節分のメニューの献立。節約簡単レシピ
2018.12.05
2月の行事食を言えば節分。
行事の時って ちょっといつもと違うものを作りたくなりますよね。
でもそんなにお料理に時間はかけられない。
できたらパパッと作りたい、って思いませんか。
スーパーの食材で短時間に簡単に作れる我が家の節分の日のメニューを紹介します。
節分のメニュー 我が家の献立
もともと節分には「イワシの頭」とヒイラギを飾る習慣があります。
イワシの頭のにおいで鬼が逃げていくとか
ヒイラギのトゲで鬼が逃げるとか言われています。なのでイワシを使ってみました。ホントは新鮮なイワシの方が美味しいのですが 今回は缶詰を使っています。もしヒイラギがあれば お料理の飾りとして添えてもいいかもしれません。(でも ヒイラギの葉っぱを飾ると「クリスマス」な感じがするのが難点ですね)。
そして節分と言えば「豆」。
豆は 「鬼は外 福は内」の豆まきにも使いますが
「マメマメしく働くように」とか「魔を滅する」などというごろ合わせで縁起がいいため お正月料理にも使われます。節分のメニューにも少しでいいから使いたいですよね。
それではメニューを紹介しますね。
1 五目豆
2 タコの刺身
3 天ぷら
4 お吸い物
5 煮物(がんも+しいたけ+ありあわせの野菜など)
6 イワシの煮物の生姜添え(缶詰使用)
7 蕪の浅漬け(市販品でもいい)
8 蕪の葉の菜飯(ふりかけでもいい)
9 鶯餅(うぐいすもち)
なんちゃって会席風なので 品数は一応「奇数」にしてみました。
食材は近所のスーパーで夕方にちょこちょこと買えるものばかりです。
3 天ぷらの材料ですが 節分の時期はちょうどフキノトウやコゴミ、タラの芽などの山菜も店頭に並ぶ頃。もし手に入ったら使ってみてください。今回はチコリとヨモギの若芽、それと海老を天ぷらにしています。
●ふきのとうの天ぷらの作り方は→こちら
●よもぎのアクについての記事は→こちら
8 菜飯は 菜飯ふりかけを使うと簡単。
または「恵方巻き」に変更しても。
「恵方巻き」1本は 一人分には多すぎると思いますので 食べやすい大きさに切って 食べきれる量をお皿に盛ってください。
9 鶯餅は他の和菓子か季節の果物に変更でもOKです
ふきのとうについてふきのとうはフキの花芽になります。
→ふきとふきのとうの関係についての記事
ふきのとうの花言葉は「待望」「仲間」など。
ふきのとうは 春まだ寒い時期に芽を出します。「春を告げる野菜」として節分のメニューに加えると いつもと違う雰囲気になると思います。少し苦みがあるので大人向きです。
ふき味噌を使った料理を入れたるのもおすすめです。ふき味噌は冷凍保存ができますので ふきみそを作った時に小分けしてお料理に使う分を少しだけ残しておくと 便利です。ふき味噌を使ったレシピはこちらから
チコリと菜の花についてチコリの旬は年末から2月くらいまで。なので 節分の頃のお料理に最適。菜の花も旬は3月くらいまでです。色もきれいなので 節分やお雛祭りの時期におすすめの野菜です。
いわしは缶詰・五目豆はレトルトの袋入りを使っています。
食器は適当です。
旅行先で買ったものや 結婚式の引き出物、100均で買ったものもあります。
節分の献立を節約しながらそろえる
節分って ちょうどお正月の出費がかさんだ後だし
あまり お金をかけたくないですよね。
なので できるだけ金額を抑えれるような食材を集めてみました。
【買うもの】
五目豆(袋入り)
タコの刺身→ひとパックを3人で分けます
イワシの缶詰
生姜
蕪と蕪の葉(または 市販の漬物と「菜飯の素のふりかけ」)
煮物の材料(生あげ、高野豆腐、しいたけなど)
揚げ物の材料 少し
デザート用の和菓子か果物(こちらでは 普通の大福餅と抹茶を使いました)
お吸い物の具は冷蔵庫の中にあるもので作ります。
節分の献立の簡単レシピ
それぞれの お料理の作り方を説明しますね、
蕪の浅漬け
短時間で浸けますので 蕪は薄めにスライスします。
①蕪を薄く切ります。
②ポリ袋に調味料と蕪を入れます
・塩 小さじ半分
・酢 大さじ半分
・砂糖 大さじ半分
・だし少々
・赤唐辛子の輪切り少々(あれば)
と混ぜて 冷蔵庫で冷やしておきます
市販の「浅漬けの素」を使ってもいいです
煮物
有り合わせの材料で煮物を作ります
①生揚げは熱湯をかけて油抜きをします
②椎茸は石鎚をとり 飾り包丁をいれます。
③人参は5㎜ほどの厚さに切ります
④里芋は一口サイズに切って面取りをします
④水・ほんだし・砂糖・みりん・酒を煮立てて甘みを含ませてから
⑤しょうゆを入れて味付けをします
⑥青菜かサヤエンドウがあれば サッと煮て添えます
イワシの煮物の生姜添え
イワシの缶詰を使います。
①イワシの缶詰を小さな深皿に盛ります
②レンジにかけて軽く温めます
③千切り生姜を乗せます
蕪の葉の菜飯
サッとゆでた蕪の葉を混ぜた葉飯です。
春らしい香りのするご飯になります。
①ご飯を普通に炊きます
②蕪の葉を洗ってサッとゆでます
③水にとって冷やし固く絞ります
④細かく刻んで塩少々と混ぜておきます
⑤ご飯にサックリと混ぜます
白ごまやがあれば混ぜてください。
出しの素や塩昆布を混ぜても おいしいです。
時短にしたい場合は 市販の「菜飯の素 ふりかけ」を使っても。
お吸い物
冷蔵庫にあるものを使ってお吸い物を作ります。
こちらでは 花麩、つくね、三つ葉で作ってます。
結び三つ葉の作り方は→こちら
鶯餅(うぐいすもち)
用意するもの ・小さな大福もち(こしあんのものがいい)
・抹茶の粉
鶯餅の作り方
鶯餅の皮とアンは「普通の大福餅」と同じです。
形を鶯の形にして青きな粉を振るとうぐいす餅に鶯餅になります。
なので市販の大福餅を使って 鶯餅を作ってみました。
①大福もちを半分に切ります
②切り口を下にしてレモンの形に整えてください
②抹茶の粉を茶こしで振りかけます
あとは 五目豆・たこの刺身を皿に盛ります。
おわりに
簡単なレシピばかりだと思いますが、正直言って小皿が多くて 洗い片付けが大変なんです。すいません。
手間を省きたい場合は四角やオーバルのお皿に キレイに盛り付けると 片付けも楽です。
少し大き目のお皿を使って 菜飯ではなく 切り分けた恵方巻きも盛れば お茶碗も使わなくて済みます。
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