夏になるとゴーヤ(にがうり)が店先に並びます。
沖縄の特産品ですが、最近では、そのほかの地域でも、栽培される事が多くなってきました。
代表的な料理「ゴーヤチャンプルー」だけでなく、炒めたり、茹でたり、揚げたりとイロイロな料理方法があります。
でも ゴーヤはその独特の苦味から嫌われる事も多い野菜ですね。
ゴーヤの苦味を取り除く方法や、余ったゴーヤの冷凍保存の方法を覚えておくと便利です。
ゴーヤの苦い部分を取り除く方法
ゴーヤの苦味は「ワタ」の部分に含まれていると思っている人が多いようですが、
苦味成分が含まれているのは、実は皮の部分ですので、ピーラーなどで皮を薄く剥いて料理すると苦味のないゴーヤ料理ができます。
皮のむき加減で苦味が調整できますので、ゴーヤの風味を少しだけ残すようにして、自分が好きな苦さ加減にむいてください。
ちなみにワタの部分は、種を除いて天ぷらにすると、ふんわりとして甘くておいしいです。
しかも皮の3倍のビタミンCが含まれています。
ぜひ レシピサイトで検索してみて下さい。
ゴーヤの苦味には栄養がある
ゴーヤの苦味成分はモルデシンという名前で
食欲増進と血糖値を下げる効果があります。
また、ゴーヤに含まれているビタミンCは、加熱しても壊れません。
夏バテで食欲が無い時や、夏の日差しでお肌が疲れているときには、積極的に食べるといいですね。
新鮮なゴーヤは、
・色がきれいで
・手に持った時にずっしりとした感じで
・へたの切った部分が新鮮です。
黒ずんでいたり、太さにバラつきがあるものは避けてくださいね。
ゴーヤの冷凍保存の方法
余ったゴーヤは、簡単に冷凍保存ができます。
1.まず キレイに洗って、種とワタを除きます。
2.薄くスライスした後、 水分をとばします。
・固めにサッとゆがいて、冷水にとる
・軽く炒める
・塩を振って重石をする(2.3時間で水があがってきます)
どの方法でも良いです。
3.ゴーヤの水気を切る。
4.ファスナーつきの保存袋に入れて保存します。
使うときは、そのまま炒め物などに加えたり、サッと熱湯にくぐらせてサラダに使ったりします。
平らにして保存すると使いやすいです。
まとめ
丈夫で育てやすいゴーヤは、「緑のカーテン」として、利用される事も多いですね。
収穫時期になると、次々に実が成ってきますので、青いうちにどんどん収穫して、食べきれない分はおすそ分けしたり、冷凍保存するといいです。
ゴーヤを食べて夏を元気に乗り切ってください。
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