お中元お世話になった人へ送る場合。おすすめギフトと添え状の書き方

お中元の添え状
ちょっとしたお礼代わりにお中元を贈ることは、よくありますね。お世話になることも、お世話をすることも、とても素敵なことだと思います。贈るときは、きちんと感謝の気持ちが伝わるように心配りをして、これからもいいお付き合いを続けられるようにしたいですね。

人とのつながりは、人生の宝物です。

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お中元お世話になった人へ贈る場合

初めてお中元やお歳暮を贈る人の場合 どんな意味合いで贈るのかをきちんとしておくと後でもめることがありません。

まず これからのことを前もって夫婦で決めておいてください。決めることはたった一つだけです。

お中元を贈るのは今回だけなのか、これからもずっとなのか

固く決めることを面倒だと感じる旦那さんもいると思いますが、ぜひ一緒に考えてくださいね。ここをしっかりしていないと、お互いに、裏切られたような感じが残って(実際は、ただのすれ違いでしかないんですが)もめなくていい部分でもめてしまいます。

次に金額の設定をします。
今回だけか、これからもずっとか、が決まったら金額を決めていきましょう。

「今回だけなら●●●円位カナ?」

とか

これからもずっとなら

「今回は ●●●円だけど 次回からは●●●円位でいいかな」

とか

「いやいや 最初に●●●円の物を贈ったら金額は下げれないでしょ。ずーっと●●●円はキツイから、最初から安い金額でいこう」

とか

考え方としては、お世話になったお礼としてのお中元は、その年だけでいいし、

また

毎年お中元を贈る場合は、特にお世話になった年だけちょっと豪華にして、感謝の気持ちを上乗せする形にしてもいいです。

金額の設定も夫婦でよく相談してくださいね。

ちなみに一般的には

普通のお付き合いなら  3000円前後

会社の上司や仲人さんなら 5000前後

特別お世話になった人なら 10000前後

ですが、大事なのは、気持ちなので、無理して背伸びして贈るよりも、相手に感謝の気持ちをどう伝えるかの方に重点を置いたほうがいいと思います。

そのためには、品物を選んだら、感謝の気持ちを手紙に書いて、添え状(送り状)にしたらいいですね。手紙の終わりの部分に「感謝の気持ちでお中元を贈りました」という意味の言葉を添えてください。

お中元のおすすめのギフトは?

金額が決まったら商品を選びましょう。普通のお付き合いが3000円前後、会社の上司が5000円前後というのが一般的と先ほど書きました。「ちょっとしたお礼代わりにお中元を贈る」なら、3000円程度でいいと思います。

例えば先方の方が
・アルコールは飲まない
・甘いモノが好き
・4人家族
・子どもは中学生と小学生の女の子

なら、ちょうど夏休みだし、ジュースカルピスは、いくらでも欲しいアイテムですね。小学生の子どもが集まると飲み物の用意が大変なんですよね。
ちょっと、喉が渇いた時に飲めるような小さな缶に入ったジュースも使い勝手がいいです。

 

注意点として、凝ったジュースやカルピスは、あまり喜ばれません。子どもが好きなのは、フルーツカルピスではなくて、プレーンなカルピスや普通のリンゴジュースなんです。

 

夏休みで疲れた奥様の為に、ちょっと高級なスイーツもいいですね。

でも奥様が甘党かどうかわからない場合は、普通に俗に言う「消え物」がおすすめです。なんとも芸がない感じで、贈るほうのワクワク感がありませんが、もらって一番嬉しいのは 実はこういう消耗品だというご家庭が多いです。

3000円の商品をざっと紹介しますね。
・洗濯洗剤
・油
・調味料
・ハム類
・そうめん
・梅干し
・缶詰
・海苔・お茶漬け
・入浴剤
・アイスやプリン

など。

ただし
*濁りタイプの入浴剤は、使えない浴槽があるので、避けてください。

*先方様がお中元をたくさんもらうご家庭でしたら、そうめんは何箇所からもいただいて、処分に困っている場合があります。

*アイスクリームを贈るなら、あまり場所をとらないものを。子どもがいる家庭の冷蔵庫の冷凍室は、普段からイッパイイッパイに入っているものです。

*お子さんが部活などで、毎日お弁当を作っているようなら、ハム・ウィンナー・梅干しはすごく重宝します。梅干しは、腐敗防止にもなるし、クエン酸が含まれているから夏バテの効果もありますね。ちょっと有名な 品のいい梅干しを贈ると喜ばれると思います。

 

お中元の添え状の書き方

商品は、カタログやネットで選んでも構いませんが、お礼の品なら、ぜひ手紙を送ってください。プリンタは使わずに手書きで書いたほうが気持ちが伝わります。

 

手紙の書き方を簡単に説明しますね。

前文は「拝啓 盛夏の候 みなさまいかがお過ごしでしょうか」という風に、時候の挨拶と安否の確認。

次に本文を書いていきます。こんな風になります。

拝啓 盛夏の候 みなさまいかがお過ごしでしょうか。

ここ□□□は連日最高気温を更新中で、エアコン無しでは生活できない毎日ですが、お陰様で夫婦とも元気で過ごしております。

先日は、※※※の手配をして下さり、ありがとうございました。

また、お忙しい中、様々なお心配りをくださり、本当に助かりました。

これで、今年の夏の帰省では、安心して遠距離を走ることができるとほっとしています。

つきましては、お中元と申すほどの品ではありませんが、●●●デパートより●●●を送りました。

●●●で賞をとっているほどの人気商品ということなので、きっと味は折り紙つきだと思います。

(あるいは、「月並みな商品で恐縮ですが●●●をお送りいたします」)

夏の暑さと疲れを少しでもしのいでいただければ幸いです。

まだまだ、熱い日が続くと思います。どうぞ皆様お体に気をつけてお過ごしください。

敬具

●月●日

(自分の名前)

(先方様の名前)様

便箋1枚分しかない場合は、一枚余分に便箋を添えておいてください。

商品に同封してもいいし、商品よりも少しだけ早く着く感じで郵送してもいいです。
でも・・・ひょっとしたら・・・

手紙の慣用句は、使い慣れないと、ぎこちない感じがする、無理に使おうとすると、頭が真っ白になって全然文章が書けなくなるなんて人もいるかもしれませんね。そんな時は暑中見舞いのハガキで簡単に済ましても構いません。何も出さないよりは、ずっと感謝の気持ちが伝わります。こんな感じの暑中見舞いにしてはいかがでしょうか?

前略 先日は、●●の手配やお心配りありがとうございました。

本日、こころばかりの品を●●デパートからお送りいたました。

凍らせるとシャーベットに、冷やすと冷たいゼリーになります。

ナトリウムも入っているので、塩分の補給もできて熱中症の予防にもなるということです。

まだまだ残暑の厳しい日が続きますので、皆様お体に気をつけておすごしください。

◎月◎日

「前略」で始めるときは、いきなり本文に入っていいです。時候の挨拶はいりません。

そして「前略」で始めた時は「早々」で結んでくださいね。(「早々」を使いにくい場合は省いてもいいです)

夫婦でお世話になったなら表書きは連名にしておくといいですね。

まとめ

「また困ったときは相談に乗ってくださいね」と結んでもいいかもしれません。誰でも頼られると嬉しいものだし それに対してきちんとした感謝のコトバがあると、すごく気持ちがいいものですから。

私など、おだてられるといくらでもホイホイと乗ってしまいます。感謝のコトバと褒め言葉は、何歳になってもいいものです。

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