庭や空き地で見かける草花の中には 時として とてもかわいらしいものがありますね。
「このお花たち ドライフラワーにならないかしら?」と思ったことはないですか?
今回は 身近な植物の中でも ドライフラワーに特におすすめの雑草を紹介します。
ドライフラワーおすすめの春の雑草
まず 最初に登場するのは 春の雑草です。
この季節の雑草は 背が低くコンパクトにまとまるものが多いので かわいいドライフラワーになります。
ヒメコバンソウ
イネ科の雑草でも ひときわかわいい穂をつけます。
葉っぱの中から穂を出すと ひとかたまりになっていますので そのまま風通しの良い場所に下げてください。
ハハコグサ
黄色い花がかわいいハハコグサ。花が個性的なので 草むらの中でも 目立つので探しやすいです。
葉っぱには 細かい綿毛があり シルバーリーフのようです。また ドライにしても黄色の色があせないので 飾るのが楽しい雑草です。
・葉を全部取って花だけで
・葉っぱを残して 葉と花を一緒にドライに
どちらでも 可愛いドライになります。
ニワゼキショウ
ニワゼキショウの果実は 小さくコロンと丸い形なので とてもかわいらしいドライになります。また しゅっとした茎の形も 他の草と一緒にするときにまとめやすいです。
もしも お庭にニワゼキショウが 生えていたら ぜひ一株残してドライにしてみてください。
チガヤ
春の終わりから梅雨にかけて 空き地や道路の あちこちで見かけるチガヤ。ドライにするとふんわりとして とてもすてきです。
ただし 穂が開いたものをドライにすると 綿毛がものすごく散って 最後は 何もなくなってしまいます。穂が固いものを使ってドライにしてくださいね。
イネ科の雑草(春)
写真は 左から スズメノテッポウ・カラスムギ・大麦です。
イネ科の雑草はとても種類が多いです。簡単にドライになりますし 個性的なので 何種類かをドライにしておくと アレンジメントなどに使えて楽しいです。
ドライフラワーにおすすめの夏から秋の雑草
夏から秋の雑草は 高さがあって強い感じです。色の鮮やかなものもあります。
ただ ほとんどのものが 種を落としますので 飾る場所に注意しないと 綿毛とか種とかで床が汚れてしまいます。できるだけ若い穂、若い果実を選んでドライにしてみてください。
イヌタデ(アカマンマ)
パラパラと種が落ちますので できるだけ若い穂を使って乾燥させてください。赤い色が残りますので ハロウィンやクリスマスにも最適です。
カヤツリグサ
カヤツリグサの仲間は茎が三角形になっているのが特徴です。
茎が固く強いので 吊るさなくても大丈夫。コップなどに挿しておくとドライになります。
エノコログサ(ねこじゃらし)
春から梅雨時期に小さ目の穂を出すのが エノコログサ。夏から秋にかけて大きな穂を出し、穂がうなだれるようになるのがアキノエノコログサです。どちらもドライにすると可愛いですが、種がポロポロ落ちてきますので 事前にしごくようにして種を落としてから飾ると いつまでもドライを楽しめます。
やり方は→こちら
ススキ
お月見にはぜひ飾りたい「ススキ」。郊外に行けば どこにでもある普通の雑草ですが 趣があっていいですよね。
コバンソウ
初夏から夏にかけて穂が出ます。
そのままつるしておくだけで おしゃれなドライになる便利な草です。
チカラシバ
大きく育つし 根が張るから抜けないし。雑草としては ものすごく迷惑なチカラシバですが 穂は存在感があって 面白いです。何本か束にして飾ってみてもいいですよね。
その他のイネ科の雑草(夏から秋)
エノコログサもススキもコバンソウもチカラシバもイネ科なんですが。。。そのほかにも 秋はイネ科の雑草がたくさん穂をつけます。春のイネ科と同様、個性的です。
ちなみに園芸種の風知草やフェスツカ・グラウカ、ラグラスなどもイネ科です。穂がでたらこちらもドライにおすすめです。
おわりに
時々「書いてて楽しい記事なんだけど」「絶対需要がないよね」なんてのを書きたくなって 困ってしまいます。
「書いたけれども」「絶対誰も読まないよね」と思ってるんですが。
万がいち。
雑草のドライフラワーなんてカテゴリに興味がおありでしたら 別ブログの方で さらに詳しく(←ホントに懲りてない管理人です)やってます。ほぼほぼ草のことしか書いてませんので あまり期待しないで よろしかったら覗いてみてください。→雑草のドライフラワー/庭の草
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