食べ過ぎや、ストレス、体調不良で胃が重いときには、胃を休ませることが大事です。
食事は、できるだけ胃に負担のかからない消化の良い食材を使って作ってくださいね。
弱った胃のための食材を見分ける7つのポイントをご紹介します。
消化の良い食材選び7つのポイント
私たちが食べたものは、食道を通って、まず胃に行きます。胃では、胃酸などの胃液やペプシンなどの消化酵素により、食べたものをドロドロにしてしまいます。ドロドロになったものは、次の消化器官「十二指腸(小腸)」に送られます。
この「食べたものをドロドロにする」という胃の仕事の負担を減らすことが胃にやさしい食材を選ぶ条件になります。
消化の良い食材を選ぶときのポイントをまとめてみました。
・豆腐
・白身の魚
・ささみ
・じゃがいも
・大根
・カブ
・キャベツ
・かぼちゃ
・人参
次に胃に優しい料理についてです。
・やわらかく煮たうどん
・リゾット
・ぞうすい
・半熟の卵
・茶わん蒸し
・湯豆腐
・大根などのお味噌汁
卵は半熟のみOkです。かたゆで卵や生卵、油を使っ卵料理はNGです。
柔らかく煮る」「蒸す」が基本。
「揚げる」「炒める」のはNGです。
胃が弱っているときは、食事の前や食事中に多くの水分を取ると胃液が薄くなって消化の妨げになりますので、食事の直前と食事中だけは、水分を取るのは控えめにしてください。
そして、大事なのは よく噛んでたべること。腹八分目にして、毎日決まった時間に食事をすることも大切です。
胃に優しい外食
どうしても外食が必要な場合もありますね。
外食で胃に負担がかかる一番の原因は「油」です。できるだけ「油」を使っていない料理を選んでくださいね。
・おにぎり(具に揚げ物やマヨネーズ系を使っていないもの)
・卵サンド
・魚や煮物がメインの定食
・ポトフ
・リゾット
NGなのが、油を使ったものと量が多いもの。
・ファーストフード
・パスタ
・ラーメン
・チャーハン
・ギョーザ
・揚げ物などなど…
こってり系、ガッツリ系は、全般にNGです。
胃に優しいおやつ
胃が弱って消化する力が落ちているときには、一度に たくさんの量を食べることができないかもしれません。
そんな時には、食事を何回かに分けて少しずつ食べてみてください。
または、3食を軽めにして、食間に消化のいいおやつを食べるのもいいと思います。
ただし、食べ過ぎには注意してくださいね。
・リンゴ
・桃
・野菜ジュース
・ヨーグルト
・プリン
・牛乳
・栄養ドリンク
・ウィダーインゼリー
バナナは、よく熟した柔らかく甘いものが胃に優しいです。
牛乳は荒れた胃壁をガードしてくれます。温めたものをどうぞ。脂肪分があり もたれやすいので飲みすぎないようにしてくださいね。
絶対にNGなのが、
・バターや油を使った菓子やケーキ類。スナック菓子やチョコ・アイス・ナッツもNGです。
・果物では、かんきつ類・梨・キウイ・スイカ・パイナップルなども胃に負担をかけます。
・コーンフレークなどのシリアル系も消化がよくありません。
・パン類にも油脂類が使われていますので、和菓子ほうがいいです。
・炭酸飲料やコーヒーも少しの間、我慢してくださいね。喉が乾いたら湯冷ましがベストです。麦茶やお茶などでもいいですが、冷たくないものを飲んでください。
・もちろんアルコールやタバコは厳禁です。
まとめ
消化のいい食材、胃に優しいおやつ、胃に優しい外食をまとめてみました。
体の健康のためにも食事はとても大事ですが、おいしく食べる幸せも大事ですよね。
早く 胃の調子がよくなって、好きなものをおいしく食べれるようになるといいですね。
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