お盆や正月の義実家への帰省。
どんなに仲が良い義父母と嫁でも ずっと緊張しているお嫁さんは
精神的に疲れてしまうケースがほとんどではないでしょうか。
「いったい いつまで帰省しないといけないの?」
「たまには家族でのんびり過ごしたい」
なんて考えたことはないですか?
実家の帰省 いつまで
お盆と正月の家族での里帰りに区切りをつける一番わかりやすい目安は「子供の生活の変化に合わせる」ではないかと思います。
お正月の帰省
ある程度の年齢になると子供も友人関係のほうが大事になってきます。
年末年始は初詣などで友達と過ごすことが多くなります。
塾や受験勉強、部活などでお正月も忙しいかもしれません。
またバイトに精を出す学生さんにとっては冬休みや夏休みは「稼ぎ時」です。
なかなか一緒に里帰りはできなくなってきますね。
大学進学や就職で自宅を離れた子が家に帰った時には一緒に年末年始を過ごしてあげたいですよね。おかえりなさいって言って美味しいものを食べさせてあげたいしゆっくりと休ませてあげたいです。一人暮らしって栄養が偏りがちですから・・・。
キチンと元気にしてあげて、また頑張っておいでって送り出したいですよね。
しっかり社会の荒波にもまれておいでって。
子どもの成長に合わせて帰省の回数が減っていくのは 仕方がないことですし 自然なことなのではないかと思います。
そして帰省の頻度も減りますが 子供が小さな頃は何日も滞在して田舎で走り回って遊んでいた、とかでも 大きくなると時間がつぶれなくなってきますので自然と滞在日数も減っていきます。
お盆の帰省
お盆の頃ってものすごく暑いですよね。
ご年配の方でなくても熱中症で倒れて救急車で搬送されたり・・・
私が 義実家のお盆の帰省を連泊から日帰りに切り替えたのは
義理母が暑さで疲れていたからです。
このことについては旦那と相談して決めました。
・秋になってから連泊でお邪魔させてもらうか
・お盆にお邪魔させてもらうけれど泊まらずに帰るか
のどちらかなら 今までよりも負担が少なくなると考えて滞在日数を減らす方を選びました。
(でも 結局 秋にも遊びに行ったような記憶がありますが(*^_^*)
お盆の帰省は、お嫁さんの実家の仏事や、家族での旅行などとの兼ね合いもうまく取り入れながら、また秋の帰省とも絡めながら あまり「お決まり事」にならないような「ゆるい帰省」にしておくと 楽になるのではないかと思います。
どちらにしても 何かのきっかけがあった時は モーションを起こしてみることをおすすめします。
旦那の実家の帰省が憂鬱
「せっかくの長期休暇なのに 盆正月はいつもより疲れる」
「正月なんていらない」
「年末が来るとうんざりする」
「旦那の実家の帰省のことを考えると憂鬱になる」
なんて 主婦の会話で普通に出てくる言葉ですよね。
男性は知らないかもだけど・・・
どんなに良好な関係の嫁姑でも帰省するとへとへとに疲れます。良好じゃない場合は、ものすごくへとへとに疲れる上に精神的なストレスが後々まで残ります。
義理父や義理母と価値観が合わない、家が狭い、衛生面で不安がある、義実家の考え方がいまだに封建主義、義実家の価値観が男尊女卑、実家で何をすればいいのかわからない・・・、義父母は好きだが緊張していて疲れる、
どんなことであっても まずパートナーとよく話し合って、二人の意見をまとめておくようにしてください。義理父母と話をするときも できたら夫婦一緒に同じ意見を言うようにしてください。それをしないと義実家の風当たりがきつくなって、さらに義実家にストレスを感じるようになります。
でもっ
世の中には言葉で話してもわからない男性も多いです。
「悩みを相談している」のに「愚痴だと思い込んで」軽く聞き流すだけで終わってしまうタイプとか。自分が話を聞いてあげることで不満やストレスが発散できると思って「良いオット」のつもりかもしれません。
こういう旦那さんには 是非手紙を書いてみてください。
愚痴ではなく「深刻な悩み」で「私たち夫婦ふたりの問題」だということをわかってもらってくださいね
旦那の実家に行かない方法
どうしても我慢できない、ストレスでどうにかなりそうなときは「実家に行くのをきっぱりとやめる」のも一つの選択肢です。
波風をたてたくないなら
・里帰りをお正月以外の日にする
・帰省の日数を減らす
・旦那さんだけが里帰りをする
などの方法に変えていきながら徐々に回数そのものを減らしていくという方法もあります。
義実家に行くのがツライ時期は、仕事を入れてしまうというのも手です。お正月が終わって一人のんびりと過ごす時間、私は好きでした。
私は結婚して25年になります。子供は大学生と高校生。大学生の子は県外で一人暮らしをしています。
このブログのこことかこことかにも書いていますが、旦那の実家は長崎です。そして盆正月はほとんど家族全員で実家に帰省していました。うちは私の親と同居していましたので、お盆と正月は全部、旦那の実家で過ごすことでバランスを取るようにしていた感じもあります。
でも後悔していることが3つあるんです。
でも親が長期休暇をとれるのはお盆休みだけです。お盆は一番家族のイベントを入れやすい時です。
せっかくの夏休み、もう少しアウトドアとか遠出とかしておけばよかったと思います。毎年というわけではなく3回に1回くらいは里帰りではなく家族での旅行やキャンプを入れて。
そしてお盆に帰れないときは秋のシルバーウィークに顔を出すようにするとかで調整しておけばよかったと思います
年末年始には帰省してきますが、お友達と初詣に行くので、旦那の実家への里帰りには同行しません。せっかくの里帰りなのに帰省してきた娘はひとりで年越しをしています。
それはそれでノンキにすごしているので楽しそうですが・・・。一緒に暮らしている間に一度でいいから家族だけの本当にのんびりとした年末年始を過ごしておきたかったな、と思います
でも義父母の体調や兄弟さんの事情もあって、ここ何年かは日帰りにしています(⇒昨年からはホテル泊に変更しました)。片道4時間往復で8時間です。そして義実家にいるときはそれなりに疲れます。義実家に行って帰ってきたら真夜中。体はくたくたです。そのあと一週間は疲れがとれません。
とまあ そんな感じなんですが、旦那は、それでも帰省にとても積極的です。いや 良いんです。それは。でもお正月にセンター試験受験直前の子どもも一緒に連れて行こうとしました。センター試験は1月中旬です。旅行中に体調を崩したら試験どころではなくなります。でも旦那は「一日くらい良いだろう」みたいな感じです。毎年のルーチンが当たり前だと思っていたようです。
幸い、義母が「今年は受験で来れないでしょうから」と年末にたくさんのお野菜や「ちょっと早いけど」とお年玉を送ってきてくれたので、揉めることなく事態は収束しました。このあたりは さすが義母です。タイミングが抜群です。
とにかく「何が何でも盆正月は義実家」という旦那にちょっとムッとした瞬間でした(結局旦那と次女は里帰りをしました)
でも これは私の一人勝手な思い込みでもあります。
子どもたちがもっと小さいころから旦那にも「受験の時期になったら来れなくなるから今のうちにたくさんおじいちゃんおばあちゃんの家に行っておこうね」って言ったりしておけばよかったです
実家関係の後悔って、自分も後味が悪いけど、非難の対象が「旦那」とか「義実家」とかに行ってしまいそうになるんです。「こんなに頭が固くなくて もっと融通のきく旦那だったらよかったのに」「もっと理解のある義実家だったらよかったのに」という感じ。
でも できたらそんな風に考えたくはないですよね。
過ぎてしまった時間は取り戻せません。
やりたいことは 我慢せずにやったほうが、あとあと 誰かのせいにしたり、誰かを責めたりすることがなくていいのかな、と ほとんど子育てが終わった今頃になって私は思っています。
抜けた場所はきちんとカバーすればいいだけです。お土産を買ってくる、写真を送る、電話やメールの頻度を増やす。方法は色々あります。
もし理解してもらえなくても 「できた嫁」と思われなくても 子どものことで後悔するよりはずっといいような気がします。
積極的にプランを作る、その穴埋めをどうするかを提案する、今しかない家族の時間を大事にしてみてください。
まとめ
さっきも書きましたが私には二人の娘がいます。二人とも選挙権がある年齢です。いつか自分のパートナーを連れて我が家に来るかもしれません。
泊まりに来るなら家中の大掃除をして布団の用意をして朝昼晩の食事の用意をして、一緒にテレビを見ながら和やかに話をして・・・その状態が何日も続くと考えると正直ものすごくめんどくさいです。
食事を作るのは好きだし おもてなしも好きだし、大勢でおしゃべりも好きだけど、自分のペースで生活できないのは大嫌いなの♪
だから
ホテルに泊まってくれる?
というか盆正月だったらご馳走を作らないといけない感じだから、普通の日に遊びに来て 食事をしながら世間話をして そのあとすぐに帰ってくれるとうれしい。いやいや。私は、です。私は。人間ができていないから、肩コルことが嫌で逃げたいだけです。
ちなみに 今度のお正月は家族水入らずで過ごしたいと提案しようと思っています。でも、きっと年末年始 友達と初詣に行くから長女は家にいないと思います。うん。やっぱりタイミングをはなばなしく間違えたな、と思う最近です。
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