七五三には 近所のお宮へのお参りでシンプルに済ませるご家庭もあります。
なによりも大事なのは お子様の健やかな成長をみんなでお祝いするという「気持ち」なので、「形」にこだわる必要は全くないですよね。
でも お参りに行く時の服装のことがちょっと気になりますよね。
今回は 「お参りだけの七五三」の時の服装についてまとめてみました。
七五三 お参りだけの時の服装は?
「本来 七五三は氏神様にご挨拶するものだから」
とか
「写真館で前撮りは済ませたから七五三当日は神社に参拝だけ」
とか
「経済的な理由で 七五三にお金をかけられない」
とか
その他色々な理由で 七五三はお参りだけにすることがあると思います。
一般的に 七五三の服装は男の子なら羽織袴かスーツ、女の子なら振袖かワンピースを着ます。3歳の女の子の場合は帯は結ばすに被布(ひふ)を着ることが多いです。
被布(ひふ)かわいいですよね。
写真スタジオでは外出プランがセットになっていうケースがあります。なので祈祷なしでお参りだけの家庭でも和服が多いです。神社でのスナップ写真も和服で撮れます。
また、すでに別の日に写真を撮っている場合はよそ行きのスーツやワンピースでも充分です。入園式・入学式用の洋服があればそれでもOKです。
特に小さな子どもは ずっと和服のままだと窮屈で疲れてしまってかわいそうですよね。
洋服の方が和服よりも出費も抑えられます。
でも 服装の決まりはありませんし 一番大事なのは、子どもさんに対する愛情。子どもさんのこれまでの成長をお礼したり、これからのことを願ったりする気持ちですよね。なので家族みんなで仲良く過ごして 思い出に残るような一日にしてあげてください。思い出に残るようなスナップ写真などもぜひ撮ってくださいね。
七五三は普段着でもいい?
先ほども書きましたが 服装に決まりはありませんので、普段着でも構いません。
でもせっかくの七五三なので ちょっとひと手間かけるのはいかがでしょうか。
できるだけきちんと感のある服を選んで、
男の子なら ズボンは普通使いのものでも、白いシャツとネクタイがあれば雰囲気が変わりますよね。
女の子なら髪を編み込みにしていつもと違うリボンや髪飾りを使ってみたり ほんの少しだけママの口紅をつけてみたりすると、子どももテンションが上がります。
自分が「お兄さん」「お姉さん」になったような気がするんです。
そして もしできるなら千歳飴は買ってあげてください。
これ大事です。
最近は七五三の綿あめとか、七五三の風船とかも売られていますから、そんなのでもいいかもですが、何か記念になるものがあると子どもも嬉しいと思います。
服装よりも その時にしか食べられない特別なお菓子や思い出の方がと子どもの記憶には残るんです。
ぜひ 子どもの大好きなお料理やケーキなどで家族でお祝いしてあげてください。
お参りの服装が普段着なのが気になる場合は
和服やワンピースではない服装で出かけるとして、もしも、他の方の服装との違いが気になるようでしたら、人が少ない時期を狙うのがおすすめです。
例えば七五三は11月15日ですが、11月15日前後の大安の日曜日なども人が多いので避けるようにします。
また 大きくて有名な神社ではなく 近くの小さなお宮にお参り行くのもいいかなとも思います。もともと自宅から一番近くのお宮は「氏神様(うじがみさま)」と言って、その地域のことを守ってくれる神様なんです。「これからもこの子のことをお願いします」という意味で 家族で出かけてみてはいかがでしょうか。
おわりに
七五三は 11月15日に 3歳・5歳・7歳になった子どもの成長を感謝し これからの無事をお祈りする行事です。
七五三は もともとは江戸時代に始まった習慣で、最初は関東だけで行われていたものです。文中に書いていますが 基本的には住んでいる場所から一番近いお宮(氏神様)にお参りするものですが 有名な大きな神社で祈祷してもらう人も多いですし、七五三のお祝いをするお寺もあります。
どこに行けばいいの?って思ったりもしますが、このあたりは地域の風習や、親戚の意見を参考に決めるといいと思います。
11月になると、案外と寒い日もありますので、お子様の寒さ対策もしてお出かけくださいね。
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