お酒の席が苦手だったり、人づきあいが苦手な人にとって、飲み会は苦痛の種。新人さんなら なおのことですよね。
どうしても長時間の飲み会に参加したくないときの乗り切り方を考えてみました。年末年始のお付き合いの参考にしていただけると嬉しいです。
会社の飲み会に行きたくないから誘わないでほしい
年末や年度末になると、お酒の席に誘われる機会も増えてきますね。ホントは参加したくないんだけど全員参加の雰囲気で断れないし、当日のことを思うと何週間も前から気が重くなって…なんてことはありませんか?
忘年会って参加しないとだめですか?
職場にによって「お約束」みたいなものがありますので、一概には言えませんが、忘年会や、歓迎会、送別会というのは、仕事の延長のようなものですから 参加できるようなら参加してほしいと思います。
参加しても居心地が悪いだけな気がするんですけど
職場の人間関係っていろんなことがありますよね。時には仕事を離れて話をすることでいい方向に向かったりすることもあるんです。
もちろん、何にも変わらないことも多いですけどね。
まったく問題のない人間関係もないし、ストレスがない仕事というのもマレだと思います。ある程度はそんなものだと割り切ってみてください。
二次会もですか?
二次会は、たいていの会社では自由参加ですので、参加したくないなら堂々と帰っていいのではないでしょうか。
帰る時ってどうしたらいいんですか?
帰るタイミングは、一次会が終わった直後。
みんながバラバラと道に出て、いくつかのグループに分かれたり、次の会場の相談を始めたら、話を持っていっても大丈夫そうな人に帰ることを伝えて、こっそりと抜けてください。
できるだけ みんなが雑然としているときを狙ってくださいね。
忘年会の二次会の断り方ってどうしたらいい?
さっきも書きましたが、二次会にどうしても参加したくない場合は、無理に参加しなくてもいいので堂々と帰っちゃってください。お酒の席や、人づきあいが苦手な人が一次会だけでも頑張ったんだから立派なものだと思います。
でも、二次会に不参加のタイミングを計り損ねる人もいるかもしれませんので、さらにいくつかの断り方を上げておきますね。
とりあえず今回は参加したくない
一回だけなら、ちょっとした嘘でごまかしておきましょうか。
・前もって幹事さんに断っておく・・・用事がある、先約がある、家族の体調が悪い、翌日の朝が早い、などなどの理由を言って、一次会だけの参加になることを伝えておきます⇒角が立たないのが一番
・仲間を見つける・・・同僚や先輩の中に、二次会に行かない人を見つけておく。二次会に行く流れになったら、二次会に行かない組は笑顔でお疲れ様と言って一斉に帰路につく。もしくは、二次会に行かない人をマークしておいて、近い場所を確保しておき、その人が帰るときに便乗して帰る⇒複数になると強い
・いきなり体調不良になる・・・一次会が終わりそうな雰囲気になったらトイレに立つ。トイレから帰ってきて「ごめんなさい、なんだか気分が悪くなって」と言って先に帰らせてもらう。⇒週明けに心配されたら「お酒があわなかったみたい」とかなんとか言っておく。「始まったからキツかった」でもよし。
飲み会には今後も まったく参加したくない
はっきり言って、毎回飲み会を欠席していると、周囲も「そういう人」だというレッテルを張りますので、断るのも簡単になってきます。
なので あまり気にしなくてもいいと思いますが、万一のことを考えて、理由は用意しておきましょう。
この理由は、その場しのぎのものではいけません。毎回毎回違う嘘をついていると、だんだん信用がなくなります。
「お酒が飲めない」「お酒の臭いで気分が悪くなる体質なので」「タバコの煙で頭痛がすることがあるので」「門限がうるさい」「家庭の事情」「ペットの世話」「一身上の都合」などの理由を見つけること。そして一貫してその理由を貫き通すようにしてください。
ちょっと変わった人に受け取られるかもしれませんが、そこは、個性なのでよし。
職場の飲み会が苦痛です
最近の若い人は飲み会に行きたがらない、という話をよく聞きます。
仕事とプライベートは きっちり分ける。仕事が終わったらそれ以上の関わりを持つ必要はない。
その考え方は、すごく正しいと思います。
飲み会なんて本当は必要ないし、仕事のことは仕事の時間内で終わらせるべきなんです。プライベートの時間まで削ってほしくないですよね。
YES・NOをきちんと言わないのは日本人の悪い癖です。NOの時は、毅然とNOを言ってもいいと思います。
でも、
それでも、
もし
その職場で
一度も忘年会に出たことがないのなら
一回くらいは忘年会に行って欲しいなあ、と私は思います。
どうしてかっていうと、人生って楽しいことが多いほうがいいと思うからです。
楽しいことが多い人生にするには、ちょっとばかり世間を広げる必要があるんです。
それに
・いやなことを言われた時の対処の仕方、
・セクハラ一歩手前のジョークにはどう返せばいいのか、
・めんどくさい上司のあしらい方
・年の離れた同僚とは どんな話題で話せばいいのか
・飲み屋さんでの注文の仕方やどんな種類のお酒や料理があるのか
いろんなことを学ぶことができます。
知らないよりは知っていたほうがいいし
経験値「0」よりも「1」のほうがいいに決まってるんです。
そこには、若い人が、したたかでタフで素敵なオトナになるためのヒントがたくさんあるんじゃないかなって思います。
したたかでタフで素敵で そして人の気持ちを思いやれるオトナになってほしいなあと思います。
まとめ
人間関係やその他の事情でお酒の席を苦痛に感じる人もいるかもしれません。
そんな人は無理しないでくださいね。
どうしても参加したくない場合はきっちりとお断りをしてください。
誰が何と言おうと無理に参加しなければいけない義務なんてどこにもありませんから。
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