家族葬の弔問のタイミング。葬儀後のお参りの服装と持ち物

弔問の時の服装
家族だけでお葬式をした場合 お葬式の後に ご自宅にお線香をあげに行くことがあります。

その場合 お伺いするのはいつがいいのでしょうか。また服装や持ち物はどうしたらいいのかしょうか。

家族葬の葬儀後の弔問のタイミング、服や持参するものについてまとめました。

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家族葬の葬儀後の弔問のタイミングは?

家族葬の場合は 家族以外の人は 基本的に葬儀に参列しません。

なので 故人と親しかった場合や ご近所さんなどは葬儀後にご自宅を訪問することがあります。

私事ですが 実は 先日 ご近所のご高齢のご夫婦ふたり暮らし子どもや孫は かなり遠方に住んでいるお宅で 旦那様がお亡くなりました。
そして家族葬をあげられました。
喪主の方と仲の良かった人が連絡をとって 弔問に伺う日時を相談したら 午前中はお寺に挨拶に行くので 午後からならどうぞという事でした。なので葬儀の翌日の午後三時にご近所のかた数名と一緒にお参りにお伺いしました。

まだ親族の方が残っている状態でしたので
 ・訪問者へのお茶出し
 ・座布団の用意
 ・足の悪いお客さんに椅子を運んでくる
 ・話し相手になる

などを お子様やお孫さんがしてくれました。

こういう風に 喪主様がご高齢の場合などは親族の方がいるうちにご自宅を訪問した方がいいかもしれません。いつも遠くにいる親族の方も ご近所さんと話をした方が 何かと安心できると思います。
 

でも 葬儀のあと数日間は 親族同士の話があったり、用事があったりで忙しいものです。そんな時は 他人がお邪魔すると迷惑ですよね。なので数日おいてお伺いするのがいい場合も多いです。

また 家族葬の場合は「弔問客に来てもらいたくない」ということもあるかと思います。

なので お伺いする日時に決まりはありませんが 必ず先方様に事前に連絡して 了解をもらってから行くようにしてください。

葬儀後の自宅への弔問は行くべき?近所の人が家族葬をした場合
近くの家の方が 家族葬をされた場合には お葬式に参列しないのが一般的です。そして 後日 ご自宅にお悔みを、という流れになります。 でも ほとんど交流のないお宅の場合はちょっと微妙です。 弔問に行くケース、行かなくてもいいケース。 線引きは どのあたりになるのでしょうか。 家族葬の葬儀後のご自宅への訪問について考えてみました。

葬儀後の弔問の服装は?

弔問するときに気になるのが 何を着て行くか、ですよね。

一般的には 葬儀後の弔問は暗い色の平服でという事になっています

理由は
 ・葬儀後に訪問してくる人が喪服だと いつまでも悲しみが癒えないから
 ・喪主の家では 葬儀が終わったら喪服は着ないので 喪服で行くと 喪主よりも格の高い服を着ることになってしまうので失礼になるから

ですが

これは 地域により違うかもしれませんので できたらご近所に確認しておいた方がいいです。

暗い色の平服とは
男性はダークカラーのスーツかジャケット。ネクタイは黒以外のダーク系が無難です。

女性はダークカラーで露出の少ないもの(赤・オレンジ・黄色などは避けます)。ダークカラーのパンツかスカートに、ブラウス・ジャケット、ニット、チュニックなどが無難です。

アクセサリーは付けずに お化粧も控えめにしてください。

靴下やストッキングは黒にしてください。
靴も黒か それに近い色がおすすめです。

デニムやトレーナーなどカジュアルすぎるものは避けるようにします。

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でも 実際 何人か集まって

「皆で弔問に行きましょうね」
「服は喪服じゃなくていいから。暗い色の服を着ましょうね」

と 打ち合わせていたのに

私以外 全員 喪服!

なんて こともありました。

田舎のあるあるです。

やっぱり 葬儀関連って喪服じゃないとイケナイ感じがするみたいです。
 

かといって 自分以外が全員平服で 自分だけが喪服というのも 浮いてる感がハンパないです。

こういうのって一度やらかすとトラウマになってしまうんです。でも もしそんなことがあっても喪主様の家では ほとんど気にしないので 気にしないでくださいね。

基本的には どちらでもOKのような黒に少しだけグレーの入ったセットアップを一着用意しておくと便利かな、と思います。日常的にも着れるようなパンツとチェニックの組み合わせのものとかでもOKです。

自宅へのお参り 持ち物は何が必要?

最後に ご自宅へのお参りに持っていくものを紹介しますね。

バッグ
カバンは色の濃いものを使います。
装飾が少なく光らない素材のものを使ってください。
男性でしたら 香典や数珠はポケットなどに入れてもOKです。
 

数珠
数珠があるなら持参してください。
ない場合は なしでかまいません。
 

御香典の金額は?
金額は ご近所や周囲に合わせるようにします。

相談できるような人がいない場合は、
ご近所なら3000円か5000円ほどが目安です。

但し 家族葬の場合は香典は受け取らないとしている家庭も多いので 、断られたら無理強いはしないでください。

もし 袱紗があれば 袱紗に包んで持っていってください。

弔問の時の香典の表書きは

「香典」は「香料」とも言います。
霊前に供える金品のことで「お線香の代わり」という意味もあります。

お金は熨斗袋(のしぶくろ)に入れます。

表書きは49日以前なら「御霊前」49日以降なら「御仏前」になります。

※お亡くなりになった日から数えて49日目を「四十九日(しじゅうくにち)」と言います。

高齢の方が多い地域でのアイデア

意外と難しい家族葬の香典の金額。

私が住んでいる班では ご不幸があったら 各ご家庭から500円ずつ集金して「みなさんから」という形で香典にしています。班は全部で12軒。でも ご不幸があったお宅からは集金しませんので500円×11軒。全部で5500円です。区切りが悪いので不祝儀袋に5000円札を入れて班長さんが届けます。残りの500円は 班の預かりにして金額がたまったら それを香典にしたりもします。

ホントに近所の人の「気持ち」なのでお礼は絶対に不要というのも決めています。

なので 家族葬の場合は 香典なしでお参りに行きます。

班長さんの仕事が増えるのが面倒ですが お互い いらない気を遣わなくて済むのがいいところです。
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終わりに

もし 服やバッグが揃わない場合は「少しでも近いもの」を用意してください。場にそぐわない色や ラフすぎる服装を避ければ 大丈夫です。服やバッグが 他の人と違っても よほど非常識な色やデザインでない限り喪主様は気にしないと思います。

それよりも喪主様の負担にならないように、を一番に考えるようてください。

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