プランターの古い土の簡単な再生方法。リサイクル材の選び方


植木鉢やプランターで花を育てたり野菜を栽培したりしている方は多いと思います。

でも 土って買うのは何気なく買っても そのあとの土の始末が悩みの種ですよね。

今回はプランターの古い土の再生方法をご紹介します。

準備するのは新聞紙とスコップ。そして再生材など。

ベランダでも簡単にできますので早めに準備して花の苗の季節に備えましょう。

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プランターの土の再生 簡単にできる?

暖かい風が吹き始めると そろそろ今年はどんな花を植えようか なんてネットや本を見たり園芸店をのぞいたりする人も多くなってくるのではないでしょうか。そして お花を植えるには まず土づくりから。でもプランターには去年の土が入ったまま…。古い土をリサイクルする方法はないかしらって思いませんか?

プランターの土の消毒方法をネットで検索すると「火で焼く」とか「熱湯を使う」とか「土をふるいにかけて微塵を取り除く」「黒いビニール袋に入れて日光消毒」などがヒットすると思います。

日光消毒はそれほどでもありませんが「フライパンに入れて火にかける」は、さすがに大変ですよね。かと言って毎年土を全部入れ替えるのも処分するのが手間ですよね。

今回ご紹介するプランターの土の再生方法は2017年1月15日のNHKテレビ「趣味の園芸」で放送されたものと、趣味の園芸1月号に書かれていたものをベースに、「そのほかの情報をプラス」したものになります。

なぜ わざわざ「そのほかの情報をプラス」したのかと言いますと

商品名がわからないと何を買ばいいのかわからないからです。
(NHKの番組だから仕方がないんですけど(*^_^*)

土の中の虫の話や資材についても補足説明しています。よろしければ参考にしてくださいね。

さて土の再生の方法ですが やり方は簡単。3ステップだけです。

①ごみを取り除く

②乾燥させる

③資材を混ぜる

趣味の園芸のテキストには 7年間この方法で使っているふかふかの土の写真が載せられていました。

プランターの古い土の再生方法

では 方法を詳しく説明していきますね。

用意するもの
 ・新聞紙
 ・スコップ
 ・小さなバケツふたつ

バケツにはそれぞれ
 ・取り除いた根やゴミ
 ・鉢底ネットや鉢底石

を入れます。ビニール袋や受け皿などでも構いません。

作業①ゴミを取り除きます
①雑草を取る
プランターに生えている草を取り除きます

②苔や藻を取る
土の表面に緑色の藻や苔があったら、土ごと1センチほど取り除きます。藻や苔は再生力が高いので土を多めに取って廃棄してください。

③新聞紙の上に土を広げる
風通しの良い場所に新聞紙を広げプランターの土を薄く広げてください

④鉢底網や鉢底石をのぞく
鉢底網や鉢底石をバケツに取り分けます。

※鉢底石はネットに入れておくと土の入れ替えをするときに手間が省けて楽です。プランターの場合は石を入れたネットを3~4個ほど使うといいと思います。

④根やゴミを取り除く
細かい根やゴミを取り除いてください。

※カチカチに固まった植木鉢をひっくり返すと、丸まって寝ている白っぽい幼虫を見つるけることがあります。これはコガネムシなどの幼虫です。「成虫に育つかも♪」なんて思って土の中に戻さないでくださいね。そのままにしておくと根や葉を食べてしまいますのでゴミと一緒に処分してください。

作業②土を乾燥させます
土をうすく広げて乾燥させるとサラサラの状態になります。

時々上下を返したりしてまんべんなく乾燥させてください。

鉢底石も乾燥させておいてください。

※土を乾燥させてもあまり消毒にはなりません。でも 土をサラサラの状態にすると石灰や肥料をまんべんなく混ぜることができるので 固くなった土がふかふかに復活するということです。土の塊が残らないように土を崩しながらサラサラにしてくださいね。


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プランターの土に必要な栄養は?

土が十分に乾いたら再生資材を入れてプランターに土を戻します。

用意するもの
 ・赤玉土(小粒)
 ・腐葉土
 ・石灰 一握り
 ・緩効性粒状肥料 二握り
 ・ビニールシート

作業③土をブレンドします
①ビニールシートに土を広げます
「土をふるいにかけてみじんを除く」ことはしなくて大丈夫です

②資材をその上に置いていく
配合割合は プランターの土:腐葉土:赤玉=5:3:2になります。

③均一になるように混ぜる
土の粒がつぶれないように やさしく混ぜてください

④完成です
プランターに土を戻して お花を植えましょう

資材の説明をしておきますね。

赤玉土:火山灰が乾燥して粒状になったもの。虫や病気の心配がないので挿し木などにも使われます。肥料分は含まれていません。植物を育てるときには赤玉に腐葉土や堆肥を混ぜて使います。大粒・中粒・小粒があります。今回は小粒を使います。

腐葉土:庭の草や葉っぱを積んでおくと黒いふかふかの土になります。この土を腐葉土と言います。お店で売られている腐葉土は 葉っぱの形が残っていることがありますが気にしなくても大丈夫です。でもあまり安く販売されているものは状態が良くないことがあります。「普通の価格」の物を買うことをおすすめします。

有機石灰:土の中和に。牡蠣などの貝殻や卵の殻などから作られています。
多くの植物は強い酸性の土を嫌います(酸性の土が好きな植物もあります※)。なので酸性に傾いた土を中和して植物を植えます。消石灰と違い 土に撒いた後すぐに苗を植えることができます。アルカリに傾きすぎても植物は育ちませんので、家庭で使う中和剤を選ぶときには効き目が穏やかな有機石灰がおすすめです。有機石灰はカルシウムなどの微量要素の補給を補給する働きもあります。「有機石灰」「天然石灰」などの名前で販売されています。

緩効性粒状肥料:元肥として土に混ぜ込んで使います。プランターにはマグアンプKの中粒がおすすめです。プランターひとつにつき50グラムが目安です>>元肥に関する記事はこちらから

有機石灰の種類を見てみたい方はこちらから(楽天にジャンプします)
【楽天市場】有機石灰

※酸性が好きな植物には、サツキやツツジ、ブルーベリーや クリスマスの寄せ植えなどに使われるエリカやカルーナ、ハッピーベリー(ペルネッチア)などがあります。

寄せ植え・庭・芝生・雑草などの記事をまとめています
→→庭仕事の記事一覧

プランターの土を翌年も使うために

NHKの趣味の園芸を見ていて「いいな」と思った方法なんですが実は 私自身あまりこういうことはしないんです。

使い終わったプランターの土は花壇に撒く。そして庭にはコンポストがあるので、プランターには十分に発酵したコンポストの土を入れる。という感じで都度入れ替えているんです。

でも今回ご紹介した方法なら2階の重いベランダの鉢植えを庭に運ばなくてもいいかもって思いました。大き目のビニールシートを敷いたらベランダが汚れることもないですよね。もう少し暖かくなったらチャレンジしてみようと思っています。

今回はプランターの古い土の簡単な再生方法のご紹介でした。

 

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