オーストラリア原産のライスフラワーとワックスフラワー。園芸店の店頭では春先にしかみかけないお花です。
小さくてかわいらしい姿につい我慢が出来ず 思わず2種類とも買ってしまいましたので、このふたつのお花と 他のお花を合わせて寄せ植えを作りました。
ライスフラワーとワックスフラワーの管理の仕方や 合わせるお花の選び方をまとめました。
ライスフラワーとワックスフラワー
先日 園芸店にペチュニアやバーベナの苗を買いに行って寄せ植えを作りました。
⇒ペチュニアを使った紫色の寄せ植え
その時に「つい」「イキオイ」で買ってしまったライスフラワーとワックスフラワー。よく見ると(よく見なくてもですが)雰囲気が似ています。好きな花を選ぶと こういう風に同じニュアンスの物ばかりを買ってきてしまうんですよね。
そして そういう風に選んだ「好みの花」は
当然予定外の買い物なので
家に持って帰っても
植える場所がないわけです。
なので 空いている植木鉢に寄せ植えにすることにしました。
まず 使ったお花の特徴と育て方をまとめますね。
ライスフラワーとワックスフラワーの育て方
ライスフラワーは 「お米の粒のような花だから」ということでこの名前がついています。最近は 切り花としてもよく見かけます。ドライフラワーにも使われますね。
ワックスフラワーはギョリュウバイをシンプルにしたような雰囲気。
名前の由来は「蝋細工のような花だから」ということです。ちょうど同じ季節に咲く黄色い花「蝋梅(ろうばい)」も同じように「蝋細工のようだから」ということで この名前がついていますね。
ライスフラワーとワックスフラワー。
どちらも もともとオーストラリアが原産の花なので 管理はちょっと難しいです。寄せ植えに使った場合も たいてい猛暑の頃 他のお花が枯れる時期になると一緒に枯れてしまいます。
高温多湿な日本の夏は 南半球育ちの草花にとっては なかなか苛酷なようです。
・多湿を嫌うので梅雨時期は軒下がいいです
・乾燥気味に育てるようにします。
水遣りは土の表面が乾いてから
・肥料も控えめでいいです。
緩効性の肥料を少しだけ。
冬と夏は弱っていますので肥料は与えないでください。
・鉢植えなら冬は屋内で管理したほうがいいです。
・霜に弱いです。
庭植えなら 根元に藁を敷いたり
木を不織布で覆ったりして寒さ対策をしてください。
・そのままにしておくと樹形が乱れるので花後に必ず切り戻しをしてください。
ライスフラワーは 上3分の1ほど。ワックスフラワーは 半分くらいをバッサリと切ります。これは梅雨の湿気対策にもなります。
どちらも小さいピンクの花に細い針のような葉っぱがついています。
なので 違う雰囲気の植物を足してみようと思います。
今回のライスフラワー&ワックスフラワーと違う感じにするには
・ボリュームのある葉っぱ
・緑色以外の葉っぱ
などを探してみるといいですよね。
それと
ライスフラワー&ワックスフラワーと同じ栽培条件のお花がいいです。
・乾燥に強い
・肥料は少な目
という感じですね。
おすすめは
お花選びに迷った時は、お花についているラベルの説明書をチェックしてみてください。
こういう風に「乾燥に強い」「肥料は少な目」の条件でいいことを確認してみてください。
ということで選んだのがこちら
左から
ライスフラワー
ワックスフラワー
アルメリア 2株
ヘデラ
ヒューケラ です。
どれも乾燥に強いので、土が しっかりと乾くまで待ってから水やりをすれば大丈夫ですね。
ライスフラワーとワックスフラワーを使った寄せ植えを作る
では 寄せ植えを作っていきます。
植え付けは普通の培養土でもいいのですが
培養土には 少し「砂」などを混ぜると水はけがよくなります。
山野草の土を利用するのもおすすめです。
私は 今回 普通の培養土と山野草の土を半々にして使ってみました。
植え方は 高くなる植物が後ろに来るようにします。
背面にライスフラワー。
真ん中に アルメリアとワックスフラワー
前面にヒューケラとヘデラを植えます。
斑入りで しかもフリルがはいっています。
脇役にしておくには惜しいようなヘデラですね(*^_^*)
角度を変えて もう一枚
株が大きくなったときのことを考えて 少し隙間を開けて植えていますので ちょっとスカスカした感じですが、もう少したつと葉っぱも茂って 見た目も落ち着いてくると思います。
終わりに
この寄せ植え。私の思い通りにそだってくれるかな?
また 今回買ったヘデラが とてもかわいかったので 挿し木にして増やしてみようと思っています。他にも葉物があるので 今年は 葉物を増やしたり 葉物だけの寄せ植えもしてみる予定です。
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