういう風に再利用されるんだろうと考えたことはありませんか。
せっかく集めるのですから きちんとなにかの役にたつほうがいいですよね。
使用済みの切手の使い道についてまとめました。
使用済み切手の使い道は?
子どもが小さいころは 書き損じの年賀状や使用済みの切手は 小学校や中学校の生徒会などが集めていたものです。集めた切手は地元のボランティア団体に送っていました。
私が住んでいる地域(大分市)での流れは 下のような感じです。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
大分市ボランティアセンターに送ります。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
切手類はボランティアさんが整理します。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
収集団体へ送って福祉活動に役立てます。
福祉活動としては 地域や国内の活動資金として役立てることもありますし 発展途上国の支援に役立てることもあります。
使用済みの切手を収集する人
では 次に収集した切手の行先はどこでしょうか。
私は 1960年代に子ども時代を過ごしました。
そのころは切手のコレクションが趣味の同級生って結構いました。切手用の専用の切手アルバムを持っていて 切手を扱う時には指紋が付かないようにピンセットを使ったりして。
こういう趣味って男の子に多かったです。
なんか男の子って「集める系」が好きですよね。仮面ライダーカードとか、プロ野球カードとか…。(私は「見返り美人」が高額だったことくらいしか知りません)
でも 1970年~1980年と だんだんに切手収集は下火になっていきます。
その原因として
・もともと一枚単位での購入がメインだったが、シート単位での購入がメインになっていった
ことがあげられています。
大量に販売される⇒プレミアム感がなくなる
金額がかかる⇒子どもがお小遣いでもできる気軽さがなくなる
というわけですね。
たくさん売りたくて かえってファンを失ってしまうとは
日本郵政は何をやっているんだ
でも もちろん 今でも切手のコレクターの方はいらっしゃいます。
以前と違い ネットを使って お目当ての切手を集められるので、コアなファンは楽しいですよね。ヤフオクなどでも たくさんの切手が扱われています。
あと、一袋単位で売られている使用済み切手を買って 珍しい切手を探してみる、という人もいます。
収集した切手は そういうコレクターさんに買い取ってもらったりもするようです。
使用済みの切手を大量に集めて利用する人
コレクション以外の切手の使い方として 良く知られているのが切手を使った貼り絵作りなどですね。これには大量の切手が必要です。ヤフオクなどでは 国内の使用済み切手が10キロとか20キロ単位で出品されています。
また 切手は色やデザインが豊富なので コラージュに使ったり、レジンを使ってアクセサリーにしたりしたりと手芸や工作にも使われます。こちらはデザイン的には海外の古い切手が人気のようです。
反対に日本の切手は海外で人気かもしれませんね。きっと日本の切手を大量に買って コラージュに使っている海外の方もいらっしゃると思います。
楽天などで検索しますと 海外の切手が30枚~100枚ほどの単位で1000円以内で販売されています。
まとめ
先日 棚の奥から切手がたくさん出てきました。
それを種類ごとに分けて写真を撮ってみました。
画像は>>こちら
どれも よく見かける普通の切手なんですが じっくりと見てみると 小さな紙の中に様々な世界があって 面白かったです。
その時に「切手って消印が推されていると趣がプラスするんだな」という発見をしました。
誰かから誰かに贈られたもの、何かを届けたもの、そして役目をおえたもの。
ね。
なんとなく消印がある方が 小さなドラマを感じませんか?
ということは「切手の山」って「ドラマの山」?(何を言ってるんだ、な感じですね。すいません)
今回は 収集した使用済み切手の行先についての記事でした。
コメント