毎年品種改良されるペチュニアは 単品で植えるだけでなく鉢植えで他のお花と合わせたり ハンギングにしたり、グランドカバーにもと 利用の仕方も沢山ですよね。
「今年はどんな風に植えようかしら」って迷ってしまいませんか。
2018年4月2週のNHKの「趣味の園芸」でペチュニアの寄せ植えの仕方についての特集がありましたので その番組の内容を中心にペチュニアの育て方を紹介します。
ペチュニアの寄せ植え
「ペチュニアに飽きた!」という人も多いとか…
夏の花壇やコンテナガーデンの人気者ペチュニアは
・簡単で育てやすい
・お花がたくさん咲く
・花時期が長い
と、長所がたくさんですが、
でも あんまり簡単過ぎると 人間飽きてしまうんですよね。
それにペチュニアって品種によっては
一株で 1メートル近くの大きさになったりしますので
「大鉢に一株だけ」で充分楽しめるんですが、
でも これも飽きてしまう原因ですよね。
さて そんなペチュニアですが
最近は
横に這うタイプ
縦に伸びるタイプ
こんもりとまとまるタイプ
など寄せ植えに適した品種もたくさん販売されるようになりました。
例えば
もともと 花の色・花の大きさ・花びらの形などの種類の豊富なペチュニア。植え方のバリエーションも増えれば 違う楽しみ方もできそうですね。
趣味の園芸で放送されていたのは
・ペチュニアの寄せ植え
・ペチュニアのハンギング
・ペチュニアのグランドカバーでした。
それぞれの植え方や切り戻し方、おすすめの品種などを順番に紹介していきますね。
ペチュニアの寄せ植えの植え方
最初にペチュニアの寄せ植えの仕方を紹介します。
こちらでは 横に広がるタイプのペチュニアを使った寄せ植えが紹介されていました。
ペチュニアの寄せ植え 用意するもの
外径が30cm(10号)の大きめの植木鉢
匍匐性のペチュニア3株
ジニアなど長く咲く花の苗
中央に植える高さのある花の苗か球根
その他に 培養土・鉢底石・鉢底網など
ペチュニアの寄せ植えの作り方
①植木鉢の一番下に鉢底網を敷き、鉢底石を入れて、培養土を半分ほど入れます。
②ペチュニア3株は三角形になるように置きます(赤い部分)
③ジニア・マリーゴールドなどの直立性の花をペチュニアの間に置きます。(黄色い部分)
ペチュニアが横に広がるタイプなので 茎がまっすぐに伸びるタイプの花を一緒に植えると立体感が出ます。
※ペチュニアと色違いの花にしてペチュニアと混ざるように植えてください
※ペチュニアの花時期が長いので それに合わせるように 花時期の長いものを選んでください
④中央には高さのあるお花を植えてください(緑の部分)
春植え球根(クルクマ・アリウム・リアトリス)やアメリカンマリーゴールドなど
高さが30~40cmほどになるものを選んでください。
ペチュニアの寄せ植えの切り戻しの方法
ペチュニアのいいところは元気にドンドン育つところです。でもそのままにしておくと茂りすぎて蒸れて株が弱ってしまいますし伸びすぎると見栄えも悪くなります。
なので 湿度が高い時や伸びすぎて蒸れているなと感じたときは軽く剪定をしてあげてください。
剪定時期と切り戻しの方法です。
梅雨になったら
ペチュニアが茂って蒸れてくるので草丈の半分を切り戻します。
切りすぎると光合成ができなくなって弱りますので
丸いコロンとした寄せ植えを作る感じで切ってくださいね。
7月になったら
ペチュニアが広がってまた大きな株になります
8月になったら
暑いのでペチュニアの花はお休みになります。
でもジニアを一緒に植えているとジニアが満開の時期です。
ジニアの花畑状態です♪
9月になったら
ペチュニアがもう一度お花を咲かせ始めます。
ペチュニアの花とジニアの寄せ植えとして楽しめます。
もしもクルクマを一緒に植えたら
クルクマの花時期は5月~10月。
暑さにも強く かなり長い間咲いてくれるお花です。
ペチュニアやジニアと一緒にお花を楽しむことができます。
おすすめの品種については次のページでご紹介しています。
⇒ペチュニアの種類 寄せ植え向き ほふく性・こんもりタイプを紹介
まとめ
春のパンジー、夏のペチュニア。どちらも華やかで育てやすい定番のお花ですね。
ただ ペチュニアはナス科ですので、連作を嫌います。同じナス科のお花や野菜を植えた土には植えないようにしてくださいね。
できたら新しい培養土を使って植えることをおすすめします。
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