7月に入ってサンパチェンスも大株になってきました。
サンパチェンスの花を長く楽しむためには 夏のひと手間が大事。キチンとお手入れをすれば多分11月ごろまで元気に頑張ってくれるはず(*^_^*)
サンパチェンスの7月の水遣り・肥料やり・切り戻しについてまとめました。
サンパチェンスの夏の水やり
サンパチェンスは先日の大雨にも強風にもびくともしませんでした。毎日元気に咲いています。そして今年の夏も暑い!連日35℃以上の猛暑です。
サンパチェンスは成長スピードが速くお花もたくさん咲きます。葉っぱもしっかりと茂ります。なので根からたくさんの水を吸収して葉っぱからたくさん水を蒸発させます(蒸散作用)。
気温が高い時には絶対に水を切らさないようにしてください。
下の画像は7月中旬のうちのサンパチェンスです。
水やりは一日2回。朝晩やるようにしています。
たとえ前日の夕方にしっかりと水やりをしていても
朝 時間がとれないで水やりができないと…
夕方には元気がなくなって しおれるサンパチェンスに…。
しおれた場合は あわてて水やりをします。
すると。
しばらくするとサンパチェンスが徐々に復活
サンパチェンスのすごいところは
枯れて しおれた花も復活するところです。
ホントにびっくりですよね。
翌朝には完全に元通り。
「え? なにか問題でも?」と言いたげなサンパチェンス。
とはいえ あんまりたびたび萎れさせていると株が弱ってしまいます。できるだけ水切れしないようにお世話してくださいね(←私が言うのも変ですが)
水やりの時間帯は 朝と夕方の涼しい時がベストです。
激熱の気温の時に水をあげると、サンパチェンスの負担になります。昼間に水をあげたい時は 日陰の涼しいところにサンパチェンスを移動させてください
サンパチェンスの夏の肥料
サンパチェンスの花は 夏場でもドンドン咲くので ものすごく栄養が必要です。肥料切れにならないようにしてください。
サンパチェンスの6月~7月の肥料は、緩効性の置き肥を月に一回と
1000倍に薄めた液肥を週に一回 与えます。
サンパチェンスの切り戻し
さて、7月の中旬になるとサンパチェンスの株も ある程度大きくなってきます。と同時になんとなく枝が暴れているような感じになってきます。
この時期に一度サンパチェンスの茎を半分ほどの長さに剪定していきます。そうすると、わき芽が伸びてさらに枝が茂り、もう一回り大きな株に育ってくれるんです。
切り戻しの時のコツは脇芽の部分を残すようにすること。
脇芽と言うのは、葉っぱの根元の部分から出てくる芽の部分のことです。
で、どのくらい切るかというと全部をバッサリと切ってしまうと光合成ができなくなって弱ってしまいますので、必ず3分の2~半分くらいは残して刈り込むようにしてくださいね。
サンパチェンス 切り戻し前
サンパチェンス 切り戻し後
切り戻し後は 液肥を2週間に一度程度にします。
サンパチェンスと虫
サンパチェンスは アリが好きな花、というか、アリが寄り付きやすい花のようです。
丈夫な葉っぱの影では、蚊が休憩していることも多いらしく 私は水やりをするたびに蚊に刺されてしまいます。
なので とりあえず今のところの虫対策。アリの巣対策と、虫除け。
それと 乾燥が強いとホコリダニやハダニが発生しやすくなるので、予防に時々葉水をかけるようにしています。
あと 花ガラを摘んであげたり、あまり暑さや日差しがきびしいようなら、半日陰くらいの場所に移動するのもおすすめです。人間でもうんざりするようなこの暑さ。お花の負担もできるだけ軽くしてあげてください。
①サンパチェンスとは。インパチェンスとの違いと特徴。花言葉の由来。
②サンパチェンスの苗の育て方。サンパチェンスを大きくするには
④サンパチェンスの育て方 7月。真夏の水やりと切り戻し方法
おわりに
大きな株に育ったサンパチェンス。たった一株でも 通りから見ると とても「一年草の花」には見えません。「花」というより「低木」に見えます。つつじとかそんな感じ。
一株だけでも存在感がありますが、たくさん植えてサンパチェンスだらけにしたら きっとすごいでしょうね。
まあ 私はむらっけが多いので毎春ホームセンターで アレも植えたいコレも植えたいと見境なく種だの苗だの買い込んでしまうので無理ですが。
一度くらいは、何かこだわりのお花だけで玄関を飾るという「オトナ」な行動ができたらいいなあ、と つい考えてしまった今日の管理人です。
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