夏から秋にかけて可愛い花をたくさん咲かせるトレニア。
トレニアはとても育てやすい花ですが、種から育てるの割と簡単なお花です。
今年は白いトレニア サイクロンを種から育ててみました。
トレニアの種まきから植え替えまでの手順を紹介します。
トレニアの種を蒔く時期
トレニアの種の発芽適温(地温)は20~25℃。
大体4月~6月が種まき時期になります。
まだ寒い時期に種まきをすると芽が出ないことがありますので、しっかり暖かくなるまで待って種まきをしてください。
もし「種を蒔いたんだけど、急に寒さが戻ってきたΣ(・口・)」という時は、特に夜間は冷え込みますので寒さ対策をして下さい。
発芽までは5~10日ほどです。
トレニアの種
今年 蒔くのはサカタのタネの「トレニア サイクロン」のホワイトです。
袋を開けると、小さなプチプチに包まれた種袋
この中に20粒入っています。
トレニアの種です。
ものすごく小さいですね。
この種はペレット加工していますので 中にある「ホントの種」はもっと小さいです。
ものすごく小さな種・扱いにくい種などを丸い形にコーティングして 扱いやすくしたものです。コーティング材は水で溶けてなくなります。外側のコーティングを溶かすのに水分が必要なので種を蒔くときには水分をたっぷりと与えてください。またペレットなどのコーティング種子は翌年の発芽率が下がりますす。翌年に持ちこさずに有効期限までに使うようにしてください。
トレニアの種を蒔く
トレニアの種は とても小さいのでピートバンや育苗トレイなどを使って種まきをすることをおすすめします。
私は 昨年の秋に買ったバーゲンガーデンを使ってトレニアの種を蒔きます。
①バーゲンガーデンに種まき用の土を入れます
②土にたっぷりと水をまきます。
③種をまきます。
2袋なので全部で40本分です
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
普通 種を蒔くときは、2~3粒ずつ蒔いて、育ちの悪いのを間引くんですが、私は「ケチンボ」なので一粒ずつまいてます。
もしトレニアの種を何粒ずつか蒔くときには、重ならないように撒いてくださいね。
④種まき後は やさしく指で押さえておいてください。土はかけなくて構いません。
置き場所は室内の窓辺がベスト。直射日光の当たらない場所に置いてください。
霧吹きで水を与えるか、鉢の下から水を吸わせるかして芽が出るまでは 絶対に乾かないようにしてください。
トレニアの種は光がないと発芽しません。
トレニアの種子は 発芽に光を必要とする好光性種子です。なので、種まき後は種の上に土をかぶせずに発芽させます。種子が乾かないように霧吹きなどで水をかけるか、鉢底から水を吸わせるようにしてください。
トレニア 発芽後
①トレニアが発芽したら お日様が当たる場所に移動させます。
発芽後しばらくは乾燥気味にします。バーゲンガーデンのような底面吸水タイプの場合は吸水用トレーを外してセルトレーだけにします。
水遣りは乾いたらたっぷりと。
一週間に一度1000倍に薄めた液肥を水遣り替わりに与えます。
トレニアの植え替え
③株がしっかりとそだってきたら鉢に植え替えます。
※ピートバンの場合は本葉が2~3枚の時に一度2号(6㎝)くらいの小さなポリポットなどに植え替えるといいと思います。植え替えるときにはピンセットなどを使って 根が傷まないようにそっと植え替えてくださいね。
苗が育ったら植え替えます。
トレニアの苗が育ってきました
根がしっかりと張っています。
これから植え替えです。
植え替えと夏の管理についてはこちらでまとめています
→トレニアの育て方 植え替え、摘心、切り戻しのポイント
おわりに
トレニアの開花期は7月~10月。暑い時期でも比較的元気に咲いてくれるお花です。
お花が咲く時期には水と肥料を絶やさないようにしてくださいね。
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