布団が心配 押入れの湿気対策どうすればいい?すのこは必要?上下は?

押入れの湿気対策
ふと気が付くと 押入れがなんとなく湿っぽい。
押入れの床もジメジメしている。

「このまま布団を入れていても大丈夫なのかなあ」って気になりますよね。

湿っぽい布団は快適ではありませんし、押入れや布団のカビも心配ですね。

今回は「手軽に」「今すぐ」できる押入れの湿気対策をご紹介したいと思います。

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布団が心配 押入れの湿気対策ってどうしたらいいの!?

押入れの湿気対策の前に、まず毎日使っている布団について少し触れておきますね。

押入れに布団を毎日収納するのはなぜ?

我が家では 子どもたちが小さいころは和室に布団を敷いて、娘二人と私、親子3人で寝ていました。そのころのことです。

「なんで毎日押入れに布団を片付けないといけないの?」

と、娘に言われたことがあります(娘たちは布団の中でゴロゴロと遊んでいるのが大好きでした)

答え「そのままにしておくと 畳にカビがはえてしまうから」

娘「どうして カビがはえるの?」

答え「寝ている間に汗をかいているから」

人間は寝ている間にコップ1杯分の汗をかくといわれています。つまりコップ1杯分の水分が布団とその下の畳に吸収されていることになりますね。

3人で寝ているときは、コップ3杯分です

しかも子どもの汗の量って、大人よりも多い気が・・・

 

ただでさえシメッポイ押入れに毎日湿気をたっぷり含んだ布団を入れたら・・・考えるだけで怖い感じがしますね。

理想は、毎日布団を干すですが、できないときは、掛け布団を剥いだ状態でしばらく放置しておいてから片付けるようにしてください。

例えば、朝目が覚めたら、掛布団と敷き布団を広げて、出かける直前に押入れに片付けるようにすると随分と違います。梅雨の布団の湿気についてはコチラの記事で詳しく説明しています。

押入れに結露ができやすい理由

たいていの家では、押入れは

・日当たりが悪い場所
・温度が低い方角
・直接外側の壁と接している

などの場所に作られています。

暖かい空気はたくさん水分(水蒸気)を含むことができますが、冷たくなると空気中の水分は「水」に変わります。これを「結露」と言います。

暖かい部屋では何ともなくても、冷たい場所では、結露ができるということですので、

「日当たりが悪い」「北向き」などの場所に位置している押入れは結露ができやすいわけですね。

 

押入れの結露対策

なので 押入れの結露対策として、一番大事なのは空気を循環させることです。

空気を循環させる方法

・物をギューギューに詰め込まない

・できるだけ押入れの扉を開けておく

・扇風機を押入れに向けて回す 

天気がよく、空気が乾燥している日に 窓を全開にして、押入れいっぱいに風を入れると押入れの水分も一緒に風が吹き飛ばしてくれます。

また 除湿機の使用は、とても効果的です。

エアコンと除湿機の違いについてはコチラの記事からどうぞ

布団を入れる押入れにすのこは必要?

布団の下にすのこを敷くと、床と布団の間に隙間ができます。その隙間から、押入れそのものの水分や布団の水分が逃げていきます。

もしも すのこがないと、この水分は、押入れと布団の中でたまったままになります。
なので 押入れが湿っぽく感じているなら、ぜひ 押入れの床にすのこを敷いて、その上に布団を置くようにしてください。

できたら押入れの奥や横側にもすのこを立てかけて隙間を作るようにしてください。

そして、天気がいい日は押入れの扉を開けて空気の入れ替えをしてください。

押入れの奥の方の湿気が気になる場合は、ニトムズのロングラン商品「除湿棒 押入れ用」がおすすめです。

普通の除湿剤を押入れの奥に入れておくと、取り替え時期に気が付かない場合がありますが、「除湿棒 押入れ用」は、細長い棒(と言っても結構太いです)を押入れの奥まで差し込むようにして使いますので、時々引き抜いて状態を確認することができます。

また表面積が広いので、通常の除湿剤よりも水分をたくさん吸収できます。

詰め替えタイプですので、ゴミも少なくて済みます。

除湿棒 押入れ用50(1セット)【除湿棒】
 

すのこの下は、とても綿ぼこりがたまりやすくなります。

たまった綿ぼこりは、カビやダニの温床になっていてアレルギーの原因になることもあります。

ジメジメした季節が終わったら、ぜひ押入れの大掃除をしてくださいね。天気の良い日を選んで、荷物を全部出して押入れ全体を乾燥させてください。

布団は押入れの上下どちらが正解?

上下に分かれた押入れに布団を片付ける場合は、基本的に上の段に入れるようにしてください。

押入れの下段は

・上段よりも温度が低くなりがち⇒空気中の水分が結露になりやすい
・床下から水分が上がってきやすい⇒押入れの床がジメジメする

などのことが起こりやすいです

もし下の段に片付ける場合は、次のような方法で布団をガードしておきましょう

・すのこを敷いて、隙間を作る

・引き出しつきのプラスチックケースを置いて、その上に布団を片付ける

押入れの下の段の場合、キャスターつきのすのこがおすすめです。

布団を乗せたまま動かせますので布団の出し入れが楽になります。

【関連記事】
布団の収納方法のアイデアを紹介している記事はこちらです
押入れがないマンションの布団の収納方法とクローゼットの活用術

梅雨の布団の湿気についてはこちらの記事で紹介しています
梅雨の布団の湿気には布団乾燥機?ダニ対策は?

エアコンと除湿機の違いと節電方法はこちらから
梅雨の除湿はエアコンでいい?除湿機との違いと節電方法

まとめ

押入れの中の布団の湿気対策のご紹介でした。

 

お布団は定期的に天日に干すとカラリと乾いて気持ちよく寝ることができます。

雨が続くと難しいかもしれませんが、布団乾燥機を使ったり部屋の中で広げたりの工夫をしてみてくださいね。

 

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