9月の第三月曜日は敬老の日。
小さいころからお世話になっているおばあちゃんに敬老の日の贈り物をしたいと思っている優しいお孫さんもいらっしゃると思います。
どんなものを贈ったらいいのか悩むところですが、
ご高齢のおばあちゃんには、「物」よりも「お孫さんの気持ち」が何よりも嬉しいもの。
おばあちゃんが気を使わなくていいプレゼントと
おばあちゃん大好きのメッセージを届けてみてはいかがでしょうか。
敬老の日のプレゼントを80代の方に贈るなら
以前、デイケアで仕事をしていた時に、利用者さんが大事そうに持ってきて見せてくれるものは決まってお孫さんの写真やお孫さんからの手紙でした。そしてお孫さんの話をするときの顔は 本当に嬉しそうでやさしそうでした。
見せていただいた写真や手紙はご高齢の方にとってものすごくものすごく大事な宝物なんだな、と思ったものです。
手紙を書いたお孫さんが思っているよりもずっとずっと……。
ご高齢の方にとって、お孫さんの存在は かけがえのない特別なものなんです。
小さなころは、おばあちゃんの家に行って、いつもたくさん美味しいものを食べさせてもらったね、いつもおいしいお野菜を送ってくれたね、一緒に過ごす時間は少なかったけど、おばあちゃんの家に行くのが大好きだったよ、そんな気持ちが伝わるだけで最高のプレゼントなのではないかと思います。
敬老の日のプレゼントおばあちゃんには何がいい?
ご高齢になると元気なようでも季節の変わり目は体がきつかったりします。
もし、何か一緒にプレゼントするなら、できるだけ負担のないものを選んでみるといいのではないでしょうか
生花やアレンジメントはお花の管理をしないといけないし、いずれは枯れてしまうものなので
プリザーブドフラワーにすると管理の手間もかからないし、いつまでも手元に飾っておけるのでいいですよね。
お花を選ぶ時に注意してほしいこととして
・「白やブルー系(水色・青・紫)」だけをメインにする
・マム(菊)を目立つ配置で使う
ことは避けるようにしてください。
両方とも、実は贈り物として選んでもいいお花なんですが、
お供えのお花として使うことが多いために、敬老の日にご高齢の方に贈るときには避けたほうがいいとされています。
同じ理由で病院のお見舞いの時にも使わないような心配りをしてくださいね。
他の色をメインにして、白やブルー系の花やマムをほんの少し添えるようにして使う場合は大丈夫です。
明るく爽やかな印象のアレンジメントになると思います。
反対に是非 選んで欲しい花は
・明るい色
・大き目の花
になります。
くすんだ色の花は枯れたように見えますし、ご高齢の方は視力が悪くなってきていますので、大き目の明るい花が喜ばれると思います。
生菓子は一度に食べきれないので、小分けされていて、保存期間の長いものを少しだけにして。
甘いものが好きなら一口羊羹や和三盆の落雁などがおすすめです。
甘いものがあまり好きでないなら、小さなサイズで小分けされた練り物は小腹がすいた時にもつまめますし、食事の時のおかずにもなって便利ですね。
いつも会えないおばあちゃんに贈るなら 記念になるように写真や手紙を同封してくださいね。
手紙を書くなら短くてもいいので手書きで書いてください。暖かい気持ちが伝わってきっと喜んでもらえると思います→→手紙の書き方
敬老の日のプレゼント 贈られて嬉しいもの
他にも、ちょっとした日常使いの小物なども 贈られて嬉しいようです。
・ポケットティッシュケース
・爪楊枝入れ
・キーホルダー
・ストラップ
・お箸
・ハンカチ
・ハンドタオル
などはいかがでしょうか?
「きれいな色のポケットティッシュケースを見つけました。敬老の日のプレゼントに贈ります。絶対におばあちゃんに似合うと思います」
などと書いたメッセージカードを添えて贈るといいのではないでしょうか
→→おばあちゃんにはきっと懐かしい季節を感じる9月のお花はコチラから
→→「ちょっとしたプレゼント」についてさらに詳しく書いている記事です
まとめ
80代のおばあちゃんに贈る敬老の日のプレゼントについてのご紹介でした。物を贈るときもあまり高価なものではなく、普段使いにできるもののほうがいいような気がします。外出した時に、気軽にほんのちょっぴり孫自慢できたら素敵ですよね。
幸せそうに孫の話をするおばあちゃんの顔を思い浮かべながら選んでみてくださいね。
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