台風の時 マンションやアパートでは、戸建てとは違うことにも注意が必要になります。
被害を最小限に抑えるためにも、事前の準備はしっかりとしておいてくださいね。
台風の時のマンションでの対策
事前の準備として必要なことをリストアップしておきますので、確認していってください。
□ベランダの排水口にゴミがないか確認する・・・排水口にゴミが詰まっていると、水が溢れたり下の階に雨漏りする原因になったりします
□物干し竿は下に下ろす
□鉢植えや、飛んでいきそうなものは全部室内に入れる
□自転車は倒しておく
□雨戸があれば閉める
□雨戸がない場合は、段ボールやテープで補強する>>テープを使った補強の仕方
□携帯電話と予備の電池パックに充電しておく。携帯電話は懐中電灯代わりにも使えます。
□サッシや通気口に隙間がある場合は古布などをつめておく。
無理な場合は、ロープで手すりに頑丈に結んでください。
もし、洗濯機がある場合は、中に水を入れておくと安定します。フタはテープで留めておきましょう。
雨戸がある場合は、必ず下ろしてください。ない場合は、内側から段ボールを窓に貼り付けておくと、飛来物でガラスが割れても、部屋中にガラスが散らばる危険が少なくてすみます。
段ボールがない場合は、テープをバッテンにしてガラスに貼ってガラスを補強してください。テープを貼るときは布テープが、跡が残りにくいです。
カーテンやブラインドもおろしておいてください。
マンションの高い場所では、激しい風でサッシの下の部分から水が入ってくる場合があります。サッシの溝に古布や雑巾を詰めておいて、時々絞るようにするか、新聞紙を詰めて、濡れたら交換するようにしてください。
台風が来るまでにマンションで備えておきたいもの
台風が来る前に用意する物のチェックリストです。
□懐中電灯と乾電池・・・ラジオつきの懐中電灯もあります
□ろうそくとチャッカマン
□ラジオ・・・手動充電は停電の時にも便利
□水・・・飲料用としては、ひとり一日2~3リットルもあれば十分です。
□食料・・・水道、ガス、電気などのライフラインに影響が出た場合は、料理が出来なくなる可能性があります。そのまま食べれる携帯食料やお菓子類を用意しておいてください。
マンションで困るのが停電です。
◆照明
火事の危険がありますので、照明はろうそくよりも懐中電灯メインがいいです。LEDの懐中電灯は、とても明るくて便利です。100円ショップでもよく見かけます。また、ランタン型の懐中電灯は、トイレやお風呂に置いて使えるので重宝します。
◆水
給水ポンプを使っている場合は、電力を使って一度屋上の貯水タンクに水を上げてから、各家庭に水を送りますので、停電すると水が来なくなります。飲料水と生活用水の確保をしておいてください。お風呂にお水をためておくと、トイレを流すときに使えます。ペットボトルや鍋に水を入れておくと飲料水や料理用に使えます。
◆冷蔵庫
また、停電すると冷蔵庫が使えなくなります。もしもクーラーボックスがあるなら、前もって保冷剤や水を入れたペットボトルを凍らせておくと簡易冷蔵庫として使えます。
停電時の冷蔵庫の記事は こちら です。
◆コンロ
カセットコンロがあるなら、いつでも使えるようにカセットボンベの確認をしておくといいですね。
台風が来たら、外出はしないようにしてください。
台風の避難をマンションでしないといけないときは
台風の被害が出そうなときは避難勧告や避難指示が出されることがあります。
各自治体の指示に従ってください。
□マンションの地下に駐車場がある場合は、水没の危険があるときは、車を地上に出してください。
□避難する場合は、なるべくエレベーターを使わないでください。途中で停電すると危険です。
□避難する場所の確認は日頃からしておいてください。
避難施設がわからない時はこちら
→都道府県避難施設一覧
避難所までのルート案内をするアプリはこちらから
→全国避難所ガイド
□避難するときはカッパを来て、荷物はリュックに入れてください。リュックは、大きなゴミ袋でカバーするといいです。
□歩きやすい靴を履いてください。
道路には、色々なものが落ちていますが、水がたくさんあると確認することが出来ません。厚手の靴下を何枚か履いて、できるだけ底の厚く脱げにくいスニーカーなどで移動してください。長靴は、中に水が入って、足が上がらなくなったり、長靴が脱げてしまうことがあるのでとても危険です。長靴は履かないようにしてください
道路のマンホールの蓋が外れていたり、側溝に足を取られないように、長い棒で確認しながら歩くとさらに安全ですが、緊急の場合は、手ごろな棒を探す暇がないかもしれません。とにかく避難することを第一に考えてください。
まとめ
特にマンションやアパートの高い場所の場合、風で飛んでくるものはないと安心しがちですが、毎年9月頃は、台風の周辺で発生する竜巻が一番多い時期です。
竜巻は、日本のどこに発生しても不思議ではありませんので、台風の時には特に注意をしてください。
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