読者アンケートに応募したらタキイの「ひまわりF1サンリッチ」のタネが当選しました。
サンリッチは小型の切り花用のひまわりです。花が咲くまでの期間が短く花びらがとてもキレイでプランターなどでも育てられます。
タキイの「サンリッチ」の育て方をまとめました。
タキイのひまわりサンリッチとは
普通のひまわりは春~初夏にかけて種を蒔き 夏に大きな花を咲かせます。
でもお花やさんで見かけるひまわりはちょっと小さめでコンパクトですね。しかも真夏以外にもお花を見かけます。
このお花さんで売られているのが「切り花用のひまわり」になります。
例えば園芸店などでよく見かけるタキイのサンリッチシリーズは とても有名で、タキイのホームページによると「世界で一番切り花にされている品種」という事です。
サンリッチは花粉がないので部屋に飾っても汚れません。草丈は100cmほどになります。スッと真っ直ぐに茎が伸びますので 花瓶にまとめて飾れば迫力があるし、アレンジメントにもしやすいし、花束にして贈り物にしてもいいですよね。
サンリッチには
F1サンリッチ・オレンジ 明るいオレンジ
F1サンリッチ・レモン さわやかなレモン色
F1サンリッチ・パイン 透明感のある淡い黄色
F1サンリッチ・マンゴー 「オレンジ」よりも少し明るいオレンジ
F1サンリッチ・バナナ 爽やかなイエロー。バイカラ―で中心部が淡いオレンジ
F1サンリッチ・フレッシュオレンジ 芯が緑色の「オレンジ」
F1サンリッチ・フレッシュレモン 芯が緑色の「レモン」
(2018年現在)
さらに普通のサンリッチよりも早く咲くタイプとかベト病に強いのとか…結構色々あります。
で。今回いただいたのがこちらです
「ゴッホが選んだひまわり
F1サンリッチ ソレイユミュージアム」
すごい雰囲気のある写真ですね。ちょっと盛り過ぎな感じすらしますが…
この袋は人気の4色オレンジ、レモン、フレッシュオレンジ、フレッシュレモンの混合になっています。
趣味の園芸の雑誌についてるアンケートを出したんですが
当たるものですね~。
(第一希望の商品ではなかったのが残念ですが)嬉しいです♪
この袋で育つ苗の本数はおよそ15本となっていました。
袋の中のタネはこんな感じです
サンリッチの種は農薬処理をしています。
ひまわりF1サンリッチの育て方
サンリッチの育て方をまとめますね。
サンリッチの種まきの時期や温度など
種のまき時は4月~8月です。
発芽温度25℃前後
生育温度15~35℃
発芽日数 適温(25℃前後)の場合は3~4日で発芽
適温でない場合は7~10日で発芽
気温が30℃以上の場合は発芽が悪くなるので日陰を作ってあげてください。
温度さえ確保できれば お花が咲きますので種がたくさんある場合は 少しずつずらして蒔くのもいいかもしれません。
植え付けの間隔
株と株の間は15~20cm
植え付けの間隔が広いと花が大きくなります。
植え付けの間隔を狭くすると小さな花になります。
夏場は日差しが強く大きく成長してしまうので間隔を狭くして植えてください。
同じ大きさにそろえたい場合は間隔が同じになるようにしてください。
種は1~2粒ずつ蒔いて、生長の良いものを残して間引きます。
覆土は1センチほどにしてください。
種の蒔き方
直播きで構いません
根が傷むと成長しませんので小さな苗の時以外は植え替えをしないようにしてください。
水遣り
種まき~芽が出るまで・・・土が乾かないように
芽が出るまでは 乾燥させないようにたっぷりと水遣りをしてください。
芽~本葉4枚まで・・・土の表面が乾いてからたっぷりと
いつも根の周辺が濡れている状態だと 植物は「根を伸ばさなくても水分が吸収できる」ので根を張らなくなってしまいます。
なので 苗が小さいころには土の表面が乾いてからたっぷりと水遣りをします。
本葉5枚~つぼみ・・・段々と水やりの量を減らしていきます。
あまり 水やりをしすぎると 茎がひょろひょろとしてしまいますので
生長するのに合わせて水遣りの量は減らしていくようにします。
サンリッチの剪定は?
基本的に サンリッチシリーズは一本の茎に お花がひとつなので、ピンチして スプレー咲きに仕立てることはできません。
茎を一本しっかり育ててお花を一輪咲かせるようにしてください。
おわりに
サンリッチの花の収穫は最短で55日。
例えば 今日(5月21日)種を蒔くと、7月15日にはお花が咲く計算になりますが、ここ九州はそろそろ梅雨入り。
もしかしたら梅雨の影響で花が遅くなるかも。。。な感じです。
計算してみると、七夕(7月7日)に種を蒔くと8月31日に収穫だから夏休みの宿題にちょうどいいということになりますね。ものすごく小さく仕立てたら面白そうな感じもします。
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