髪が濡れたまま寝ると風邪を引く?子どもが髪の毛をドライヤーで乾かさないで寝るので心配

髪が濡れたままだと風邪をひく
「髪が濡れたまま寝ると風邪を引く」という言葉があります。

「きちんと髪を乾かさないと枕も濡れるし だらしがない」という意味で言い伝えられた昔の人の格言なんでしょうか。

それとも本当に髪が濡れていると風邪を引いてしまうのでしょうか。
 

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髪が濡れたまま寝ると風邪を引くって本当?

子どものころ「髪が濡れたまま寝ると風邪を引く」と言われたことはありませんか?

また、髪が濡れたまま寝てしまって風邪を引いたことはありませんか?

濡れたままの髪と風邪にはどんな関係があるのでしょうか。

 

液体が気体になるときには、周囲の温度を奪って蒸発します。これを「気化熱」と言います。

髪が渇くときには、この気化熱によって頭皮の熱も奪われます。

長い髪の場合は肩や首筋も濡れているかもしれません。当然、肩や首筋近くの水分は体の熱を奪いながら蒸発していきます。

これでは、肩や首・それに頭は冷えきってしまいますね。

髪の毛を乾かさないで寝ることと風邪の関係

風邪の原因は、あくまでも風邪のウィルスですね。だから体が冷えることと風邪を引くことは直接関係ないような気がしますね。

 

実は 風邪の症状がなくても体の中にはウィルスがいることがあります。

風邪の原因になるウィルスは、空気中にたくさんあって湿度が高いと下に落ちますが、空気が乾燥しているといつまでもフワフワと漂っています。

私たちは知らず知らずのうちに風邪のウィルスを吸い込んでいるんです。それでも風邪にかからないのは、体の免疫力のおかげです。

でも、体温が下がると免疫力が下がって風邪に対する抵抗力が弱くなってしまいます。

 

つまり、髪の毛を乾かさないで寝ると風邪を引きやすくなる ということですね。

身近に風邪が流行しているときは、髪もしっかり乾かしたほうが安心です。

髪の毛をドライヤーで乾かさない子どもの場合は

「ドライヤーしてもらうの大好き♪」という子どもが多いと思いますが、中には ドライヤーを嫌がる子供もいます。

特に寒い季節は、髪をきちんと乾かして寝てほしいですよね。

髪がまだ少ない子ども

タオルでごしごしと拭いてあげるとすぐ乾きます。吸水性のいいタオルでよくふいてあげてください。

もしも水分が残っている場合は、仕上げにキッチンペーパーなどで水分を吸い取ると かなり乾きが早いです。

髪の多い子ども

できたらドライヤーで乾かしてあげてください。

温風が同じ場所に当たり続けていると、熱く感じて嫌がる子どももいるようですので、ドライヤーは、遠くから首を振りなが使ってください。。

また、ドライヤーの音が嫌いな子なら、何か気を逸らせる物を持たせるとか、遊びの要素を入れると少し違うようです。

ドライヤーは、頭皮→髪の根本→毛先 という順番にかけていきます。できるだけ短時間で済ませるように よくタオルドライをしてからドライヤーを当ててくださいね

ドライヤーを自分でかける年頃の子ども

平気で濡れた髪のまま寝てしまう子どももいます。

「何度 ドライヤーを使うように言っても全然言うことを聞いてくれないし」

でも 親の感覚では「注意」でも 言われている子どもは「なぜ そんなことを言われないといけないの?」と「命令」されたような気持ちになってしまいます。

この年頃の子供は言った回数の分だけ言うことは聞かなくなるものです。日頃その状態で何ともないなら それほど心配することもないのではないでしょうか。

どうしても気になる場合は、吸水性のいいマイクロファイバーのターバンなどを使うと髪の水分をかなり吸収してくれます。
 

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まとめ

髪が濡れたままで寝ると風邪を引きやすくなる、という結論に行きつきましたが、もちろん十分な睡眠や栄養が足らないと さらに風邪をひきやすくなります。

冬場は風邪以外にもウィルス性の病気の流行があります。体調管理に気を付けてお過ごしください。
 

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