寒中見舞いの自作はがきに使う花の種類は?喪中の場合はどうしたらいい?

寒中見舞いの花
寒中見舞いは、松の内(元旦~1月7日)を過ぎてから立春の前日(節分)くらいまでに出す季節の挨拶状です。寒さのきびしい時期ですので、季節のお花の絵に健康を気遣う言葉を添えて届けると いただいた方も喜ばれると思います。

手書きやプリントで 自作の寒中見舞いを作る時におすすめの花を選んでみました。

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寒中見舞いの自作のはがきには季節の花を添えて

オリジナルの寒中見舞いに季節の花の写真やイラストがあったら 素敵ですよね。でもどんな花を選んだらいいのか迷ってしまいませんか?

花屋さんや園芸店には、寒い季節でも色とりどりの花が並んでいますね。中には 一年中目にする花や、本当はまだ季節じゃないのにハウスで促成栽培されている花もあります。また、寒い季節の花でも寒中見舞いのイメージには少し合わないような花もあります。

例えば、ポインセチアはクリスマスのイメージ。山茶花(さざんか)は、年末。パンジーも寒い時期から咲いていますが、最盛期が春なので春のイメージの花という気がします。

もちろん 好きな花なら何を描いてもいいんです。でも今回は寒中見舞いに合う花を私の独断で選んでみたいと思います。

寒中見舞いにおすすめの花の種類

では、さっそくいってみたいと思います。

スノードロップ
スノードロップ
とってもおすすめです。花の時期は11月から3月です。スズランを小さくしたような白い花で、寒い季節でも元気に咲いています。西洋では、良くも悪くもさまざまな花言葉や伝説やがあります。それだけ印象的な花なんだということですね。かわいらしい寒中見舞いにしたいときには絶対これかな?

水仙
水仙の花
寒い季節から春にかけて咲いています。お正月の花としてもよく使われますね。もちろん寒中見舞いにも最適です。

葉牡丹
葉牡丹
年末に寄せ植えするために買うことが多いですね。実は、本来は春に花が咲く植物ですが、あまり葉牡丹の花を愛でたりしません。花の少ない時期の花壇にもよく使われていますので寒中見舞いにもいいと思います。

椿
椿
冬の花の代表ですね。特に赤い椿は色が鮮やかでインパクトも強く年賀状にも寒中見舞いにもよく使わてれいます。

福寿草
フクジュソウ
黄色の背の低いかわいらしい花です。本来は2月から3月の花です。お正月に見かけるものは促成栽培されたものですので、むしろ寒中見舞のほうに向いていると思います。名前も縁起がいいし。花言葉の「幸せを呼ぶ」「永遠の幸福」もいいですね。

万両(マンリョウ)と千両

縁起物なのでおすすめ。赤いかわいい実が付きます。万両(左)は葉っぱの下に千両(右)は葉っぱの上にクリスマスの飾りのように実が付きます。他にも百両・十両(ヤブコウジ)・一両があります。実の多さの順番に順位が付けられています。実の多い万両か、実のつき方のかわいい千両がいいですね。


梅の花
まだ寒い季節にほんのりと漂ってくる梅の花の香り。梅の花の凛とした姿が好きな人は多いですね。

蝋梅(ロウバイ)
蝋梅
まだまだ寒いころに、枝に黄色の小さな花をつけます。お茶席の花としても使われます。ロウで作られた造花のような花びらです。寒中見舞いにもおすすめです。実はこの花大好きなんです。

節分草
節分草
この写真はわが家の節分草です。花の大きさは小指の爪の大きさくらいです。節分という名前ですが花の時期は九州では2月の下旬ごろ。ちょっとマイナーなお花ですが、すごくかわいい花です。寒中見舞いを出す時期が節分までなので、お花の名前もちょうどタイムリー。とてもおすすめです。
もし気に入っていただけたらこちらの画像もどうぞ(グーグルにジャンプします)
節分草の群生

可愛いですよねっ。もしも もっと節分草のことを知りたいって思ったらこちら(別ブログになります)でも節分草のことを書いてますのでどうぞッ

と かなり脱線しましたが。。。プリムラも年末から春先まで咲いています。ジュリアン、ポリアンサス、マラコイデス色々種類があります。結構寒さに強いです。

クリスマスローズは、クリスマスという名前ですが花時期は少し暖かくなる頃。名前が寒そうなので寒中見舞いでもおかしくはないですよね。雪割草と同じキンポウゲ科で、うつむきがちに咲く可愛いお花です。実は 今ちょっとしたブームなので 園芸が好きな方に送ると喜ばれると思います。

シクラメンは年末から春先まで咲く花時期の長いお花です。クリスマス頃によく見かけますが 年末年始のギフトとしても使われます。寄せ植えなどによく使われるガーデンシクラメンも3月くらいまで しっかりとお花を咲かせています。なので寒中見舞いにしても違和感はないかと思います。

喪中の寒中見舞いに花を使う場合

寒中見舞いを年賀状の代わりや礼状として使うこともよくありますね。

よくあるケースとして

①年賀状を出していない相手から年賀状が届いたが、松の内が過ぎてしまったので寒中見舞いで代用する

②新年に頂き物をした場合にお礼状として寒中見舞いを出す

③自分あるいは相手が喪中で年賀状が出せないので寒中見舞いで挨拶をする

④その他 怪我・病気や入院中や災害など年賀状が出しづらいので寒中見舞で気遣う

などがあると思います。

①と②の場合は、普通の寒中見舞いのデザインで構いません。

③の場合は、花の絵を入れるなら、色をできるだけ抑えてください。花も和風のおとなしい感じの花を片隅にそっと置く感じがいいのではないかと思います。

④も あまり派手でないものを。できるだけ優しい感じの色を選んでみてください。

余寒見舞を出す場合

節分が過ぎると立春ですね。立春以降は、寒中見舞いではなく「余寒見舞い」になります。

ちょうど暑中見舞いと残暑見舞いのような関係ですね。

もし余寒見舞を出されるようでしたら 春の息吹を感じるような梅や桃などがおすすめです。
 
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まとめ

どんな時でも お花には心を癒されますね。素敵な寒中見舞いができるといいですね。あなたの自作の寒中見舞いは きっと先方様の心をなごませてくれると思います。

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