草餅 あんこなし。材料と作り方

草餅
庭のよもぎがふわふわと生えてきたので、少し早いですが 今年一番の草餅を作ってみました。

春一番の草餅なので 小さ目を少しだけ。

食事のデザートとして使えるような一口サイズの草餅にしています。

ひな祭りや端午の節句などの行事食に添えるのにもおすすめです。

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草餅をあんこなしで作る

草餅とはヨモギの葉(またはヨモギの粉末)を混ぜたお餅のことです。

ヨモギの繊維は とても強いです。包丁でさくさく切れるという感じではありません。できたらフードプロセッサーを使うといいのですが、量が少ない場合でしたらすり鉢でも そんなに手間がかかりません。 今回は 小さなすり鉢を使って草餅を作ります。

また 食事の後のデザート用にしますので アンコは入れないで作ります。食べるときに お好みできなこや黒蜜などを添えてください。
 

アンコは使いませんが
お餅に少しだけ砂糖を混ぜています。
砂糖を混ぜるとお餅が固くなりにくいからです。
甘いのが嫌い&時間をおかずに食べる場合は お砂糖抜きでもOKです。

草餅の材料

草餅の材料から紹介しますね。

草餅作りに用意するもの
 ・ヨモギ 30g~50g
 ・白玉粉 100g
 ・砂糖 少し(小さじ半分くらい)
 ・水80㏄位

 ・小さなすり鉢とすりこぎ
 ・ボール

写真の草餅は 白玉粉100gとヨモギ20gで作っています。もう少し 濃いグリーンにしたい場合はヨモギ30~40gに増やしてください。
 
ヨモギの食べごろは早春から5月くらいまで。土の上から5㎝ほど伸びているものが柔らかくエグミも少ないです。
ヨモギの見分け方

ヨモギの若い芽

あんなし草餅の作り方

では 草餅を作っていきます。

1.採ってきたヨモギをキレイに洗います。

すり鉢でする場合は 茎は取り除いておいてください。ヨモギは繊維がものすごく丈夫なので葉っぱだけにしておかないと ペースト状にするのがものすごく大変なんです。

フードプロセッサーを使う場合は 茎が残っていても大丈夫です。
 

2.ヨモギを茹でます。

お湯を沸かしてヨモギがやわらかくなるまでゆでます。
すり鉢の時は少し長め(3~5分くらい)に茹でてください。
茹でたら ヨモギを冷水にとり ざるにあげてギュッと絞ります
 

3.ヨモギをできるだけ細かくみじん切りにします

細い茎や葉っぱの筋みたいなところ(葉脈)などが残っていますので 刻んでおいてください。
 

4.ヨモギをすり鉢ですります

画像のすり鉢とすりこぎは ゴマなどをするときに使うものです。
ヨモギの量が少ない時は このくらいのすり鉢で大丈夫です。
すり鉢とすりこぎ
ヨモギをペースト状にする
一度に全部するよりも 少しずつにわけてすった方がうまくいきます。
大体ペースト状になったら完成です。
 

5.生地を作ります

白玉粉に砂糖を混ぜて 少しずつ水を入れてこねていきます。
白玉粉
白玉粉に砂糖を入れる
ヨモギのペーストも入れてさらにこねます。
耳たぶくらいの固さになるまで 少しずつ水を足していってください。
白玉粉とヨモギを混ぜる
 

6.レンジにかけます

耐熱皿に入れて ふんわりとラップをかけて500ワットで1分ほどチンします。
ラップをしてレンジにかける
 

取り出して 濡らしたフォークなどで少しこねてもう一度レンジへ入れて再度加熱します。
もう一度レンジにかける
うちのレンジなら再度1分の加熱ですが
レンジによっても違いますので様子を見ながら加熱してくださいね。

加熱しすぎると固くなってしまうので注意してください。
 

7.好きな大きさにちぎります

手を濡らして草餅をちぎります。
草餅をお皿に乗せる

ちぎるときのコツは「切る」ではなく「絞る」感じです。
親指と人差し指で「OK」の形を作って お餅をキュッと絞ると簡単にちぎれます。

また お餅の形が悪い時は ミカンの皮をむくように くるっとお餅の皮を上から下にむいてみてください。
 

8.黒蜜をかける

きな粉や黒蜜をかけてどうぞ。
草餅に黒蜜をかける

すぐに食べない分はラップをしておくといいです。
冷蔵庫に入れていても固くなりませんので翌日のおやつにもできます。

終わりに

庭には天ぷらにできる雑草やサラダで食べる雑草とかも生えています。
一通り食べたら あとは草むしりですね。

でも 翌年もまた生えてきますが。

春の庭は雑草の季節の始まり。

抜いても抜いても生えてくるヨモギや土筆(スギナ)は ホントに迷惑なんですが、春のこの時期だけは 美味しくいただけるので 少しだけ感謝です。

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