学校でも家庭でもあまり問題のない子供さんの場合 先生から「何か質問はないですか」とか「聞いておきたいことはないですか」とか聞かれて、何も思いつかないときも すごく焦りませんか?
聞くことがない家庭訪問 どうしたらいいのか、のアイデアをいくつか紹介します。
家庭訪問で話すことがない
家庭訪問で会話が途切れてしまうと、沈黙状態が続いてしまって困りますよね。
元気すぎる子とか、体が弱い子とかなら 学年が変わったたびに先生に言っておきたいことや質問することもあるかもですが
「宿題はきちんとしている」
「忘れ物もしない」
「成績もまあまあ」
「お友達もいる」
「よく遊んでいる」
「好き嫌いもない」
「クラス役員や係りの仕事も普通にしている」
「子供と仲がいい子、昼休みによく遊んでいる子のことは親が把握している」
というお子さんの場合
「家庭訪問の時に先生に聞くことがないんだけどσ(゚・゚*)」
ってなってしまいますよね。
何を話していいのかわからない時には 先生が聞いてくる質問事項を広げるようにしましょう。
家庭訪問で先生から話す内容と言えば
・家での勉強の仕方
・お手伝いをするか
・普段どういう風に過ごしているか
・友人関係
・食事(アレルギーや好き嫌い)
・習い事はしているか
・帰宅時間
・寝る時間
・今頑張っていること
・今 困っていること
などではないでしょうか
なので たとえば
という質問があったら、「○○を習っていて 今度検定試験を受けます。試験会場は県外の●●というところで…」と話を続けていけますよね。
「●●まで 試験受けに行くんですか?ひとりで?」
「いえ、今回は 私が同行しますけど でもいずれはひとりで行けるようになったらいいかなって思ってます」
とか
兄弟は?
と聞かれたら
「お兄ちゃんと妹がいて、お兄ちゃんは同じ学校の6年生で妹は1年生です。担任が●●先生と●●先生で…」
とか。
話題がなくて困っているのだから
できるだけ 一つの話題を引っ張るのが一番ではないかと思います。
そうしているうちに 先生と話が合う部分があって
「●●は先生の出身大学があるところなんだよ」なんてのが見つかるとかなりラッキーです。
子供は一気に親近感を抱きます。
また 個人的には、子どものリアクションを
事前に先生に伝えておくのも おすすめです。
例えば
・ちょっとくらい怒っても平気で また同じことをやります
・褒められると なんでもします
・目立つことが大好きです
・最近反抗期で 褒められるとかえってしなくなります
・最初はイキオイがあるんですが長続きしません
みたいな感じですね。
家庭訪問 話題
どんな事を話をしたらいいのか 話題に困った時の もう一つの考え方として
自分の子供のこと以外の全体像を把握する、という方法もあります。
家庭訪問で聞くことって「自分の子どものこと」って思いがちですが
あなたの子どもにとって
「どんな風に過ごしていますか」とか
「お友達とはうまくやっていますか」ということよりも
こちらの子供を取り巻く環境の方が大事かもしれません。
例えば 「○○○小学校の1年生」と言っても
学校の雰囲気は年々変わるものですし
また 学年ごとの特徴や色、クラスごとの雰囲気はまったく違います。
私ごとですが、長女が小学校6年生の時に 2クラスあったうちの1クラスだけが 壊滅的に学級崩壊をしてしまって授業にもならなかったのに片方は何ともなかった、ということもあります。
どこかで歯車が狂うと あっという間です。
大事な子どもさんのためにも できるだけ状況は 早めにつかんでおいた方がいいと思います。
聞くことは
・今の○○小学校で 一番落ち着いている学年は何年生ですか
・今の○○小学校で 一番落ち着きがないのは何年生ですか
・去年の○年生と比べて今年の○年生はどうですか
・○組は どんな感じの子どもが多いですか
みたいな感じになります。
特に 他校から転任してきたばかりの先生だと 新鮮な意見が聞けて参考になるかもしれません。
家庭訪問 先生に聞くこと
最後に 先生自身のことを聞いておくのも 何かの参考になるのではないかと思います。
プライベートについて聞く、って意味ではないですよ(*^_^*)
先生については 子供目線での情報は 親御さんにも入ってくるとは思いますが、子供にはまだ見えない部分もたくさんあると思います。
「いつも職員室で涼んでいる」とか
「部活にはほとんど出て来ない」とか言っていたんですが
その先生は 学年長の先生で しかも担任のクラスも持っていたんです。
そりゃ忙しいですよね。
各種行事のことや 自分のクラス・全体のこと 色々やることも多いはずです。
でも 子どもは自分の目の前で起きていることにしか気が付かないことが多いです。
先生の仕事について理解したい、
できるだけ協力していきたい、というスタンスで聞いてみて下さい。
例えば…
・父兄が学校行事などで気を付けることってありますか
思いがけない先生の本音が聞けるかもしれませんし
こういう質問は 少なくとも「このお母さんはモンペではない」と認識してもらえると思います。
情報交換も大事だし、急ぎの連絡事項もあるのかもですし、PTAの時のおしゃべりも必要かもしれませんが、授業中はジャマにならないように黙って子どもの様子を見ているか、お話しするときは別の場所で、という事ですね。
まとめ
私は比較的(?)おしゃべりが好きなんですが、それでも会話に困る先生もいます。
というか その先生 家庭訪問で話すことがなくなってしまうと「黙り込む」とか「すぐに帰る」とかで有名な先生だったんです。世の中には なかなか個性的な先生がいらっしゃるんです。
なので私は 思いつく限りの質問をメモして当日にそなえ、なんとか切り抜けました。
感心したのは 私の友人(ママ友)なんですが 彼女は 思い余って 旦那さんに家庭訪問の時に先生の話し相手になってもらったそうです。そうしたら 意外と話が弾んでいたそうで…。まあ 誰もが使える手ではないけれど。
確かに「家庭訪問」って母親がしないといけないというものではないですよね。たまには 他の家族に代わってもらったり、何人もの家族で対応したりするのもいいかもしれません。
コメント