お正月が終わり、一息ついた頃にスーパーに行くと、「七草粥セット」を目にするようになります。つい買って帰って「七草粥」作らねばという気持ちが盛り上がったりしませんか?
でも、家族が「七草粥は苦手」だと ちょっと困ってしまいますね。
七草粥の代わりになるレシピをご紹介します。
七草粥が苦手な人におすすめの代用レシピ
七草粥は、多くの地域では1月7日の朝に食べられています。また それ以外の日に食べる地域もあります。
「七草粥」の作り方も
・大豆を入れたり お餅を入れたり
・根菜がメインだったり
と様々です。
ところで 七草粥が苦手な理由は何でしょうか。
もしも おかゆの食感が苦手な場合は、春の七草を普段のメニューにさりげなく加えてみてはいかがでしょうか。
たとえば、
「今日は七草のお味噌汁だから残さず食べてね」の一言は お忘れなく(*^_^*)
春の七草の栄養素の代わりになるもの
行事食には家族の幸せや健康を願う意味がこめられています。
でも、七草粥には もうひとつお正月の間の不摂生で崩れがちな体調をリセットするという目的もあります。
もともと春の七草には、たくさんのビタミンやミネラルが含まれています。なので 七草粥を食べると体にもいいということになります。でもスーパーで買った七草セットでは、栄養不足を解消するには、ちょっと量が少ないですよね。
体調ごとに必要な栄養を紹介しますね。
ごちそうを食べ過ぎて栄養が偏っているなら
・小松菜
・ホウレンソウ
・人参
・かぼちゃ
・ブロッコリー
などには、カロチンの他 たくさんの栄養が入っています。たくさん食べて新しい年のスタートを切ってくださいね。
食物繊維の不足には
ひとつの食材だけではなく、たくさんの種類の野菜を食べるようにするといいです。
体重計に乗りたくない状態なら
正月食べ過ぎの胃もたれを解消するには
お正月に食べ過ぎたり飲みすぎたりして胃が弱っているなら
消化のいい食材を柔らかく煮て食べると、胃の負担が軽くなります。
春の七草にも使われている「すずな(かぶ)」「すずしろ(大根)」は、弱った胃にやさしい野菜です。
かぶには、アミラーゼが含まれていて消化を助けると言われています。
大根にも、ジアスターゼという分解酵素が含まれていて、消化を助ける働きをします。ただしジアスターゼは加熱に弱い性質があります。消化酵素を活性化するためには大根おろしで食べるのが一番効果的です。
キャベツに含まれるビタミンUは、胃酸の分泌を抑えて胃の粘膜を守る働きがあります。やわらかく煮てたくさん召し上がってくださいね。
七草粥代用のおすすめレシピ
七草粥の代用料理なら 栄養不足が補えて、疲れた胃に優しいものがいいですね。
何種類もの緑黄色野菜と すりおろし大根をたっぷり使った「みぞれ鍋」はいかがでしょうか。
簡単にできるレシピをご紹介しますね。
材料
・七草セット
・大根(たっぷりすりおろしておく)
・野菜(ホウレンソウ・小松菜・人参・春菊・白菜など。人参は薄く切るかピーラーで削いでおく)
・きのこ
・肉や魚介
作り方
1.七草セットは、ゆでて、刻んでおく。
2.鍋にだし・醤油・みりん・酒を入れて沸騰させる
3.火の通りにくいものから煮ていく
4.煮えたら火を止め大根おろしを入れる
5.刻んだ七草をトッピングする
6.お好みの薬味とポン酢でどうぞ
ローカロリーにしたい場合は、肉は鶏肉、魚は鮭や白身の魚を使ってください。
間違っても こんなに食べちゃダメですよ(*^_^*)↓
◆消化のいい食材は>>こちら にまとめています
◆土鍋で炊いたおいし~いご飯の作り方は>>こちら です
まとめ
我が家の行事食の中で、たぶん一番喜ばれていないのが「七草粥」。唯一、一緒に食べてくれていた長女は、今は県外。おかゆよりもご飯が好きな夫と次女は、ほとんど戦力外。大量に作っても残ってしまうのは必至。
でも やらねばならない!
この一年の 家族の無病息災を祈りつつ…
はい。嘘です。ただの行事オタクです。
全て私の自己満足のためです。
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