まだ肌寒い春の花と言えば梅。
梅と言えばウグイス。
うぐいす餅は早春にぴったりの和菓子で作り方も簡単です。
うちは 私と旦那と娘の3人暮らしなので デザートも3人分で作ります。今回はうぐいす餅を3個作ってみました。
うぐいす餅とは
時間もかからずにサッと作れますので 2月~3月のデザートや 節分などの行事食に添えたり お茶受けとしてもおすすめです。
最初に うぐいす餅について説明しますね。
作り方は 一般的に こしあんを作る→もち粉を見ずで溶く→溶いた生地を蒸す→すりこぎでよくつく→皮の大きさに伸ばしてアンを包む→うぐいすの形にして「青きな粉」を振るという手順になります。
つまり
白玉粉で大福餅を作って 青きな粉をまぶすだけ
なんですが
青きな粉が見つからない…
なので今回は100均などでも簡単に買うことのできる抹茶を使って作ってみました。
※青きな粉の説明は 下の方にありますので 関心がある方はご覧になってください。
うぐいすもちのレシピ
では うぐいすもちを作っていきます。
今回は 食後のデザートとして使えるように小さなサイズにしています。
【材料】
(うぐいすもち2個分)
・缶詰などのあん
・白玉粉 50g
・砂糖 50g
・抹茶の粉少し
・水 40~50㏄くらい
写真の「あん」は粒あんですが、こしあんの方が口当たりがいいので できたらこしあんがおすすめです。
白玉粉は もともとやわらかい出来上がりの粉です。でも 砂糖を混ぜると 時間が経ってもやわらかさが長続きします。時間をおいて食べる場合は 粉と同量くらいの砂糖を混ぜておいてください。
白玉粉はもち米を粉にしたものです。
なので 水と白玉粉を練ってレンジでチンすると「おもち」になります。
固くなるのを防ぐためにお砂糖を少しだけ入れています。すぐに食べる場合はお砂糖なしでもOKです。
【作り方】
お皿に少しだけ振るっておくと お餅がお皿にくっつきません。
白玉粉と砂糖に水を少しずつ入れて
耳たぶの固さになるまで練っていきます
水が多すぎたら粉を足して 固すぎたら水を足したらいいですが ずっとやってると 量が増えてしまいますので(笑)・・・ホントに少しずつ水をいれるようにしてください。
耐熱皿に置き平らにしてレンジにかけます。
最初は1分くらい。
必用なら様子をみながら少しだけ再加熱します
粉っぽさが残っているなら 取り出して 裏返して再度少しだけ加熱。
全体がもっちりしたらできあがりです。
裏返すときは濡らしたスプーンなどで。
加熱しすぎると固くなってしまうので注意してくださいね
熱いうちに濡らしたスプーンなどで3等分します
手のひらを濡らして生地を丸く伸ばして「あん」包みます。
あんは小さじ1杯ほどです。
おもちは 熱い時の方が伸ばしやすいです。
伸ばしにくい時は水を少し足してみてください。
あとで形は修正しますし 上から抹茶を掛けるのできちんと包めていなくても大丈夫です。
包んだ部分が下になるようにお皿に置いて
上から抹茶きな粉を振るいます。
形がおかしい時は 濡らしたおはしで微調整を。
周囲の抹茶きな粉は濡らしたティッシュなどで拭き取ります。
残ったあんは 小分けして冷凍庫に。
使うときは冷凍庫から出して自然解凍してください。
通販で入手できますので リンクを張っておきますね。
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うぐいすってどんな鳥?
春先 梅のほころぶ頃から「ほーほけきょ」と鳴くうぐいす。
この時鳴くのはオスのうぐいすで 鳴き声で自分の縄張りを主張しています。
春先だけ鳴く、という印象ですが、意外と夏くらいまで賑やかにしつこく鳴いています。
うぐいすとよく似た鳥でメジロというのがいます。こっちは チ、チ、チと細かく鳴きます。
見た目は どう違うかと言うと
うぐいすは全体に渋めの緑色で 黒い目
メジロは明るい緑色で目のまわりが白い
(だから「めじろ」なんですね)
うぐいすは警戒心が強いので梅の木で見かけるのはたいていメジロです。
羽の色と目の感じで簡単に見分けることができます。
→節分のメニューの献立。節約簡単レシピ
おわりに
2月のうぐいすもち。3月はよもぎもち。4月は桜餅。5月はかしわもち。そのあとは水菓子。
最近 年のせいか 洋菓子よりも甘い和菓子の方が好きです。
美味しいお茶があればさらに満足。
季節のお菓子のレシピは順次アップしていきますので よろしかったらご利用ください。
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