七夕の読み聞かせにおすすめの絵本 2冊

絵本の読み聞かせ
七夕の行事が近づくと 子供にもわかりやすいように由来を説明したり 気分を盛り上げたりするために七夕関連の絵本を読むこともあると思います。
今回は 以前私が運営していたサークルで 未就園児の子供たちに好評だった七夕の絵本を「たった2冊だけ」紹介させていただきます。

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七夕の由来なんて 大人でもわからない!

七夕だから七夕の由来をお話ししたいと「オトナ」は考えてしまうんですが

七夕の由来は難解でオトナでもよくわからないんです。

織姫と彦星の話は有名です。彦星は牽牛(けんぎゅう)とも呼ばれます。牽牛とは「牛」を「牽引」する人、つまり牛飼いのことです。織姫は織女(しゅくじょ)とも呼ばれます。機を織る女性のことです。ふたりはもともと働き者でしたが 結婚して仕事をしなくなったため織姫の父親の天帝に引き離されてしまいました。夏の夜空で一番明るい こと座のベガを織姫に、わし座のアルタイルを彦星になぞらえて、一年に一度だけ天の川を渡ってふたりが会えるというお話が伝えられています。
星にお祈りをするのは大昔の中国の「乞巧奠(きこうでん)」という行事から始まったと言われています。
また 七夕が7月7日なのは 昔の日本で豊作を祈る行事を7月7日にしていたからで、その時に機(はた)を織る女性を「たなばたつめ」と呼んだという事です。

このみっつが合わさったのが今の七夕。

ですが。

そもそも

「機を織る」ってなんだろな?とか

「中国」ってどこ?とか

さらに言うなら 都心部を外れれば夏の大三角形なら 見えますが、今の都会では、いや都会でなくても 空を見上げても天の川なんて見えないです。

なので もう これはイメージに訴えるしかない!

そこでおすすめがこちら!

いもとようこさんの「たなばたさま」。

いもとさんのやさしいタッチの絵は 小さな子どもが必ずどこかで目にしているはず。「いないいないばあ」は赤ちゃんの定番だし。ねこさんやうさぎさんが出てくる絵本は ほんとにたくさんあります。

そのいもとさんの やさしい絵とやさしい言葉のたなばたさまのお話です。

まず かわいらしいおりひめさまが 登場します。
そして その娘の幸せを願うすごくやさしい神様(父親)が登場します。
神様が見つけた 牛の世話をする青年 ひこぼしさまが登場します。
結婚した二人は とてもとても幸せで ただただふたりの世界に浸ってしまう。

ここまでは 普通のお話。

それから

ひこぼしさまが世話をしないがために 弱っていく牛が登場します。

この牛がすごい!

ほんとに弱っていってる姿がわかるんです。

でも 悲惨な感じには描かれていませんので 子供が見ても大丈夫、という見事な描き方。

子どもが見ても大丈夫な感じではあるんですが

ほんとに どんどん弱っていく姿が描かれているんです。

これは 大人でも思ってしまいます。

ひこぼし! 仕事しないとダメじゃん!

そして なぜ おりひめとひこぼしが 会えるのが一年に一度だけなんだろうという疑問も

かみさまの言いたいこと わかるよ

めったに会えないけどしかたないよね

と思えてしまいます。

そして 久しぶりに会えて幸せそうなふたりを見て

うん。うん。

一年間 頑張ったものね

また会えて良かったね

と ほのぼのとしてしまいます。

理屈じゃないです。

七夕の意味が ふんわりと感情でわかる、そんな七夕のお話です。

その他の物語系のたなばたの絵本
・たなばたにょうぼう(童心社)
・たなばたものがたり(教育画劇)
・たなばたさま(ブッキング)
・たなばた(こどものとも)

とにかく行事を楽しくしたい!

「たった2冊だけ紹介」のうちの一冊は さきほどの「たなばたさま」。

そして もう一冊はこちら

「10ぴきのかえるのたなばたまつり」

もう 完全に私の趣味です。
この絵本なら盛り上げる自信がありますから。

ストーリーは 途中で若干のアクシデントがありますが最後はハッピーエンドな、要するにシンプルな「ささとり物語」です。
でも みんなでわいわいとしている雰囲気と 季節柄「かえるさん」が主人公なのもいいかなと思います。
あと 文章の中に「ささ関連」の言葉が点々と出てきますが こちらが私的にツボです。

ささがなくては

ささをとっていたやぶが

ささがないと

ささささやまのさささらやぶ

ささささやまへささとりに

ささささやまはどっちかな

さらさら、さらさら、おとがする

さささらやぶへ、ささ とりに

くどいくらいのの波状攻撃

ちょっと噛みそうす。

でも こういう言葉遊びは楽しいですよね。

育児サークルに来る子は そこに来た瞬間に もうテンションがマックスです。

そして さらに自分を盛り上げてくれるものを待ってウズウズしています。

なので なんなら コール&レスポンスでもOK

ささ!

ささとり!

ささささやま!

さささらやぶ!

all right!

…いや。

だから。

私の趣味です。

でも こういうのいいじゃないですか。

集団の中にいるのが楽しい
みんなで一緒に盛り上がるのが楽しい

そう感じてもらえたらいいな、と思います。

楽しい七夕の演出におすすめの絵本
・たなばたバス(すずき出版)
・きつねのたなばたさま(世界文化社)
・たなばたこびとのおはなし(童心社)
・たなばたセブン(世界文化社)

おわりに

実は 私、もともと絵本の読み聞かせよりも 紙芝居の方が得意なんです。

なので 「10匹のかえるのたなばたまつり」もつい 紙芝居風に読んでしまいます。絵本の読み方としては「やり過ぎ感」が否めないんですけど。

どんな本でも
「もう一回読んで!」とか
「この間の絵本を今日も読んで!」とか 言ってくれると 嬉しくなっちゃうものです。

子どもたちが喜んでくれて笑顔で帰ってくれたら成功かなって。

でも面白いことに その場では あまり関心を示さなかったような子どもでも「家に帰って ずっと絵本の言葉を嬉しそうに何度も言ってました」なんてこともあります。それはそれで ものすごくうれしかったです。

なんて。ちょっと脱線気味のエピソードを書いてしまいました。

今回は 私がおすすめする七夕の絵本を2冊紹介しました。

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