月見団子を白玉粉 上新粉 団子粉 で作って比べてみた

団子
米粉は製法の違いで何種類かに分かれています。

いつも私はお月見用のお団子などは白玉粉を使って作りますが 家には そのほかの米粉もあります。

上新粉やもち粉、団子粉で作ったらどう違うのか 実際にお月見用の団子を作って食感を比べてみました。

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月見団子の作り方

最初に一般的な月見団子の作り方を紹介しますね。

団子の作り方

①粉に水を少しずつ入れて耳たぶくらいの固さに練る。

②団子の大きさに丸める

③お湯を沸かして茹でる

④プカプカと浮いてきてから2分くらい放置

⑤お湯からあげて 冷水で冷ます


これで 普通の団子の出来上がりです。

きな粉や黒蜜をかけたり ぜんざいに入れたりして食べてください。

白玉粉 上新粉 団子粉の月見団子の食感の違い

さて では ここからは いろんな粉で団子を作ってみます。

使うのは

・白玉粉
・団子粉
・上新粉
・もち粉

の4種類です。

粉の出来上がりはメーカーや値段によっても違いますので 使った粉の画像を張っておきますね。
米粉の違い

粉の違いや原材料についての説明は→こちらから

上に書いてある作り方で 作った お団子がこちらです。
 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓

試食~
 

白玉粉の団子
白玉粉の団子
見た目はツヤツヤ。
さわるとプルプルです。

食べてみると
中もふ~んわり。
軟らかいお団子です。
 

もち粉の団子
もち粉の団子
見た目は ツヤがなく いかにも「お餅」です。
(もち粉なんだから当然ですね)

食べてみると もちもちとした餅のような食感です。
お団子というより「小さなお餅」←もち粉なんだから当たり前(しつこい)
 

団子粉の団子
団子粉の団子
見た目は普通の団子です
(団子粉だから当然だ とか言われそうですが…)
さわった感じは白玉粉の団子よりも少し固めで弾力があります。

食べてみると 白玉粉よりも噛み応えがあります。
 

上新粉の団子
さて 最後に上新粉で作ったお団子です。

実は この上新粉のお団子。
水に浮いてこないんです。

だから上に書いている団子の作り方の「水に浮いてから2分ほど沸騰させる」がよくわからないんです。

待っても待っても浮いてこないから いい加減火が通っているはずだと思って引きあげて氷水でしめました。

半分に切ってみるとこんな感じ。
上新粉の団子
 

・・・画像では伝わりにくいと思いますが。
団子を半分に切る
パサパサです。

食べてみると
固くなった残りご飯のような食感。

ちょっとさびしい感じの お団子です。
 

もともと上新粉の原料は「うるち米」です。
つまり いつも食べる「普通のお米」。

なので 上新粉を使う場合は「もちもち感」を出すために
白玉粉かもち粉を混ぜるお砂糖を混ぜると美味しいお団子ができます。
 

ちなみに
白玉粉ともち粉の原料は もち米
団子粉の原料は もち米とうるち米です。

冷蔵庫に入れて一日たつとどうなるのか

作ったお団子を 即 食べるという場合はいいですが

たいていは 少し時間をおいて食べることになるのではないかと思います。

なので 作ったお団子にラップをして一晩冷蔵庫に入れてみました。

結果発表~


 

白玉粉の団子(一晩冷蔵庫で保管したもの)
翌日の白玉粉で作った団子

翌日の白玉粉で作った団子

翌日の白玉粉で作った団子
一晩たっても うるうるツヤツヤのうらやましいお肌です。
半分に切っても 柔らかいし
食べてもふわふわ。

但し ツヤツヤすぎて お隣さんとくっついてしまうのが難点ですね。
 

もち粉の団子(一晩冷蔵庫で保管したもの)
翌日のもち粉の団子
若干 固くなっている気もします。

食べてみると 中心部が少しパサついている感じがします。
 

だんご粉の団子(一晩冷蔵庫で保管したもの)
翌日のだんご粉の団子
こちら さすが団子粉の団子

お隣サンともくっつかず
あまり固くもなっていません。
 

上新粉の団子(一晩冷蔵庫で保管したもの)

ええっと・・・
昨日の時点で「イマイチ」だった上新粉のお団子。

まさか 今日になって劇的に美味しく変化してはいないと思いますが
念のために試食しました。

結果は まあ 昨日並みか昨日以下ということで。

上でも書いていますが 上新粉を使う場合は もち粉か白玉粉か砂糖を混ぜて使うようにしてください。
 

最終結果ですが

お月見団子を作る場合
フワフワが好きなら白玉粉
固めが好きならだんご粉がおすすめです。

おわりに

今回は 粉と水だけのお団子を作りました。

文中にも書いていますが お団子を作るときは ほんの少しだけ お砂糖を混ぜると ほんのりと甘くやわらかく 時間が経っても固くなりにくいお団子ができます。

また 豆腐などを混ぜ込んで フワフワ感をアップさせる方法もあります。

レシピサイトなどでさがしてみるのも面白いと思います。

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