大学生一人暮らしの仕送りの平均は?諸費用の内訳は?食費は一か月どのくらい?

大学生の仕送り
この春、晴れて 親元を離れて一人暮らしをするお子様もいらっしゃると思います。

これから学費や生活費の出費も多くなってきます。

平均的な仕送り金額や生活費の内訳をまとめてみました。

スポンサーリンク

大学生一人暮らしの仕送りの平均は?

一人暮らしの大学生に対する仕送りの金額の平均は およそ9万円で、金額は年々下がる傾向にあります。

これは、家賃が4万円以内なら 何とかぎりぎりやっていける金額になります。

家賃が4万円以下なら 何とかぎりぎりやっていける金額ですので、家賃がそれ以上の場合や生活費がもう少し必要な場合は奨学金制度アルバイトで生活費を補てんすることになります。

■奨学金
奨学金には、いくつか種類があります、国や地方自治体のもの、民間のもの、大学独自のもの、返済の義務がないものや、利息の付かないものなども状況によっては利用できるケースがあります。

高校在籍中に申請することもできますし、大学進学後に申請できるものもあります。専門学校や海外留学のための奨学金もあります。

奨学金についての詳しい情報は こちらから >>> 日本学生支援機構

奨学金を利用しているのは、全学生の半数ほどで、一番多い金額は、5万円~7万円の間で全体の40%になっています。

返済義務のある奨学金は、場合によっては返済に20年ほどかかります。よく考えて利用するようにしてくださいね

■アルバイト
アルバイトをしていない学生もいますし、アルバイトばかりしていて、単位を落とす学生もいます。本来の大学生活に支障をきたすようなアルバイトはしないほうがいいような気もしますが、最近はネットビジネスや個人起業などで、卒業を待たずに社会とのつながりを持つケースもあります。

もちろん、職種によって得る金額もさまざまですので一概には言えませんが、勉強とサークル活動の合間にするアルバイトなら、月額2~6万円というところではないでしょうか。

アルバイトは、大学生協で紹介してもらえます。

あくまでも平均値です。学業に専念できる金額を子どもさんに渡しているご家庭もあると思います。自分だけで奨学金とアルバイトで生活費を捻出して親には負担をかけないようにしている学生さんもいらっしゃいます。

大学生の一人暮らしにかかる費用の内訳は?

次に一人暮らしの大学生の生活費についてみていきます。先ほど「仕送り9万円で家賃が4万円以下ならなんとかぎりぎりやっていける」と書きましたが、その内訳になります。

■家賃
なんといっても 一番負担の大きいのが家賃ですね。管理費共益費があるケースもあります。毎月払うものですので、

その部屋の賃貸料金=家賃+管理費+共益費と考えておいてください。

入居時には、さらに敷金・礼金・仲介手数料・前家賃・火災保険などの支払いが必要になります。一般に家賃の6倍程度の金額とされています。

大学生の家賃の平均金額は、都心部で およそ7万円。それ以外なら およそ5万円。地方なら3万円ほどのアパートもあります。 大学の近くの学生向けのアパートは比較的安く借りることができます。

敷金や礼金は一律ではありませんので、よく確認してくださいね。

各大学が運営している寮もあります。寮によって、家具つきで格安だったり、食事がついていたり、イベントがあったり、国際交流ができたり、アルバイト求人があったり、と、いろいろ特色があり、魅力的です。仲間作りができたり、社会性が身についたりと、メリットもたくさんです。関心があるようでしたら選考基準などを確認してみてください。

■家賃以外の費用
家賃を除いた費用の内訳は、ざっくりと以下のようになっています。

⇒食費   2~3万円

⇒教材費  ?

⇒交通費  ?

⇒光熱費  1万円

⇒通信費  1万円

⇒その他  1万円以上

これを合計しますと最低でも5万円、またはそれをかなり超えた金額になります。

それぞれの費用について、少し補足しておきますね。

教材費:教科書・教材・辞書・参考書など。学部や学科によって かなり差があります。中には 中古品をネットで購入したり、先輩からもらったりできるものもあります。

交通費:学校と住んでいる場所との距離によって違ってきます。徒歩や自転車で通える範囲ならほとんど負担になりませんが、そうでない場合は、金額もそれなりにかかります。また、通学用に車やバイクを使う場合は維持費もかかってきます。

光熱費:電気料金は、エアコンの使用量を控えることで、かなり抑えることができます。ガス料金は、夏場はシャワーだけにしたり、煮炊きの効率を良くすることで違ってきます。自分で公共料金を払うようになると、いろいろな気づきがあって勉強にもなると思います。

通信費:学生生活には欠かせないものですので、こちらの出費は仕方ないですね。でも 今は「インターネット無料」のアパートもたくさんあります。スマホ料金を節約したいときは、SIMカードを使うという選択肢もありです。

その他:衛生費・医療費・交際費・服飾費・貯蓄など。大学生になるとサークルや交際の出費も多くなってきます。

毎月 少しずつでも貯蓄をしておく習慣をつけてほしいところですが、最初はなかなか余裕がないかもしれませんね。

大学生の一人暮らしの食費は一ヶ月どのくらい?

基本的な生活費の中で、一番読めない部分が食費になります。

一ヶ月の食費は、全国平均で 20,000円から25,000円 ほどです。

ただし食費は個人差がとても大きいので

⇒毎日外食か弁当

⇒飲み物は自販機

⇒買い物は大体コンビニ

⇒冷蔵庫には常に高額の嗜好品

なら5万円以上 どこまでも…ですね。

でも 最近の学生さんは、自炊をしたり、自分でお弁当を作ったりするケースが以前より多くなってきています。ネットで手軽で安価なレシピを調べることができますので その気になれば 料理の腕もそれなりに上達するようです。

⇒安い食材で自炊

⇒昼食は自分で作った弁当

⇒常に水筒持参

⇒おやつはほとんどなし

⇒たまの贅沢品は閉店間際を狙って買い物

という生活で一万円台でやりくりしている人もいます。

小食の人は 金額を抑えやすいかもしれませんが、 ガッツリ食べる系の人は どうしても食費がかさむのは仕方ないですね。

近くに安いスーパーがあるかどうかも かなり影響します。

倹約しすぎると体を壊しそうで心配ですね。健康に気を付けてほしいし、きちんと栄養のあるものをバランスよく食べてほしいと思うのではないでしょうか?

慣れない間は、

・お米

・缶入りのスープ

・ツナ缶やサバ缶

・レトルトのカレーや丼の具

・瓶入りの佃煮や鮭のほぐし身

・おやつにも食事の代わりにもなる袋入りのケーキ類

・非常食

・ラーメン・パスタ

・100%野菜ジュース

など保存ができる物を仕送りしてあげるといいかもしれません。

特に非常食はおすすめです。保存期間も3年~6年と長いですし、炊き込みご飯・おかゆ・ピラフなどのセットは、忙しいときや病気の時に役立ってくれると思います。

【関連記事】
◆受験生にはどんな言葉をかけてあげるといいのかを書いています
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
受験生の親が絶対に言ってはいけない3つの言葉と親の心得
 

◆食費を節約するには?
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
一人暮らしの食費を節約するためのポイント。自炊やスーパーの惣菜の利用のコツ

まとめ

最初は寂しくてたまらない一人暮らしですが、生活の中で学べることは たくさんあります。

充実した時間になるように、ぜひ親子で本音トークをしてみてくださいね。

素晴らしい学生生活になりますようにお祈りいたします。

 

スポンサーリンク

コメント

タイトルとURLをコピーしました