義実家とお嫁さんの付き合いは気を遣うし難しいものですね。
例えば帰省の時期にしても 独身の頃のように自由にできない部分があるものです。
お盆やお正月には 義実家に できるだけ顔を出すように心がけている方でも都合がつかないことがありますよ。仕事の方も多いと思います。また長期の休暇になるので家族で旅行に行かれる方もいるのではないでしょうか。
でもお盆に帰省できないと、やっぱりなんとなく気になります。お盆に挨拶ができない場合はどうしたらいいでしょうか。
義実家 お盆に帰らない場合はどうする?
私の主人の実家は長崎です。
長崎のお墓は住宅地の中に点々とあることが多く、キリスト教徒の方も多いので十字架がついているお墓も良く見かけます。お墓のお供え花は造花がほとんどです。
お盆になると何段かに組んだ提灯をともしてお墓で花火をします。手持ち花火もありますが、結構派手な打ち上げ花火やロケット花火をガンガンします。なのでお墓参りは夕方から夜です。主人は 子どもの頃はよそのお墓から流れてくるパラシュートを追いかけて取りあいこをしていたそうです。
8月15日の夜には精霊流しがあります。思案橋から大波止にかけては何台もの精霊船が曳かれ、その時には爆竹を箱ごと爆発させます。
最初の年はびっくりしました。
お盆はとても地域性の強い行事です。また「その家」によって「やり方」が違う行事です。
ご先祖様をお迎えしたり、お墓掃除をしたり、精霊棚を飾ったり、親戚が集まって食事をしたり先祖供養をしたり。日にちや時間や食事内容がきちんと決められている地域もあります。反対にお盆だからと言って特別なことはほとんどしない、というところもあります。
お盆の時期も 関東や沖縄では7月、そのほかの地域では8月と日にちもバラつきがあります。
何度か義実家でお盆を過ごして様子がわかる場合は良いですが、もしも義実家のお盆を経験したことがないなら、まずは義実家がどんな風にお盆を過ごすのかをきちんと把握しておきましょう。
行ったことがないなら旦那さんにきちんと詳しくお盆の様子を聞きましょう。私のように習慣の違いにびっくりするかもしれません。
お盆のお供えは何がおすすめ?
我が家はお盆は主人の実家で過ごしますが、遠方に住んでいたり仕事だったりでお盆に来れない主人の兄弟さんは、よく食べ物などを送ってきます。どんなものがあったか紹介しますね。
- 個包装のお菓子 鉄板ですね。お客様にサッと出すことができるので便利。お客様も気軽につまめます。余ったら分けて持って帰れます。女性や子供が多い家庭では特におすすめです。この時期は「甘いもの」が集まりやすいのであられやおせんべい系が地味に人気のようで、いつの間にか減っています。またサクサクとしたゴーフレットやサブレのようなものも「おなかはすいていないけど口さみしい」時につまみやすいようで、こちらも減り方が早いようです。
- 冷たいお菓子
- ジュース類やカルピス
- 地域限定品
- 地元特産品
暑い季節なので冷たいお菓子は欲しいですよね。お盆は食料品で冷蔵庫・冷凍庫がフル稼働していることがあります。なのでアイスクリームよりも「必要な分だけ冷やして食べる」ゼリーや水羊羹などのお菓子がおすすめです。冷凍庫で凍らせるとシャーベットになるものなどもいいですね。
子どもがたくさん集まる時はジュースは必需品。水遊びのあと、花火したあと、とりあえずジュースを一本ずつ渡しておけば子供のテンションもさらに上がって、またどこかへ行って勝手に遊んでくれます・・・子どもってホント元気ですよね。
地域限定のポテチとかえびせんとか。子供よりも大人にウケてます。
地元でしか手に入らないものや珍しいもの。「コレ何?」「誰から?」話のきっかけにもなって場がなごやかになります。「今ここにいないけれど、離れた場所で頑張っているんだ」みたいなのが伝わって来ますよね。
ちなみに私の義実家では、そうめん・果物・お茶・コーヒー・洗剤は大量に余っていたので、毎年大量にいただいて帰っていました。。。なぜか帰るときの方が荷物が圧倒的に多い我が家のお盆です。
お盆のお供えはいつ送る?
最後にお盆のお供えはいつまでに送ったらいいかですが、
お客様が集まっているときに みんなで食べてもらったり、余った分は 分けて持って帰ってもらえますので、義実家のお盆の何日か前までに着くように手配しましょう。
東京などを除いた多くの地域では13日~15日までがお盆になります。13日が盆の入り(迎え盆)で16日が盆明け(送り盆)となるのが一般的です。なので8月10日頃までに着くとベストですね。
わからない場合は、こちらも旦那さんに聞いてください。
※意外と季節行事に無頓着な男性もいます。日にちの記憶があやふやだったりしますので、その場合は、旦那さんのご兄弟さんや義理の親御さんに確認してくださいね。
いきなり送りつけるよりも事前にひとこと電話を入れておく方が好感度が増すと思います。電話が苦手な人はコチラの記事を参考にどうぞ。
まとめ
お盆は基本的に「宗教行事」なので国民の祝日にもなっていません。サービス業・接客業・飲食店・金融業・宿泊施設・老人福祉施設・医療施設・公務員・運輸関係・・・お盆にお休みが取れないお仕事はたくさんあります。
せっかくの長期休暇なので思い切って旅行などをしたいときもあります。特に子どもがいると視野を広げるためにもたくさんの経験をさせたいですよね。
あまり義実家に気を遣いすぎて「いい嫁」になろうとすると、どこかで無理な部分ができてしまいます。義実家での人間関係は大事ですが、まずは自分の家族を大切にして、義実家とのつながりにも心を寄せるようにすればいいと思います。
そして何を置いても旦那さんとのコミュニケーションが一番。こういうことを機会にホンネを言い合える関係を築けるといいですね。
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