若い頃と同じ食事や運動量でも痩せなくなったということはありませんか?
頑張って食事制限したり、ウォーキングしたりもしているけど なかなか効果が出ない。
もしかしたら原因は生活習慣にあるかもしれません。太りやすい生活習慣について考えてみました。
お腹まわりが太る原因は若いころと違う
食べ過ぎや運動不足で太るのは各世代共通ですが、世代によって 太り方は少し違います。もちろん、脂肪は体全体にまんべんなくついていきますが、年齢とともに内臓脂肪がより多くつくようになってくるんです。
つまり だんだんおなかがぽっこりしてくる ということですね。
中年以上の男性や閉経後の女性は、特に内臓脂肪がたまりやすいと言われています。しかも この内臓脂肪、生活習慣病やガンの原因になる可能性もあります。
美容のためにも健康のためにも、できるだけ早めに対処したほうがいいということになります。
太る原因は日頃のストレス?
ストレスがたまると、食欲を抑制するホルモンの分泌量が少なくなってしまいます。そうすると、どうしても食欲を抑えることができずに、際限なく食べてしまうということになります。
ストレスは、すべての年代の人が抱えていますが、特に年齢を重ねてくると消化機能も衰えてきますので、脂肪として蓄えられる量も若いころに比べて多くなります。
ストレスは、運動や趣味など気持ちを切り返ることで軽減されます。状況が許すならストレスを少なくするような時間が取るようにしてみてください。
太る原因には睡眠不足も考えられる
睡眠が足りていないと、お肌が荒れることは経験的にみなさんご存知ですよね。これには、成長ホルモンが関係しているんです。
・体を成長させる
・体を修復する
・代謝を促進する
という働きがあります。
筋肉を作ったり、病気や傷を治したり、肌を修復したり、脂肪を落としたりするのも成長ホルモンなんです。
大人になると成長しないから成長ホルモンは関係ないような気がします。でも、成長ホルモンには「体の修復」や「代謝の促進」という全ての世代に必要な仕事があるということです。
なので、
・病気やケガの回復が遅れる
・肌が荒れる
・脂肪が燃焼できず太りやすい体になる
ということがおこってしまいます。
成長ホルモンの分泌量は思春期の頃がピークで、そのあとはどんどん減少していく一方です。
つまり
・成長しない体
・病気やケガが治りにくい体
・一度肌が荒れると回復しにくい体
・脂肪が燃焼しにくく太りやすい体
になってしまっているというわけなんです。
成長ホルモンが寝ている間に出ることはよく知られています。もし、常に睡眠不足の状態なら この状態がさらに悪化してしまいます。
つまり、
年齢を重ねている人が睡眠不足になると、ものすごく太りやすくなります
そうならないためには、
最低でも 夜12時までには寝るようにしてください。
特に、夜10時から深夜の2時のゴールデンタイムと呼ばれている時間には、成長ホルモンが特別多く分泌されると言われています。また、肥満度は睡眠時間が7~8時間の人のが一番低いというデータがあります。
なので
・夜10時から深夜2時の間は必ず睡眠をとる
・7時間程度の睡眠時間をとる
ということになります。
さらに 夜更かしをしていると ついつい食べるものに手が伸びてしまい、それも太る原因になることもあると思います。
忙しい世代の人には、難しい条件ですが、できるだけ睡眠時間をとること、規則正しい生活をすることを心がけるようにすると、少しずつ太りにくい体質に変わっていくのではないでしょうか。
まとめ
私自身のことですが 家族の病気で、ろくに睡眠がとれない期間が続きました。夜も昼も睡眠時間がとれず、時々ウツラウツラとするだけで。しかも、精神的にもかなりハードな状態だったので、もう食べるしかない感じで。
ええ。太りました。なんだか腹回りに座布団巻いているみたいに太ってしまいました。
一度 生活のサイクルが乱れると元に戻すのが大変です。現在鋭意努力中です。
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