トゲのある雑草の抜き方。根が残る雑草に便利な道具は?

とげのある雑草
葉っぱや茎にトゲのある雑草の草むしりは 痛いし ケガの危険もあります。

中には 触れる場所がないくらいの細かいトゲにびっしりと覆われている草もあります。注射針のような太くて固いトゲを持つ植物もあります。

トゲのある雑草の抜き方をまとめました。

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トゲのある雑草の抜き方

トゲがある草は注意しながら除草しないとトゲが刺さったり ギザギザの葉っぱで手や腕を切ったりなどのケガをしてしまうかもしれません。トゲトゲしている雑草は、手で抜くと危険ですので、必ず道具を使って駆除するようにしてください。

と言っても 雑草抜きの道具はとても多くて選ぶのに迷いますよね。なので このブログの管理人がおすすめする道具をふたつ紹介しますね。

トゲのある雑草の種類はこちらから

葉っぱが広がっている雑草の除草
ノゲシの仲間のように葉っぱが広がっていて 根っこがまっすぐに伸びているタイプの雑草には「テコ式の草抜き」がおすすめです。広がっている葉っぱに引っ掛けて グイッと引っ張ると 長く伸びた根っこも 引き抜くことができます。
草抜き
細い茎が伸びている雑草
・葉っぱが細くシュッとしている
・葉っぱが 小さく弱弱しい
などの場合は 葉っぱに引っ掛けて使う草抜きは不向きです。
例えば ママコノシリヌグイのような 細い茎がのびている雑草の場合は 上の道具は使えません。グサッと 草がはえている地面に突き刺して パスタを食べる時のように クルクルと根っこを絡めて引っこ抜くタイプの草抜きがおすすめです。
抜けるンですミニ

トゲがあって根っこが残る雑草の場合

実は 困ったことに トゲがある雑草の仲間には地下茎が残るタイプのものが多いです。その場合は 草抜きで抜いても根っこが残ってしまいます。根っこが残っていれば またその草は はえてきます。

例えば ワルナスビやノイバラなどですね。この仲間には

・根っこが 地下何メートルまで もぐっている
・地中にほんの少しの根っこが残っていれば そこから再生する

という ものすごく困った雑草たちも含まれます。

この根茎で広がるタイプの雑草は 「草むしり」レベルでは根絶できません。 根っこを完全に除こうとしても無駄です。駆除は下のような方法になります。

地面を掘り起こす
まだ小さな株の地下茎、生えてきたばかりの雑草や そんなに広がっていない雑草でしたら シャベルを使って取り除きます。
片手で使うような小さなスコップではなく、両手で持って使う大きなシャベルを使ってください。シャベルの肩の部分に足をかけて グッと地面に突き刺します。そしてテコのようにして土ごと根っこをひっくり返します。
出てきた根っこは 振ると土が取れますので、コンクリートの上などに置いて良く乾かしてから ゴミとして捨ててください。
根っこを土の上に置いたままにしておくと そこから芽や根が出てきますので 要注意です。
完全に根っこを取り除きたい場合
トゲのある草を完全に除去したい場合はグリホ系の除草剤を 指定の濃度に薄めて(草によって希釈倍率はちがいますから必ず確認してください)葉っぱに散布してください。

 

ところで…

庭木の下なので スコップを使って
トゲがある雑草を掘り起こすなんてできません

 

グランドカバーの中なので
除草剤は使いたくありません

というケースもありますよね。

実は 私は この手の雑草は地面ギリギリで ハサミか鎌で茎を切っています。

地中にはうんざりするほど雑草の種が眠っていますし、毎日吹いてくる風や 飛んでくる鳥は 常に草花の種を運んできています。 庭があれば雑草は 生えてくるものだと思っています。なので 他の雑草を草むしりするときに一緒に退治する感じです。もちろん そのあともはえてきますが 何度もやっていると だんだん草のイキオイはなくなってきます。

退治したい草をめがけて熱湯をかけるのも効果があります。

頻繁に庭に出て地面をまんべんなく踏んで歩くのもいいです。どんな草むらでも 山の中でも 動物が歩く「獣道(けものみち)」や人が歩く山道には草ははえませんよね。ケガをしないように厚底の靴で踏んでくださいね。

植物は光合成ができないと成長できませんので できるだけ地上に芽が出てこないように、芽が育たないように、色々とやってみてください。

トゲのある雑草の草むしりにおすすめの道具

もしも草抜きが手元にない場合は
・ペンチ
・使い古しのフォーク
などでも代用できます。ケガをしないように やってみてくださいね。

その他にも 長袖の服や厚手の手袋、帽子などで できるだけ肌をカバーするようにしてください。

もしできるなら 下のようなものがあると安心です。

ガーデニングブーツ
普通の長靴でも構いませんが 厚みのあるガーデニングブーツなら さらに安心です。トゲのある茂みに入るときには 長靴タイプがおすすめです。
手袋
バラや多肉植物の手入れ用の厚手のゴム手袋か皮手袋を使うとトゲから手指を守れます。

まとめ

トゲのある雑草は草むしりの時も危険ですが、むしった草を片付ける時も危険です。中には ほんとにびっくりするくらい鋭いトゲがありますから。

片付けをするときには 厚手の手袋を使ったりゴミ拾いに使うようなトングなどを利用してみてください。

今回は トゲのある雑草の駆除についての記事でした。

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