和菓子のあんには いくつか種類があります。その中でも代表的なのは「つぶあん」と「こしあん」。
あんこ好きの人の間では
つぶあん派か
こしあん派か
なんて議論もあるようですね。
つぶあんとこしあんの共通点と作り方の違い、使い方の違いなどについてまとめました。
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つぶあんとこしあんの違い
つぶあんもこしあんも 小豆(あずき)を茹でて砂糖と一緒に練って作ります。
ただ こしあんは 途中で
ざるなどで濾す
(皮と胚を取り除く)
↓
何度か水にさらす
↓
布で絞る
(皮と胚を取り除く)
↓
何度か水にさらす
↓
布で絞る
という工程がプラスされます。
なので こしあんはつぶあんよりも手間がかかっています。
つぶあんの良さ こしあんの良さ
どちらの「あん」がいいかは好みになりますが
私の周囲のこしあんが好きな人は
・こしあんは口当たりがいい
・こしあんはなめらかで上品
・こしあんの方が皮が口の中に残らない
・つぶあんを食べると喉につかえる
・赤福は絶対こしあん
・苺大福も絶対こしあん
・というか つぶあんは食べれない
・こしあんはなめらかで上品
・こしあんの方が皮が口の中に残らない
・つぶあんを食べると喉につかえる
・赤福は絶対こしあん
・苺大福も絶対こしあん
・というか つぶあんは食べれない
で 反対につぶあんが好きな人は
・つぶあんの食感が好き
・お豆を食べてる感じが好き
・おはぎはつぶあんが合うと思う
・どらやきもつぶあん
・草餅もつぶあん
・ぜんざいは絶対につぶあん
・どっちも好きだけどつぶあんの方が好き
・お豆を食べてる感じが好き
・おはぎはつぶあんが合うと思う
・どらやきもつぶあん
・草餅もつぶあん
・ぜんざいは絶対につぶあん
・どっちも好きだけどつぶあんの方が好き
と 言っています。
(こしあんは好きなのに つぶあん食べれないのは 私の娘です)
(ときかく「より固いものが好き」な私は噛み応えのあるつぶあんの方が好き派♪)
また 小豆の皮には 植物繊維が豊富に含まれています。
なので
胃が弱い方は こしあんの方がおすすめです。
お通じをよくしたい方は つぶあんの方がおすすめです。
つぶあんとこしあんの使い分け方は?
つぶあんとこしあん どちらを使うか
サックリとまとめてみますね。
薯蕷饅頭(じょうよまんじゅう)
ヤマノイモを使った皮を使ったやわらかい饅頭
→こしあん
ヤマノイモを使った皮を使ったやわらかい饅頭
→こしあん
桜餅(さくらもち)
薄く焼いた皮であんを包むものと、道明寺粉を使っておまんじゅうのように包むものがあります。両方とも 桜の葉でつつみます。
→こしあん、つぶあん
薄く焼いた皮であんを包むものと、道明寺粉を使っておまんじゅうのように包むものがあります。両方とも 桜の葉でつつみます。
→こしあん、つぶあん
ぼたもち・おはぎ
春に食べるときは 牡丹の花にちなんで「ぼたもち」、秋は萩の花にちなんで「おはぎ」と呼ぶと言われています。
→こしあん、つぶあん、白あん、きな粉、黒ゴマ等
春に食べるときは 牡丹の花にちなんで「ぼたもち」、秋は萩の花にちなんで「おはぎ」と呼ぶと言われています。
→こしあん、つぶあん、白あん、きな粉、黒ゴマ等
水羊羹
溶かした寒天にあんを入れて冷蔵庫で冷やし固めます
→こしあん、つぶあん
溶かした寒天にあんを入れて冷蔵庫で冷やし固めます
→こしあん、つぶあん
葛饅頭
葛粉で作った饅頭の真ん中にあんを入れます
→こしあん、つぶあん
葛粉で作った饅頭の真ん中にあんを入れます
→こしあん、つぶあん
どら焼き
→つぶあん
→つぶあん
柏餅
上新粉で作るお餅を柏の葉で包みます。端午の節句に食べます。
→こしあん、つぶあん、みそあん
上新粉で作るお餅を柏の葉で包みます。端午の節句に食べます。
→こしあん、つぶあん、みそあん
草餅
→つぶあん
→つぶあん
これは ホントに好みの問題なんですが
私的には
上品な和菓子・皮のキメが細かい小さなお茶菓子には「こしあん」
大き目の和菓子・素朴なおまんじゅうなどには「つぶあん」
が合うような気がします。
おわりに
ちなみに こしあんが手に入らない場合は 缶詰めのつぶあんをフードプロセッサーなどにかけるとこしあんとして使えます。
あんは冷凍できますので 余った場合は小分けして冷凍してみてください。
小さなおまんじゅうを作ったり 一口羊羹を作ったり 和風のパフェに添えたり。甘いものが欲しい時に便利です。
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