千日紅の丸い花は よくワイヤリングをしてアレンジメントなどに使われます。でも今回は もっと手軽に千日紅を利用してみようと思います。
使うのはアレンジ用のワイヤではなく裁縫道具!しかも針と糸だけ!ひも状にした千日紅は、リースにしてもいいし、クリスマスの飾りにもピッタリです。
もしも たくさんの千日紅があったら 一度作ってみてください。
千日紅のドライフラワーをワイヤリング以外で飾るには
普通の千日紅は茎が弱いので、ドライフラワーにした後、アレンジなどにするときに扱いにくいのが欠点です。なので千日紅で作品を作るときには、まだ水気があるときに細い針金を挿してフローラルテープを巻き、その状態で乾燥させます。そうすると 針金に刺さった状態でドライフラワーになるので とても扱いやすくなります。赤や白の千日紅の丸い花はクリスマスのリースやアレンジメントに とてもかわいいアクセントになります。
「でも もうドライになってしまったし」
とか
「自宅に細い針金がないし」
とか
「針金を使うと捨てる時に分別するのが手間だし」
とか
そんな時は 針金でなくても 千日紅を針と糸で縫って利用することができます。
手順を説明していきますね
千日紅の利用方法
今年は 夏に雨ばかり降っていて、千日紅の花が少なかったんです。
しかも 秋には 台風とか長雨で、お花を摘む機会を逃してしまって。。。
正直 とても不作です。
あまり良い出来ではありませんがそんな状態で頑張って咲いてくれた千日紅さんたちです。ずっとカゴの中に入れていたので 完全にドライフラワーになっています。
この千日紅を縫い糸で塗っていくだけです。
写真では サーモンピンクのミシン糸を使っています。普通の木綿糸よりもミシン糸の方が細くて滑りやすいので扱いやすいような気がします。針は普通の木綿針です。
千日紅の花をバラしてみます
こういう風に 中心に芯がありますので、芯の真ん中を縫うようにして針を刺してください
ちなみにファイヤーワークスのようなツンツン系の千日紅は、針を挿す場所がなくて、針を挿すとバラバラになってしまいます。
>>千日紅の種類についての記事はこちらです
開花後 日がたち過ぎた花も ばらけやすいので できたら除くようにしてください。
千日紅の花に糸を通すときの花の向きは?
千日紅の花に糸を通すときの向きについて説明しておきますね
まず 花の縦方向に糸を通した場合ですが
花の向きが揃って 見た目がキレイな仕上がりになります。
でも このように 挿すときに少し大変です。つい 花を持つ手に力が入ってしまって 花がばらけてしまったりします。縦方向に糸を通すときは そっと慎重に扱うようにしてください。
次に横方向に糸を通す場合です
横方向に糸を通すと、このようにランダムな感じになってしまいます。
でも針を通すのは通しやすいし、花もばらけにくいです。
次々に糸をドンドン通していって クローバーの花飾りのように作っていきます。最初と最後の糸は長めに残しておいてください。
何本かできたら輪っかにしたり、長くつなげてツタなどで作ったクリスマスリースに絡めてみてもいいと思います。
千日紅をクリスマスリースに
千日紅のドライフラワーだけのクリスマスリースを作ってみました。
千日紅の紐を3本、同じ長さで作って輪にします。
何か所か糸で束ねていきます。お花の向きを調整したら出来上がりです。
リボンでもつけようかと思いましたが、このままの方がいいような気も・・・。
千日紅のドライフラワーの作り方。草丈と種類は?
終わりに
出来上がりを見たら、「クリスマスリース」なのか「夏のリース」なのか、良くわからなくなりました。でも やっぱり千日紅可愛い♪
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