寄せ植えに最適。春に植えて秋まで楽しめる一年草の花

夏の寄せ植え
春の寄せ植えと言えば、やっぱりメインは「お花」ですよね。

でも園芸店には、色とりどりの宿根草や一年草が並べられていて、
どの花を買ったらいいのかわからないという人もいるのではないでしょうか。

春に植える花の中で「育てやすくて」「花時期の長い」ものを紹介したいと思います。
丈夫な花ばかりなので園芸初心者さんには特におすすめです。
 

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花の寄せ植えを春から。おすすめの一年草は?

春に植えて秋まで楽しめる一年草をいくつか紹介します。

ペチュニア

日当たりで管理することになっていますが、半日陰でも元気に咲きます。

とにかく、丈夫です。道端のコンクリートの隙間から生えているのを見たことがありますし、我が家では、昨年花壇に植えたペチュニアが、今年に入ってもまだ何輪も咲いていました。

紫色のペチュニアの寄せ植え
今年は 玄関の横を紫のお花でまとめようと思っています。あと 滅多に使わないんですが 今年はペチュニアを使った寄せ植えをしようかな、と思います。ちょっと大き目の植木鉢を使って 作ってみます。使ったお花や成長の過程をご報告していきますね。

カリブラコア

ペチュニアと同じナス科の花で、花の形もよく似ています。カリブラコアの方が小さめの花をたくさんつける感じです。

カリブラコアも丈夫で長く咲きます。

インパチェンス

ホウセンカの仲間で、ホウセンカより「こんもりと広がって」咲きます。改良品種もたくさん出ていて、華やかで育てやすいお花です。

ホウセンカと同じようにラグビーボールのような種をつけて、熟したころに触るとはじけますので、子どもが喜んで触って遊びます。

インパチェンスの種で遊んでいる動画です。

こちらはホウセンカバージョンです。枝の広がり方の違いが分かりますか。

子どもでなくても止まらなくなりますよね♪

バーベナ

小さなお花が小さくまとまってひとつのかたまりになって咲きます。

寒くなると枯れますが、最近は暖冬ですので寒さが来たら枯れるはずのバーベナも ペチュニアやインパチェンスと同様に、いつまでも咲いているのを見かけます。

アゲラタム

ボールのような咲き方をします。

こちらも丈夫で秋まで長く楽しめるお花です。

千日紅

とにかく暑さに強いので、猛暑でも元気に咲いています。キャンディーみたいな花は 花の部分だけを摘んで器に盛ってもおしゃれです。ドライフラワーとしても使えますので、秋にリースを作っても楽しいと思います。品種によっては高く育つものや それほど高くならないものがありますので、確認して植えるようにしてくださいね。
  >>千日紅のドライフラワーの作り方
  >>ワイヤリングなしで作る千日紅のリース

日々草

毎日咲いているから「日々草」。千日紅と同じで夏も元気で咲いています。最近品種改良で小花系の可愛いタイプが出ています。
 >>日々草「フェアリースター」とコニファーの寄せ植えを作りました

バコパ

寄せ植えに よく使われている白い花です。丈夫でよく育つけど、ほかの植物の邪魔をしません。うまくいけば冬を超して来年も楽しめます。

・隙間があったら、とりあえずバコパ
・出来上がりがイマイチの時はバコパをプラス
・花が少ないときはバコパの花で乗り切る
・葉物が少ない寄せ植えのバコパの立ち位置は葉物

寄せ植え初心者さんは、とにかくバコパを一鉢買っておきましょう。

紫色のペチュニアの寄せ植え
今年は 玄関の横を紫のお花でまとめようと思っています。あと 滅多に使わないんですが 今年はペチュニアを使った寄せ植えをしようかな、と思います。ちょっと大き目の植木鉢を使って 作ってみます。使ったお花や成長の過程をご報告していきますね。

その他

小学校の夏の花壇に植えられていたものをイメージするといいですよね(^-^*)

遮るもののない炎天下の学校の花壇でも元気に強く咲いていた花。

百日草、ホウセンカ、なでしこ、ケイトウ。
もちろんひまわりだって矮性種ならOKです。

植木鉢の花を長持ちさせたいなら品種にこだわる方法も

最近は、園芸用の花の品種改良が盛んで、毎年たくさんの「新品種」が発表されます。

これらの「ブランド品種」は、それぞれ

・今までにないきれいな色や形をしている
・大きな株に育つ
・花がびっしりとたくさん咲く
・夏から秋にかけて長く咲いている
・暑さに強い
・病気や虫に強い

などの特徴があり、園芸店に行くといろいろな品種の花が販売されています。金額的には、一株当たり3倍~5倍くらいになりますが、苗の数が少なくて済むので結局オトクかもしれませんね。

大きめのテラコッタにブランド品種を植えて何鉢かを立体的に並べるだけで、玄関先がおしゃれになりますよ♪

もしも花を枯らしてしまっても、ダメになった植木鉢だけを見えない場所に隠せばいいので時間がない人や初心者さんには特におすすめです。

サフィニア

それまで地味な存在だったペチュニアを1989年にサントリーフラワーズが品種改良したサフィニアシリーズは、育てやすく、花つきもよく、花色も豊富なので今でもとても人気があります。

大輪で大株に育つサフィニアマックス。こじんまりとまとまるサフィニアブーケ。ひらひらとした花びらのサフィニアフリル。きれいなラインの入ったサフィニアアートなどがあります。

ミリオンベル

カリブラコアの改良品種でサントリーフラワーズが開発しました。

小さなかわいい花をたくさんつけます。

カルフォルニアローズ フイエスタ

インパチェンスの改良品種です。バラの花のようなふんわりした花をつけます。

アズーロコンパクトやkirara

ロベリアアズーロコンパクトやkiraraなどの改良種も丈夫でおすすめです。

アズーロコンパクトの切り戻しの方法と管理の仕方
単品でも寄せ植えでも楽しめるロベリア アズーロコンパクトは、色の違いや咲き方に個性があります。 びっしりと咲いた小さな花が一斉に風に揺れる姿はとても涼しげでかわいらしいです。 アズーロコンパクトの植え方や切り戻しの方法を紹介します。
ペチュニア・サフィニア・カリブラコア・ミリオンベルについて
「ナス科」は、同じ土で植えると、
・成長しない
・枯れてしまう

という症状が出ます。これを「連作障害」と言います。

ペチュニアやカリブラコアの仲間は「ナス科」ですので、これらの花の植え付けをするときは できたら新しく買った培養土を使うようにしてください。
間は「ナス科」ですので、これらの花の植え付けをするときは できたら新しく買った培養土を使うようにしてください。

他にも、園芸店やホームセンターでは、色々な品種の花を見ることができます。

それぞれの育て方は、買った時の園芸ラベルに書かれています。ラベルは捨てないで取っておいてくださいね。

もしなくした場合は、それぞれのホームページや園芸専門のサイトさんなどで調べてみてください。

花の寄せ植え初心者が選ぶときのポイントは?

色々調べて園芸ショップに行っても、予定外の花に一目ぼれして、つい買いたくなる時もあると思います。育てやすいかどうかを見分けるポイントを紹介しますね。

お花についている「園芸ラベル」の裏側を見てください。
育て方や、どのくらいの大きさの鉢に植えたらいいかなどが書かれています。必ずチェックしてくださいね。

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用途
「鉢植え」「プランター」「コンテナ」などと書かれているものがおすすめです。

・グランドカバーと書かれていたら、すごく広がる可能性があります。
・庭植えとしか書かれていない場合は鉢植えには向きません。

日当たり
基本的に「同じ鉢で寄せ植えするものは同じ条件で育つ植物」が理想です。でも日光・水のやり方・湿気や蒸れを嫌うもの・酸性土を好むもの・・・キリがないので。

最初は、「日なたが好き」か「半日陰」か「日かげが好き」で分けるくらいにしておくといいと思います。

ちなみにペチュニアやインパチェンスの仲間は「日なたで育てる」となっていますが、朝方だけでも日差しが届けば十分育ちます。

草丈
どのくらいの高さまで育つのか、どのくらいの大きさの株になるのかがわかると寄せ植えの出来上がりもイメージしやすいですね。買ったときは小さな苗でも、一年草はあっという間に大きくなってしまいますので、買う時にチラッと草丈のチェックをしておくといいと思います。

ちなみに、私は、寄せ植えの一番手前にカンパニュラメディウムという やたら高くなる花を植えてめちゃくちゃ後悔したことがあります。

上手に育てるポイント
「上手に育てるポイント」としていくつかの注意点が書かれているものもあります。あんまり注意点が多いお花は避けたほうが無難かもしれません。

・・・でも一目ぼれしちゃったら多分買ってしまいますよね。

ライスフラワーとワックスフラワーの寄せ植え
オーストラリア原産のライスフラワーとワックスフラワー。園芸店の店頭では春先にしかみかけないお花です。 小さくてかわいらしい姿につい我慢が出来ず 思わず2種類とも買ってしまいましたので、このふたつのお花と 他のお花を合わせて寄せ植えを作りました。 ライスフラワーとワックスフラワーの管理の仕方や 合わせるお花の選び方をまとめました。
簡単!!豪華!!ペチュニアハンギングの作り方
花時期が長く性質が強いペチュニアは ハンギングにもよく使われます。 もちろん ペチュニアだけでも豪華で華やかなハンギングになりますが 寄せ植えにすると さらに素敵です。 今回は 初心者さんにもおすすめのペチュニアを使った寄せ植えハンギングの作り方を紹介します。

寄せ植え・庭・芝生・雑草などの記事をまとめています
→→庭仕事の記事一覧

まとめ

春に植えて夏から秋にかけて楽しめる一年草の紹介でした。

小さい花が好きなもので、ついつい小さい花の記事の修飾語が多くなってしまいます。

でも!存在感のある花もいいですよね!

・・・自分が寄せ植えするときに一番大事なのは「衝動買いしない理性」ではないかと思います。

 

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