新生姜とひね生姜の違い。生姜の皮のむき方と冷凍保存の方法


生姜の成分のジンゲロールは殺菌作用が、またショウガオールには、消化を良くする働きがあると言われています。最近は、ダイエットの番組などでも、紹介されているのをみかけますね。

寒い季節には、紅茶に生姜を入れて飲むと体が温まります。

減塩している人は、生姜やゴマなどを上手に使って風味を加えると、薄い味でも美味しく料理を食べることが出来ます。

秋から冬にかけてだけでなく一年中利用したい食材ですね。

でも スーパーなどで見かける「新生姜」と「普通の生姜」ってどう違うのか、「ひね生姜」って聞いたことがあるんだけど何のことを言うのかなと思ったことはないですか?

今回は 生姜の呼び方と生姜の違い、生姜を美味しくいただくためのヒントをご紹介します。

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新生姜とひね生姜の違い

新生姜とひね生姜の違いを説明します。

生姜を作るときは、畑に丸い塊がいくつも集まったような生姜の元を植え付けます。この生姜の元を 種生姜(たねしょうが)と言います。

1ヶ月ほど経つと、葉っぱが伸びてきて、葉っぱの下の部分には細く小さな赤ちゃんの生姜ができてきます。この状態で収穫したものを 葉生姜 と言います。

5月位から店頭で、見かけることもあると思います。風味がいいので、味噌をつけてそのまま食べたり、天ぷらにしたりしていただきます。

やがて、その部分が大きくなって 収穫されたものが 新生姜 になります。白っぽくて、柔らかく、辛味が少ないのが特徴です。新生姜は梅雨時期から11月頃までが出荷時期になっています。

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新生姜を数か月寝かせたものが普通スーパーで売られている一般的な生姜になります。ひね生姜と呼ばれることもあります。

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辛味が強く、魚や肉の臭い消しにはこちらの方が向いています。

さて、ここからが 生姜の面白いところですが、新生姜を収穫するために最初に植えた 種生姜 も そのまま収穫できるんです。これをひね生姜と呼ぶ地域もあるようです。

生姜の皮のむき方

生姜は、形が不定形で皮をむきにくいですよね。生姜の皮を無駄なくむく方法を紹介しますね。

アルミホイルを一度くしゃくしゃにして、伸ばしたものを使ってこすると簡単にキレイに皮をむくことができます。

基本的には、きちんとに洗えば、皮のまま食べても大丈夫ですが、すりおろすときは、皮をむいたほうがキレイな色になりますので、薬味として使う時は 皮をむいて使うことが多いと思います。

魚の煮付けに使うときは皮がついていた方が魚の臭みが消せる(と知り合いの八百屋さんが言ってました)のでそのまま輪切りにして使います。

 

生姜の保存方法は冷凍が便利

生姜の一番の旬は10月から11月です。この時期には、安くて大ぶりの生姜が出回りますね。大量に入手した時には、冷凍保存しておくと重宝します。

■冷凍するときの手間がかからない方法
キレイに洗って、水気を拭き取り、ラップに包んで丸のまま冷凍します。

使うときは、必要な分だけすりおろして使います

 

■使うときの手間がかからない方法
生姜をすりおろして、ジップロックに入れます、

空気を抜いて、ジップロックの中の生姜をできるだけ薄く伸ばした状態で冷凍します。

使うときは、必要な分をだけポキポキと折って使います。とにかくできるだけうす~く伸ばしてくださいね。厚みがあるとポキポキと折れませんので。

*生姜は温度管理がかなり難しいので、一般家庭で大量の新生姜を保存するときには、甘酢漬けか、冷凍保存がおすすめです。

 

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オマケのヒトコト(^^♪

葉生姜よりさらに若いうちに、日に当てずに収穫したものが 矢生姜です。

出荷の直前に日光に当てて、ほんのりとピンクがかった状態で出荷されます。酢漬けしたものは はじかみとして、焼き魚に添えられたりします。

はじかみは、ピンクの部分ではなく、先の柔らかい部分をいただいてくださいね。
 

 

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