ドライフラワーにおすすめの夏の花を紹介します。
ドライフラワーと言えば バラやアジサイを連想しますが。夏の花の中にもドライフラワー向きの花がたくさんあります。お花だけでなく雑草や葉物もドライフラワーに利用できます。しかも エアコンの効いた夏のリビングはドライフラワー作りに最適。
乾燥したらそのままつるしておいてもいいし、可愛い花器に活けてもいい。もちろん夏休みの宿題にもおすすめです。
夏の花で作るドライフラワー
夏は切り花を買っても日持ちがしません。庭で摘んだ花もお昼頃には元気がなくなっています。でも 夏の花の中にはドライフラワーに向いているものがたくさんです。しかもエアコンの効いている部屋で乾燥させると一週間もしないでドライフラワーになってしまいます。
花壇や切り花、野の花など身近な場所で手に入る夏の花を選んでみました。
お花はできるだけ新鮮なものを使うようにしてくださいね
>>ドライフラワー用 春に植える一年草はこちらです
>>ドライフラワーの作り方はこちらです
ドライフラワーが簡単な花
まず、身近にあるドライフラワーになる花から紹介します
スターチス
お花屋さんで一年中見かけるスターチスは乾燥しても鮮やかな色が残ります。容器に立てておくだけで勝手にドライになってしまうスグレモノです。
千日紅
とにかく元気な千日紅。
他の花が全部枯れてしまった花壇でも千日紅だけは元気に咲いていますね。
家庭で育てるときは春に種を蒔くか苗を植えます。花時期は7月~10月です。
品種によっては茎が弱いのが欠点ですが、お花だけをドライにしてもかわいいです
>>千日紅のドライの作り方
>>ワイヤリングなしでリースを作る方法
ほおずき
ほおずきも葉っぱを取ってぶら下げておくだけで簡単にドライになります。
水に漬けて少しずつオレンジ色の部分を溶かしていくと透かしほおずきになります。風情があって素敵ですね。
帝王貝細工
別名ムギワラギク。ヘリクリサム。
春まき:3月~5月 開花時期7月~10月
秋まき:9月~10月 開花時期5月~7月
暑さにはあまり強くないです。
花色が豊富でものすごく簡単にドライフラワーになります。
花が かっさかさなので 最初からドライフラワーなんじゃないかと思うくらいです。
次々に花が咲くので咲いた花の花首だけを摘んで乾燥させます。
花が終わったら咲いたままドライフラワーになってしまう「花かんざし」は帝王貝細工の仲間です。
紫陽花
ドライフラワーの花材として とても良く使われています。
花が盛りの頃、枯れた頃、いろんなパターンでドライフラワーを楽しめます
ルリタマアザミ
お花やさんで見かけるネギ坊主のような花です。
こういう丸っこい素材があるとアレンジも工作もなんだか楽しくなります。
ルドベキア
ひまわりを小さくしたようなキク科の花。
春に種をまきます。花時期は夏から秋にかけて。
夏の暑さに強く育てやすい花で ものすごく元気に茂ります。
ルドベキアは花瓶に挿したままでドライフラワーになります。
ラベンダー
ラベンダーの花時期は、春から初夏。
紫色のドライフラワーにしたラベンダーが下がっているお部屋っておしゃれですね。
イングリッシュラベンダーやラバンディン系の品種は香りがすてきです。
ポプリスティックにしたり、リースにしたりと色々楽しめます。
オレガノケントビューティー
枝の先がほんのりピンクに染まるオレガノケントビューティー。
ドライフラワーにしておくと、アレンジメントなどに使いやすい名脇役です。
ハーブ類は、暑い時期には軽く刈り込んで蒸れないようにしてください。刈り取った小枝は吊るしたり、かごに入れたりして香りを楽しんでみてください。
ドライフラワーになる花の種類
先ほど紹介したお花以外にもドライになるお花はたくさんあります。見分け方として「触ってみてカサカサした感じの花」はドライフラワー向きです。
お花やさんで買ったり、鉢植えや花壇で育てたりした園芸種の花以外でもドライフラワーが楽しめます。
特に夏から秋にかけてはイネ科の雑草が多くなります。
道端で見かけたら、ラッキーです♪
道端の花や雑草も
・お花が開ききる直前のもの
・実や種が熟す前のもの
を使うようにしてください
実が熟し過ぎたものは、種がパラパラと落ちて後始末が大変です。
ドライフラワーにするときは若いものを使うようにしてください。
コバンソウ
7月~9月に楕円形、小判型の穂をつけます。
ヒメコバンソウ
春~梅雨頃にかけて小さく平たいおむすび型の穂をつけます。とても小さいのでおむすび型とは気がつかないかもですが、近くで見るとものすごくキレイでかわいいです。
一番上の写真は最近作ったヒメコバンソウのドライフラワーです。
カヤツリグサ
穂は夏~秋。どこにでもある雑草ですが、個性的で面白いです。
エノコログサ
別名 ネコジャラシ。ホントに猫はこの草が大好きです。
ドライにすると種がバラバラと落ちてきて散らかるのが難点です。
なので 最初に種をしごくようにして取っておくと
お部屋が汚れないのでおすすめです。
種を取り除いた画像です
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春に見かけるバニーテールはエノコログサの仲間です。
まとめ
ドライフラワーにおすすめの夏の花の紹介をしました。
作ったり飾ったり、香りを楽しんだり、アレンジしたり、何に使おうかなって考えるのも楽しいですね。
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