皮ごとパクリと食べれる甘くてかわいい小さな金柑。
今回は金柑の冷蔵保存の仕方と冷凍保存の仕方をまとめました。また冷凍の金柑がひとつだけあれば作れる金柑の甘露煮の仕方も紹介しています。
おせち料理だけでなく お茶うけやお弁当の隙間にご利用ください。
金柑の保存方法は?
スーパーで買ってきた金柑を保存するときは、
金柑を入れていた袋のまま冷蔵庫の野菜室で保存してください。
保存期間ですが
金柑は比較的日持ちのする方ですが
他の果物を同じで だんだん風味が悪くなります。
なので 冷蔵庫の金柑もできるだけ早く食べてください。
できたら二週間以内に食べるようにしてください。
金柑の冷凍保存の方法
もし食べきれないときにおすすめなのが冷凍保存です。
②ジップロックに入れて冷凍します
③食べるときは自然解凍で。冷凍ミカンと一緒で、冷凍した金柑は甘みが増します。
解凍は室温で30分くらいが食べごろな感じです。半解凍くらいが甘みが強くて苦みも感じない一番おいしい感じがします。温度や好みで調節してくださいね。
一口サイズで甘いので 口さみしい時に食べるのにちょうどいいです。
金柑の甘露煮の簡単な作り方
冷凍した金柑で作る甘露煮のレシピを紹介しますね。
②小さじ一杯の砂糖を上からかけます。
③ラップをふんわりと入れます
④レンジで普通に温めてください(途中でポンと金柑の皮が破れる音がしますがそのままで大丈夫です。音がするのが怖い人は下の方法でどうぞ※)
⑤出来上がりはこんな感じです。お湯のみの中でコロコロと回して砂糖を全体にまぶすようにしてください。
冷凍金柑を最初に水に浸けてください。水に浸けるとすぐに包丁が入るようになりますので、一か所でいいので皮に切れ目を入れてください。そのあと湯飲みに入れて砂糖を掛け、ラップをしてレンジで温めてください。
お弁当の一品におすすめです。
【今日のお弁当】
豚肉とこんにゃくと椎茸の甘辛煮(昨日の残り)
ほうれん草とじゃこのソテー(朝食の残り)
大根と人参の酢の物(作り置き)
卵焼き→理由はないが卵焼きは必ず入れる。
金柑→レンジでチンしただけ
金柑の苦みがありますので、大人向きです。彩がさみしい時や果物がない時、微妙に隙間ができたときに重宝しています。
金柑をそのまま食べる時の食べ方は?
金柑はミカン類と違って皮が軟らかく、中心部に苦みがあるので、皮の部分を食べるのが一般的です。
昔は金柑を植えている家では、子供が枝から金柑の実を取って 口の中にポイポイ入れては、種を飛ばしていました。種以外は全部食べる感じですね。
でも 皮の部分だけを食べて 中の白い部分を丸ごと捨てる食べ方をする人も多かったです。
その辺は個人の好みですね。
今の金柑は 以前の金柑よりもかなり甘くなっています。中心部分の苦みも少ないので種以外を全部食べてもおいしいと私は思います
金柑とたまたまの違いは?
最後に簡単に金柑(きんかん)の説明をしておきますね。
金柑の旬は1月~3月ですが、ハウス栽培されたものは年末から出回ります。お正月のおせちに入れるとカワイイのでよく甘露煮などで使われますね。
スーパーでは「たまたま」と書かれた金柑を良く見かけます。
「たまたま」は宮崎で温室栽培した完熟金柑のブランド名です。
「たまたまエクセレント」というブランド名の金柑もあります。こちらも宮崎ブランドの金柑ですが
・ハウス栽培で開花日から210日以上経過
・樹上で完熟させている
・糖度18度以上
・2L以上(33mm以上)
という規格をクリアした金柑です
「たまたまエクセレント」は「たまたま」よりさらに甘く食べやすい金柑でギフト用としても使われます。
でも金柑は「カンキツ類キンカン属」で
ほかのミカン類は「カンキツ類ミカン属」になります。
金柑とミカンは「兄弟」「親戚」というよりも「仲間」みたいな感じになります。
まとめ
金柑は、たくさん実るから「子だくさん」とか、黄金だからお金を連想して「金運を呼ぶ」とかで縁起がいいともいわれていますね。
冬に散歩していると よそのお宅の玄関に鉢物の金柑がたわわに実っているのを見かけます。色味がキレイで思わず見とれて、金柑植えようかな~なんて思うのが毎年の決まりごとです。
欲しいもの全部植えれる玄関や庭が欲しいです(*^_^*)
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