トゲのある雑草、かぶれ・花粉症の原因になる雑草

トゲのある雑草
草むしりが大好きな人もいますが たいていの人にとって 除草作業はとても大変で手間と体力のかかる仕事ですよね。時にはトゲがある雑草でけがをしたり かぶれたりすることもあります。

鋭いトゲがある危険な雑草や、葉っぱのトゲや汁が蕁麻疹の原因になる雑草、花粉アレルギーの原因になる雑草。お庭や地域での草むしりの時に注意してほしい雑草の名前や特徴について、まとめました。

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トゲのある雑草

指に刺さるようなトゲトゲがあ雑草、手がすっぱり切れる刃物のような葉っぱを持っている雑草。これらは植物が動物から(葉っぱなどを)食べられないようにと進化してきたものです。トゲのある雑草には次のようなものがあります。

ノイバラ

バラ科のトゲは固く太いです。ノイバラのトゲは葉っぱが変化したものです。

空き地や道端で見かける(うちの庭にもはえてきますが…)ノイバラは 初夏の頃に白い花を咲かせます。ついついそのままにしておきたくなりますが、想像以上に大きくなりますので、気が付いたときにマメに刈り込んでおくようにしてください。
ノイバラの花

ノアザミ

ノアザミは葉っぱに鋭いトゲがあります。花の根本にもトゲがあります。花は個性的でキレイですが どこをどうさわっても痛いのがアザミ。梅雨前頃から花を咲かせます。
ノアザミのトゲ

アメリカオニアザミ

アメリカオニアザミは最大で1.5メートルほどに成長します。葉っぱのトゲは太い針のように固く鋭く ものすごく危険です。
アメリカオニアザミのトゲ

ワルナスビ

えーーーー。この記事の一番上の画像のワルナスビは、うちの庭のワルナスビです。毎年あきれるくらい繁殖しています。根っこが太くてしっかりして よく広がりますのでなかなか駆除できません。

お花は白か淡い紫で可憐ですが、葉っぱにも茎にも固いトゲがあります。秋に成るコロンとした果実には毒があります。ワルナスビの果実の毒は、じゃがいもの芽の毒と同じものです。触れるのは大丈夫ですが、ペットなどが間違って食べないように注意してください。
ワルナスビの花

オニノゲシ

オニノゲシは大きくなると1メートルくらいまで成長します。葉っぱに鋭いトゲがあります。黄色いタンポポみたいな花が咲きます。
オニノゲシのトゲ

ママコノシリヌグイ

空き地などで見かけるママコノシリヌグイ。金平糖のようなかわいいらしいピンクの花が咲きます。

茎や葉にびっしりと小さなトゲがついています。名前の由来は「継子(ままこ:実の子どもではない子供のこと)のお尻を拭く」ことからきているといわれています。なんとも嫌気がさすネーミングですね。
ママコノシリヌグイのトゲ

指を切る雑草

ススキなどの周囲がギザギザになっている葉は、素手でつかんで引っ張ると指を切ってしまいます。
ススキの穂

トゲのある木

樹木にも要注意です。山椒やメギ・バラ・ピラカンサス・一部のかんきつ類などの木のトゲは とても太くて鋭い針のようです。幼木でも油断できません。

またヒイラギの葉っぱも痛いです。トゲトゲとした固い葉っぱ要注意です。

草むしりに夢中になっていて、つい、思いっきりメギをつかんでしまったのは私です。すごく痛かったです(T_T)

草むしりをするときは手袋をするようにしてください。

と言っても

大きなトゲは 手袋をしていても突き抜けてしまうので、しっかり目で確かめながら草むしりをするようにしてくださいね。

かぶれの原因になる雑草

「草負け(くさまけ)」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。植物によるかぶれ、と言うとすぐにウルシやハゼが思い浮かびますが、実は雑草がかぶれの原因になることもあり、これを「草負け」と言います。

キンポウゲの仲間

キンポウゲの仲間には、春に明るい黄色の花をつけるウマノアシガタやウマノアシガタにそっくりなキツネノボタンなどがあります。これらの雑草の汁が手について皮膚が炎症を起こすケースがあります。

「汁液が付くと炎症を起こす」ので そばに寄ったり、雑草に触れたりしても影響はありません。それほど神経質にならなくても大丈夫です。お花はかわいいので、じっくり見てあげてください(*^_^*)

もしもかぶれたかな?と思ったらすぐに水で汁を洗い流して冷やすようにしてください。

ウマノアシガタの画像
キツネノボタンの画像

イラクサ

イラクサは別名「刺草」「蕁麻」とも言い、蕁麻疹(じんましん)の名前の由来にもなっています。

イラクサは 山や海に普通に見かける広い葉っぱの雑草です。細かなトゲがあり、触れるとアセチルコリン、ヒスタミンなどがかゆみの原因になる物質がつくことがあります。
イラクサのトゲ

ウマノアシガタやキツネノボタンはかぶれの心配、イラクサは蕁麻疹の心配があります。長袖長ズボンで肌を守るようにしてください

実際のところ、腕に湿疹が出た、とか腫れやかゆみがあるなどの場合、原因が「草」なのか「虫刺され」なのか「毛虫」なのかわからないことが多いかもしれません。腫れ・かゆみがひどい場合は皮膚科を受診するようにしてくださいね。

花粉症の原因になる雑草

ケガや草負けとは少し違う感じですが、もう一つ注意してほしいのが花粉アレルギーの原因になる雑草です。スギ花粉やヒノキ花粉は有名ですが、ヨモギやブタクサの花粉がアレルギーの原因になっているケースもあります。またイネ科の花粉は ほぼ一年中飛んでいます。

ブタクサとヨモギ

花粉症の原因として特に有名なのはブタクサやヨモギです。花粉が飛ぶのは夏から秋にかけてになります。
>>ブタクサやヨモギの画像はこちらにあります。

カモガヤ

イネ科の特徴は、まっすぐな筋(葉脈)が入った長い流線型の葉っぱです。イネ科の種類はとても多いのですが花粉症の原因として特に有名なのはカモガヤ(オーチャードグラス)です。
カモガヤ

カラムシ

空き地でよくみかけるカラムシの花粉もアレルギーの原因になります。

「蕁麻疹の原因になる雑草」のところで紹介したイラクサに似ていますが、カラムシには かぶれの原因になるようなトゲはありません。昔の子供は片手の親指と人差し指で輪っかを作り、その上にカラムシの葉を置いて勢いよくもう片方の手のひらを打ち付けて「ポン」と音を出す遊びをしていました。

でも このカラムシの花の花粉が たくさん風に乗って飛んでくると カラムシの花粉にアレルギー反応をする人は 花粉症の症状が出てしまいます。
カラムシの葉

花粉アレルギーの場合は「触れてかぶれる」わけではありませんので 草に触っても大丈夫です。でも特定の花粉にアレルギ―がある人が 花粉が目や鼻の粘膜につくとくしゃみや咳などの症状が出ます。予防や対策をしっかりとして草むしりをしてください。

駆除しにくい雑草についてまとめました

草むしりが大変な雑草11種。特徴と除草の仕方

まとめ

草のトゲやかぶれだけでなく、虫刺されや紫外線対策のためにも、草むしりの時には長袖長ズボン帽子など、しっかり装備しておくことをおすすめします。

夢中でやっていると時間を忘れてしまいますので無理のないペースで草むしりをしてくださいね。

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