節分のかわいいコオニの顔のイラストを
手書きで簡単に書く方法を紹介します。
白黒だけの塗り絵用のイラストもあります。
ご利用の方はご自由にダウンロードしてください。
鬼のイラストを簡単に
書き方を紹介するのは 上のコオニの顔です。
鬼の顔のイラストを描き方の順番を説明しますね。
①目安になる線を引きます。
等間隔で横に2本の線を引いてください。顔と髪の毛の割合が半々なので 大体の目安になります
②「鬼の顔の輪郭を描きます。子供鬼なので 丸い感じをだすために横に伸びた楕円を書いてください
③耳を書きます
耳の位置は 中央の線よりも下になります。耳の形はお好きな感じでいいです。
④髪の毛をかきます。先ほど引いた線の上半分が髪の毛になります
フワフワの綿菓子みたいな髪をイメージしています。
⑤ツノを書きます。
左右対称でなくていいです。というか左右対称じゃないほうが 可愛いです。
⑥ツノに模様を書きます。割と雑な感じの方が可愛いと思います。
⑦目を書きます。目の位置は両端に離れています。こうすると「ふんわりとした印象」になると思います。
⑧口を書きます。少しだけ微笑んだ感じに書いていますが 大きく口を開けて笑っている顔にしてもいいですよね
⑨「牙」を書きます。小さな小さな「牙」にしてくださいね
⑩全体を縦に4等分した時の外側のマスが目の位置になります。
個性的な鬼の絵の書き方
鬼にもきっと個性がありますよね
色々な鬼を書いてみるのも楽しいと思います。
体は シンプルな線で大丈夫です。
多少 手が棒みたいでも
足がコッペパンみたいでも
左右のバランスがおかしくても
細かい部分の書けなくても
顔が描けていればなんとなく「絵」になります。
「ぐでー」な鬼
「がおー」な鬼
「うが」な鬼
恵方巻きを食べる鬼
「むすっ」な鬼
「小鬼戦隊」な鬼たち・・・うーん 正義の味方になってしまった・・・「ぬりえ」版は下のほうにあります。右クリックで画像保存してからプリントアウトしてくださいね。
節分の鬼の塗り絵
塗り絵バージョンです。右クリックで画像保存してからプリントアウトしてくださいね。
かわいい鬼の絵を書こうと思った理由
最近の保育園や幼稚園では 節分の豆まきをしないところもあるそうです。
理由は「鬼が怖いから」ということで トラウマになった子もいるから ということなんです。
めちゃくちゃ背の高い園長先生(190くらいあったと思います)が「鬼」をやった年、張り切って迫真の演技をしてしまったそうです。…そりゃ怖いですよね。
園児がみんな泣いてしまって
それ以来二度と園長先生は「鬼」にはならなかったそうです。
そして もう一つの理由が「人権問題」に関わることだという事なんですね。
うん。うん。わかる。
という声が聞こえてきそうです。
きっと皆さん「泣いたあかおに」や「おにたのぼうし」を読んで「切ないなあ」って思ったことがありますよね。
節分の読み聞かせにおすすめの絵本。小さな子どもにもわかりやすい節分の絵本を紹介している記事はこちらになります。
→>豆まきの由来を絵本で。子供向きの簡単なお話と鬼の意味を説明した本も。
どうして「鬼は外」なのか、を小さい子供にわかりやすくまとめてみました
→鬼は外 福は内の意味。節分の豆まきの由来を保育園の子ども向けに説明
おわりに
本来「鬼」というのは病気や災厄の象徴で、豆まきをすることで今年一年の無事を祈っていたのが もともとの節分なわけなんです。病気や自然災害があった時に 今ほど対応する術がない時代、一年を無事に終えることができますように、という切実な祈りは 今よりもずっと重かったと思います。「悪いものを追い払って いいものを家の中に呼ぶ 」そして「みんなの幸せを祈る」。楽しい節分になりますように。
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