夏のご挨拶といえば暑中見舞い。
日頃メールばかりで、手紙を書く回数も減ってきていますが、暑中見舞いは、ほんの少しの手間と経費でお付き合いの潤滑剤になってくれるすぐれもののアイテムです。
暑中見舞いの時期はいつから?
年賀状には、投函受付の日や、「●●日までに出すと1月1日に届きます」というような情報が郵便局から出されますが、暑中見舞いにはそのようなものがないですよね。
一体いつから投函すればいいのかしら、と思ったことはないでしょうか?
暑中見舞いは、元々は、お盆の挨拶の手土産の代わりとして手紙を送ることが始まりでした。
暑中見舞いをいつから出すのかについては
・夏の土用から(7月20日頃から)
・小暑から(7月7日頃から)
・大暑から(7月23日頃から)
などイロイロな説があるようですが
小暑の頃から出すのが一般的です。
そろそろ夏本番という時期に、健康を気遣う気持ちを送ってくださいね。
【 関連記事 暑中見舞いと残暑見舞いのマナーと文例。お中元の礼状として使う場合。】
暑中見舞いの時期と残暑見舞いの時期の違いは?
暑中見舞いと残暑見舞いは、どちらも夏の暑い時期に出すお便りです。
小暑から立秋までが暑中見舞いで、立秋以降白露までが残暑見舞いになります。
ちなみに今年2015年の場合
立秋は8月8日、 白露は9月8日ですので
暑中見舞い・・・7月7日~8月7日
残暑見舞い・・・8月8日~9月7日
となります
暑中見舞い 7月7日~8月6日
残暑見舞い 8月7日~8月末
に出すようにしてください
暑中見舞いの時期に使うはがきは?
「かもめ~る」が残りましたら、郵便局で切手や官製はがきに交換してもらうか、懸賞の応募などに使ってください。
書き損じたはがきも交換してもらえます。
なお、切手や葉書に交換するときは手数料が1枚につき5円かかります。
「かもめ~る」を使わない場合は、暑中見舞いなら夏、残暑見舞いなら秋に ちなんだ絵葉書などを選んでみるといいと思います。
まとめ
何事も、大切なのは気持ちです。特に暑中見舞いや残暑見舞いは、気軽な挨拶状のような性質のものです。
あまり難しく考えず「暑中見舞い申し上げます」に続けて、こちらの近況報告、それに先方の無事と健康を願う内容で十分です。
何を書いていいのかわからない場合は、文例集を探して、その文例集に一言添えてみるだけでもいいと思います。
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